CSR、家庭内での各種制御や接続をシンプルかつシームレスに実現するCSRmesh(TM) Home Automationを発表
CSRの画期的なBluetooth(R) Smart向けメッシュ・プロトコルが、照明コントロールからIoTアプリケーション全般へと拡張最適化
CSR plc(ロンドン証券取引所 略号:CSR、NASDAQ 略号:CSRE、以下「CSR」)は本日、同社の革新技術であるBluetooth(R) SmartソリューションCSRmesh(TM)のアップデートを発表しました。CSRmesh Home Automationは、暖房、換気、エアコン、ドア施錠、窓のセンサーなど多彩な用途に最適です。CSRmeshは、ほぼ無数のBluetooth Smart対応センサーおよびアクチュエーターを簡単にネットワーク化できるので、スマートフォン、タブレット、PC、ウェアラブル・デバイス等からホーム・オートメーション全体を制御できるようになります。 昨年発表された最初のCSRmeshプロトコルは、照明制御に最適化されていました。CSRmesh Home Automationではこの機能を拡張し、ユーザーがメッシュ・ネットワークに追加したいと考える多様なセンサーまたはアクチュエータの制御を実現します。CSRのビジネス・グループ担当シニアバイスプレジデント、アンソニー・マレー(Anthony Murray)は、次のように述べています。「メッシュ・プロトコルの発表は、Internet of Thingsの分野にすでに画期的な可能性の拡がりをもたらしています。制御の為の伝送範囲が限定されず、ハブをも必要としないため、当社のお客様は、設定が容易で使いやすいスマートな各種照明機器をすでに市場に投入しています。開発者は、この最新バージョンを活用することで、スマート・ホームに期待するエンドユーザーの要望を満たす、便利で、安全性、拡張性にも優れたさまざまなホーム・オートメーション機器の開発を加速できるようになります」 CSRmeshは、その構成および制御プロトコルを、CSR101x(TM)ファミリーをはじめとするCSRの定評ある各種Bluetooth Smartデバイスと組み合わせています。このプロトコルでは、Bluetooth Smartによってネットワーク内の他の機器に送信されたメッセージが、さらに他のデバイスへと順次リレーされます。このプロトコルを搭載した機器は、複雑な設定やペアリング、さらにはルーターなどのアクセス機器さえ必要としません。このことは、エンドユーザーの日常的な使用を想定した場合に極めて重要な要素になります。また、Bluetooth Smart対応のあらゆるスマートフォン、タブレット、PC、ウェアラブル・デバイスから制御できるだけでなく、Bluetooth Smartに対応した照明スイッチやコントロール・パネルなど通常のリモコン機器で制御することもできます。 CSRが委託した最近の調査によれば、人々の「スマート・ホーム」関連機器やサービスへの関心はますます高まっています。たとえば回答者の72%が、利用する部屋に応じて自動的に点灯/消灯する照明を求めています。CSRmeshを使用するメーカーは、たとえば、ドアや窓が未施錠のとき、家電が通電されたままのとき、または煙検知器がオフになったとき等に自動的に通知が送信されるものなど、多様なホーム・コントロールを一括管理したり、特定の作動をユーザー側で管理できるような各種クラウド接続型ソリューションを開発することができます。さらにCSRmesh Home Automationでは、チップからクラウドを介してインフラ全体を制御できるので、世界中のどこにいても、家庭内をリモートで制御し監視することができます。 Bluetooth Smartメッシュの国際標準をできるだけ早急に策定するため、CSRはBluetooth SIG(Special Interest Group)のSmart Mesh Study Groupで協働しています。これについて、マレーは次のように述べています。「CSRは、Internet of Thingsの開発を支援していくことを使命としており、あらゆる互換デバイスの相互運用性を確保し、市場の成長を阻害する断片化を回避できるよう、Bluetooth SIGの中でBluetooth Smartメッシュの標準化にあたっています」 CSRmesh Home Automationは、2015年第2四半期初頭にリリースされる予定です。また、開発者が製品を迅速に市場に投入できるように、今後リリースされるHome Automationに対応済みのCSRmesh開発キットがすでに用意されています。これは、評価およびソフトウェア開発のための包括的なツールセットで、AndroidとiOSのソースコードも同梱されています。 本プレスリリースは2015年2月9日(現地時間)に、英国及び世界各国で同時に発表されたプレスリリースを翻訳したものです。 原文は http://www.csr.com/news/pr/2015/csrmesh-home-automation-brings-seamless-control-and-home-connectivity その構成および制御プロトコルをご参照下さい 関連リソース (動画:英語) •Android Wearを使ったCSRmesh コントロール: http://bit.ly/1BKCzvS •CSRのCES2015におけるラスベガスでのライトアップデモ(IoT) 「DJがCSRmeshで1000人のライトスティックをコントロール」: http://bit.ly/1BEJUR8 •CSRmesh 開発キットのデモ: http://bit.ly/1oTOTsn •CSRmeshの概要: http://bit.ly/1l1tSt7 •最新グローバル意識調査「消費者の目から見たホームオーディオ」 State of Play research report: http://bit.ly/1qZb6WJ ⇒本調査結果資料の日本語版(pdf)をご希望の方は、ご遠慮なくお知らせください 昨年12月下旬発表のプレスリリース(日本語)はこちらをご参照ください http://www.csr.com/news/pr/2014/japanese-state-play-research-reportCSRは、お客様が世界中のエレクトロニクス市場で成功をおさめるための様々な課題を解決し、変革の核となる技術を提供するため、妥協のない技術革新を進めています(push every boundary(TM))。ボイス&ミュージック、ドキュメント・イメージング、車載インフォテイメント、Bluetooth(R)Smart、屋内測位システム等の分野を中心に高性能な半導体、ソフトウェア、サービスの開発と、半導体チップへの集積を進めることで、人々のライフスタイルをより快適なものにし、途切れのないスムーズな接続とInternet of Thingsのもたらす真の恩恵を皆様にお届けします。詳細については、http://www.csr.com/japan/ をご覧ください。また、最新の情報は、テクニカル・ブログ、担当者ブログ、YouTube、Facebook、Twitterでも発信しています。CSRの無線オーディオ・コーデックであるaptX(R)の詳細については、http://www.aptx.com/ja をご覧ください。
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