びわこ成蹊スポーツ大学は12月9日（土）、ピアザ淡海（滋賀県大津市）において文化講演会「スポーツのこれから　怒らないコーチング！？～選手が自ら考え、成長する指導～」を開催する。2022年シーズンまでプロ野球球団阪神タイガースで監督を務めた矢野燿大氏による講演のほか、元バレーボール選手で一般社団法人「監督が怒ってはいけない大会」代表理事の益子直美氏（同大客員教授）、同大コーチングコースの望月聡教授が加わった3者の対談を実施。一方的に指導するのではなく、子どもや選手の自主性を重視するこれからのコーチングについて語り合う。要事前申し込み（先着400名）、参加費無料。




　スポーツには人々を幸福にし、社会を豊かにする力があると言われている。スポーツが本来持つ力を発揮するためには、その前提として、スポーツの「インテグリティ」（誠実さ、高潔さ、真摯さ）が守られていることが重要である。しかし、現在でもスポーツ界には、ドーピングや八百長、スポーツ指導における暴力、ハラスメント、ガバナンスの欠如など、インテグリティを脅かすさまざまな問題が存在している。
　そのような中で、近年、指導者が一方的に指導するのではなく、子どもや選手の自主性を重んじる「怒らないコーチング」に注目が集まっている。

　こうした状況を踏まえ、びわこ成蹊スポーツ大学ではこのたび「怒らないコーチング」をテーマにした文化講演会を開催。ゲストには、自主性を大切にして選手の可能性を信じる「オレたちの野球」で4年連続Aクラス入りという球団記録を達成した、前阪神タイガース監督の矢野燿大氏を招請する。
　第1部では、人気球団の選手、コーチ、監督としてどのように取り組んできたのか、矢野氏が貴重な経験をもとに講演する。
　第2部では矢野氏に加え、同大客員教授で一般社団法人監督が怒ってはいけない大会代表理事の益子直美氏、同大スポーツ学科コーチングコースの望月聡教授が登壇。選手や子どもを信じ、スポーツの本来の楽しさを追求してほしいという共通点を持つ3名が、これからの「怒らないコーチング」について語り合う。

　なお、この講演会は滋賀県競技力向上対策本部との共催で、2025年に開催する「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」に向けた取り組みの一環。
　さまざまなスポーツ現場で指導に携わる人や、教育・育児、職場などで悩んでいる人など、幅広い層を対象としている。概要は以下の通り。

◆文化講演会「スポーツのこれから 怒らないコーチング！？」開催概要
【日 時】2023年12月9日（土）　14:30～16:30（受付開始：14:00）
【会 場】ピアザ淡海（滋賀県立県民交流センター）ピアザホール （滋賀県大津市におの浜1-1-20）
【定 員】先着400名（定員になり次第、受付終了）
【申 込】下記の専用フォームから申し込み（12月8日（金）正午まで）
　https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScLkQmHPzTyYyrGoi-YOnymodJajUKgMIIT7mtTyieGHVz2nA/viewform　
【内 容】
・第1部・講演会（矢野燿大氏） 14:40～
・第2部・スペシャル対談（矢野燿大氏、益子直美客員教授、望月聡教授） 15:10～
・質疑応答　16:10～
※内容を変更する場合がございます。予めご了承ください。
【主 催】 びわこ成蹊スポーツ大学
【共 催】 滋賀県競技力向上対策本部
【URL】 https://biwako-seikei.jp/news/1312　


▼本件に関する問い合わせ先
企画広報部企画広報課
井田　仁美
住所：滋賀県大津市北比良1204番地
TEL：077-596-8421
FAX：077-596-8416
メール：koho@bss.ac.jp


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