現役薬剤師の業務・生活・人生観に関する実態調査

アポプラスステーション株式会社

患者さんから最も多い注文は「早くして」
薬剤師以外でなってみたい職業は男女ともに「医師」

クオールグループで医療系人材サービス事業ならびにCSO事業を手掛けるアポプラスステーション株式会社(所在地:東京都中央区日本橋、代表取締役社長:阿部安孝)は、全国の薬局に勤める20代~60代男女の現役薬剤師100名を対象に、薬剤師の仕事・生活・人生観に関するアンケート調査を実施しました。 【調査概要】 ・調査方法:インターネット調査 ・調査地域:全国 ・調査対象:薬局で働く20代から60代の現役薬剤師男女100名 ・調査時期:2014年11月 【調査結果のポイント】 <薬剤師の業務について> ・患者さんからよくある困った意見は「早くして」(39%)、「薬が足りない」(17%) ・自分が患者となって他の薬局で薬をもらうときに気になることは、「薬剤師トーク」(35%)、「薬局の清潔感」(18%) <薬剤師の生活について> ・仕事を追え白衣を脱ぐ瞬間に考えることは「夜ごはんのこと」(40%)、「家族のこと」(15%) ・お財布に平均的に入っている金額は「1~2万円」(45%)が最多 <パパ・ママ薬剤師の人生観について> ・薬剤師以外でやってみたい職業はともに「医師」がトップ(パパ28%、ママ18%) ・結婚相手の理想の職業は、パパが「薬剤師」(32%)、ママが「サラリーマン」(24%) 【調査結果の詳細】 <薬剤師の業務について>(n=100) Q1.患者さんからよくある困った意見といえばなんですか? 1位…「早くして!」(39人) 2位…「薬が足りない」(17人) 3位…「処方箋無しで薬が欲しい」(12人) 4位…「薬の説明を聞かない」(8人) 5位…「お薬シールだけ欲しい」(7人)    ※その他の回答:17名 ・「薬剤師あるある」な回答が続出! 「他の患者さんより先にして欲しい」、「バスがもう出てしまう」といった、“待ち時間”に関することが1位に。薬剤師にとってはよくあるシチュエーションが並びます。この他、「人生相談」、「薬代を安くして」、「ドクターへのクレーム」(各3人)といった回答もありました。 Q2.自分が患者となって他の薬局に薬をもらいに行くとき、気になることはなんですか? 1位…「薬剤師トーク」(35人) 2位…「薬局の清潔感」(18人) 3位…「OTCのラインナップ」(11人) 4位…「スタッフの対応」(9人) 5位…「待ち時間」(7人)    ※その他の回答:20名 ・一番気になるのはやっぱり「薬剤師トーク」! 圧倒的に多かったのが「薬剤師トーク」が気になるという意見。「服薬指導は聞く機会が少ないので、自分の参考にしたい」という意見もありました。また、やはり清潔感には目を留めてしまうようです。この他、「加算算定の内容」(4人)、「ジェネリックの対応」(3人)といった回答も。 <薬剤師の生活について>(n=100) Q1.仕事を終え白衣を脱ぐ瞬間に考えることといえばなんですか? 1位…「夜ご飯のこと」(40人) 2位…「家族のこと」(15人) 3位…「すぐ帰りたい!」(9人) 4位…「今日の振り返り」(5人) 5位…「残務のこと」(5人)    ※その他の回答:26名 ・半数近くが「夜ご飯」のことを考えている結果に 薬剤師にとって白衣を脱ぐ瞬間は一日の戦いの終わり。どうやらこの瞬間から、「夜ご飯」選びは始まっているようです。2位の「家族のこと」では、ママやパパから保育園や幼稚園の送り迎えといった意見も多くありました。この他、「つかれた」、「ホッとする」(各3人)なども。 Q2.お財布に平均的に入っている金額はいくらくらいですか? 1位…「1~2万円」(45人) 2位…「5千~1万円」(22人) 3位…「2~5万円」(13人) 4位…「5千円未満」(12人) 5位…「5万円以上」(5人)    ※その他の回答:3名 ・薬剤師のお財布の中身は、意外と堅実 「1万円~2万円」が約半数を占める結果となり、全体としては一般的な平均額と大きな差はなさそうです。一方、2万円以上入っている人も一定数いるのは、薬剤師の所得の高さと相関がありそうです。「10万円以上」と回答した人も3人いました。 <パパ・ママ薬剤師の人生観について>(n=100 ※パパ50、ママ50) Q1.薬剤師以外でやってみたい職業はなんですか? [パパ薬剤師] 1位…「医師」(14人) 2位…「教師」(7人) 3位…「ミュージシャン」(4人) 4位…「公務員」(4人) 5位…「パイロット」(4人)    ※その他の回答:17名 [ママ薬剤師] 1位…「医師」(9人) 2位…「OL」(6人) 3位…「教師」(6人) 4位…「保育士」(5人) 5位…「カフェ定員」(4人)    ※その他の回答:6名 ・「パパ薬剤師」、「ママ薬剤師」はやっぱり「医師」になってみたい! 薬剤師以外でやってみたい職業は、パパ・ママともに「医師」がトップとなりました。薬剤師を志望する人には、一度は医師を志したことがある人が多いこととも関連がありそうです。この他、「教師」もパパ・ママ共通で並びました。上記の表以外では、パパでは「建築家」、「SE」(各3人)といった理系職、ママでは「CA」、「看護師」、「パン屋」(各3人)といった職業を望む声がありました。 Q2.結婚するとしたら、どんな職業の人がよかったですか? [パパ薬剤師] 1位…「薬剤師」(16人) 2位…「職業は問わない」(7人) 3位…「OL」(4人) 4位…「調理師・栄養士」(3人) 5位…「MR」、「看護師」(3人)    ※その他の回答:17名 [ママ薬剤師] 1位…「サラリーマン」(12人) 2位…「医者」(9人) 3位…「公務員」(9人) 4位…「医療以外の仕事」(8人) 5位…「薬剤師」(6人)    ※その他の回答:6名 ・パパから見ると女性の薬剤師は大人気!ママは手堅い職業を好む傾向…? やってみたい職業とは反対に、パパとママで大きく異なる結果に。いわゆる「手に職」の職業で、子育てと仕事の両立ができる薬剤師は、パパにとっては心強い伴侶なのかもしれません。公務員、医者、サラリーマンなど、安定した収入が見込める男性が人気です。薬剤師を選んだママは6名と、意外と少ない結果になりました。この他にパパからは「文系女子」(2人)、ママからは「社長」(3人)といった意見も。

【アポプラスステーションについて】
アポプラスステーションは、1993年の創業以来、薬剤師・看護師等の医療専門職の人材派遣・職業紹介事業等〔現在のMJ事業(メディカルジョブセンター)〕を展開、2000年には、国内企業としては初めてCSO 事業に参入し、その後はCSO 事業を主力事業として、成長・発展を遂げてまいりました。2012年11月、調剤薬局大手「クオール株式会社」のグループ企業の一員となり、現在はクオールグループの関連事業の中核としてリーダーシップを発揮しております。
当社は、両事業を通じて「自らの幸福と企業の発展の合一」を目指し、働き手にとって職業選択における多様性を確保すべく、これまで以上に人財の育成・中長期でのキャリア支援に力を入れております。これからも、当社は人々の健康と豊かな生活の一助となることを願い、いままでの常識の枠にとらわれず、「限りなき成長」へと挑戦を続け、新たな価値を創出してまいります。

本件に関するお問合わせ先
アポプラスステーション株式会社
広報担当
TEL:0120-985-511 

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