西友、NPO法人マドレボニータへの助成決定
社会的課題の解決をサポートする「社会貢献活動助成プログラム」
ボディケア&フィットネス教室の無料提供で、産後女性の再就業を支援
合同会社西友では、国内で社会貢献活動に取り組む団体の事業に対して助成を行う「社会貢献活動助成プログラム」において、NPO法人マドレボニータ(東京都杉並区 代表理事 吉岡マコ 以下、マドレボニータ)に対する2014年度の助成を実施することを決定しました。マドレボニータはこの助成金により、産後ケアプログラムの無料受講制度をさらに拡大することが可能になります。
マドレボニータは、産後ケアの重要性を啓発するとともに、産前・産後の女性のためのボディケア&フィットネス・プログラムを研究・開発し、普及させることで、産後女性が子育ての導入期を健やかに過ごし、また、再就業に向けて心身ともに充分な準備ができるよう支援することを目的としています。
今回、西友は、マドレボニータが2011年3月から開始した「産後ケアバトン制度」という、法人や個人からの寄付により運用される制度に対して助成することを決定しました。この制度は、社会的に孤立しやすい、多胎児、障がい児を持つ母親やひとり親などに、無料でマドレボニータの産後女性向け「ボディケア&フィットネス教室」を提供するというもので、これらの母親たちに積極的に産後ケアプログラムに参加していただくことで、社会や職場への復帰などによる経済的自立を支援し、母親達の社会的孤立を予防するというものです。
今回の助成決定に関して、マドレボニータ代表理事 吉岡マコ氏より以下のコメントが寄せられています。
「今回の西友様からの助成金の決定につきましては、産後ケアプログラムの開発、研究、普及に取り組み、その重要性を啓発してきた私どもにとって、「産後ケア」の重要性が社会的に認知されつつあるということを示す象徴的な出来事であります。西友様からのご支援は、出産でダメージを受けた心身のケアが個人の自己責任として放置されることなく、社会全体で支えていくという理想的なヘルスケアのあり方を推進する力となり、その受益者の拡大や産後ケアの認知度向上を始めとした社会的な影響力は多大なるものになると確信しております。」
西友の「社会貢献活動助成プログラム」は、ウォルマート・ストアーズ・インクがグローバルで展開している社会貢献活動の方針に沿って、「女性の経済的自立支援」「食品寄付活動」「環境活動」「その他地域固有の活動」の4つの分野で活動を行っている団体に対して、助成金を拠出するものです。今後も、西友は今回のマドレボニータへの助成同様、女性の経済的自立支援をはじめ、社会的課題の解決に向けての支援を推進してまいります。
【NPO法人マドレボニータとは】
1998年より出産を経た女性の心身のヘルスケアプログラムの開発・研究・普及を行う。2014年8月現在、22名の認定インストラクターにより、全国約50カ所にて「産後のボディケア&フィットネス教室」を開催。2009年よりNECと協働でNECワーキングマザーサロン事業を展開。調査・研究事業として産後女性の声を集めた『産後白書1~3』を発行。杉並区をはじめ、行政と協働でカップル向けのエクササイズ&コミュニケーション講座も実施。
・第2回日経ソーシャルイニシアチブ大賞国内部門賞受賞
・第14回テレワーク推進賞奨励賞(雇用継続ならびに創出部門)受賞
代表理事:吉岡マコ 団体所在地:〒168-0071 東京都杉並区高井戸西2-12-23-301
【産後のボディケア&フィットネス教室について】
プログラムは1.出産で受けたダメージを回復させるための有酸素運動(バランスボールエクササイズ)、 2.産後の生活で失われがちな大人の会話を取り戻すためのコミュニケーション・ワーク、 3.肩こり、腰痛などのマイナートラブルのセルフケアの3本柱で構成されており、母となった女性に自分の力を発揮しながら心身ともに元気になってもらうことを目的としています。