トピー工業、鉄道輸送モーダルシフトでCO₂排出量65%削減
5社協働で環境負荷低減と物流効率化を実現
トピー工業株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 石井博美、以下「トピー工業」)は、株式会社アイ・テック(本社:静岡県静岡市、代表取締役社長 大畑大輔、以下「アイ・テック」)、日本貨物鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼社長執行役員:犬飼新、以下「JR貨物」)、浜松委托運送株式会社(本社:浜松市中央区、代表取締役社長 大野木俊介)および三八五通運株式会社(本社:岩手県紫波郡矢巾町、代表取締役社長:上條幸彦)と共に「モーダルシフト豊橋北上コンテナ輸送協議会」を設立し、鋼材輸送において鉄道を活用したモーダルシフトを実施します。本取り組みは、CO₂排出量の削減や物流の効率化等を目指し、鉄道輸送を取り入れたモーダルシフトを推進するものです。具体的には、トピー工業の豊橋製造所(愛知県)で製造された建築や土木向け等に使用される鋼材製品のアイ・テック北上D・M・C(岩手県)への製品輸送工程の一部で、従来のトレーラー輸送から新造した31ftコンテナを使用した鉄道輸送に切り替えます。これにより、輸送全体のCO₂排出量を65%(約170t/年)※1削減できる見込みです。また、長距離トレーラー輸送の運転時間を61%(2,256時間/年)削減し、ドライバーの負担軽減を図ることで、物流の2024年問題※2への対応にも大きく貢献します。
なお、本取り組みは、国土交通省の「物流総合効率化法」に基づく総合効率化計画の認定を受け、「モーダルシフト加速化緊急対策事業」および「モーダルシフト等推進事業」に採択されています。