4月23日はシェイクスピア没後400年 ― 今を生きるシェイクスピアを世界へ紹介

  • ブリティッシュ・カウンシル

-BBCと共同で特別プログラムをライブでオンライン配信-
-シェイクスピアを通じて英語を学べる無料オンライン講座をアンコール開講-

英国の公的な国際文化交流機関であるブリティッシュ・カウンシル(本部所在地:英国ロンドン、チーフ・エグゼクティブ:キロン・ディヴァン、日本オフィス所在地:東京都新宿区、駐日代表:マット・バーニー)はパートナーと共に、英国の偉大な劇作家・詩人シェイクスピアの没後400年にあたる2016年4月23日、オンラインにて今を生きるシェイクスピアを世界中の皆様に届けます。

<シェイクスピア没後400年を讃えるグローバルプログラム「Shakespeare Lives」>
 ブリティッシュ・カウンシルとGREATキャンペーン(*1)は、シェイクスピアの没後400年にあたる2016年の年頭より、その作品や文化、教育、社会への影響を讃える「Shakespeare Lives (シェイクスピア・リブズ)」(「シェイクスピアは生きている」の意)と題した大規模なプログラムを全世界で展開しています。

<4月23日、BBCとのパートナーシップにより『シェイクスピア・デイ・ライブ』開催>
 没日にあたる4月23日、BBCとのパートナーシップにより、『シェイクスピア・デイ・ライブ(Shakespeare Day Live)』として、世界中で視聴できるコンテンツを英国からライブ配信します。ジュディ・デンチ、イアン・マッケラン、デイヴィッド・テナント、エイドリアン・レスター、レイフ・ファインズ、サイモン・ラッセル・ビールら俳優陣のほか、キャロル・アン・ダフィー(詩人)、ジャーメイン・グリア(作家)、ローレン・カスバートソン(バレエダンサー) 、エドワード・ワトソン(バレエダンサー)、BBCスコティッシュ交響楽団、BBCコンサート・オーケストラなど豪華なアーティスト、団体が参加します。英国、ヨーロッパの若い芸術家たちによるシェイクスピアに着想を得た新しい作品などをオンライで公開されます。
 配信されるコンテンツは、BBCとブリティッシュ・カウンシルが共同で監修したものです。BBCの番組でお馴染みの、スージー・クライン、オレ・オデュバ、マシュー・スウィート、サラ・モーア=ピーチ、アンディ・アキンウォレレ、ジェイミー・マクドゥーガル、ケイティ・ダーハムが案内役を務めます。番組のコーディネーションは、バーミンガムのシェイクスピア・デジタルチームが担当します。ロイヤル・オペラ・ハウス、シェイクスピア・グローブ座、英国映画協会、シェイクスピア・バースプレイス・トラスト、ヘイ・フェスティバル、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーによる特別プログラムも公開します。
 コンテンツはbbc.co.uk/shakespearelivesにて視聴できます。BBCでは、その他のコンテンツも今後6か月間に順次公開予定です。
(※当日のプログラムは参考資料をご覧ください。)

<シェイクスピアを通して英語を学ぶ無料オンライン講座をアンコール開講>
 2016年1月に開講し、好評を博したシェイクスピアを通して英語を学ぶ無料オンライン講座(MOOCs)「Exploring English: Shakespeare」をアンコール開講します。開講期間は4月18日(月)~5月29日(日)の6週間で、各週2時間です。CEFR(*2):B1のレベル以上の英語力をお持ちの方であれば誰でも参加でき、期間内であれば何時からでもスタート可能です。シェイクスピア作品にまつわる言葉やシェイクスピアの生い立ちなどの紹介のほか、5人のシェイクスピア俳優が登場し、自身の経験や現代語訳のストーリーを朗読します。

Shakespeare Livesハッシュタグ:#ShakespeareLives

Shakespeare Lives日本サイト:www.britishcouncil.or.jp/shakespearelives

*1:英国のもつさまざまな可能性を全世界で紹介するキャンペーン
*2:ヨーロッパ言語共通参照枠。A1、A2、B1、B2、C1、C2の6段階に分けて、その言語を使って具体的に何ができるかという形で言語力を表します。


■ご参考資料 

『シェイクスピア・デイ・ライブ』プログラム
※4月20日時点の情報です。最新のプログラムや時間などは変更の場合もありますので、最新情報はbbc.co.uk/shakespearelivesをご覧ください。

<4月22日(金)>

SHAKESPEARE ODES: LIVE BROADCAST(シェイクスピア・オード 生中継)
英国夏時間19:30~21:30(日本時間23日03:30~05:30)
ホーリー・トリニティ教会、ストラトフォード・アポン・エイボン

シェイクスピアが洗礼を受け、埋葬された教会で開催される世界初演の記念コンサート。18世紀英国を代表する俳優で劇場支配人、そして現在の私たちが知るシェイクスピアの紹介者として知られるデヴィッド・ギャリックがシェイクスピアに捧げた頌歌を基にしたトマス・アーンの歌曲『オード・トゥ・シェイクスピア(Ode to Shakespeare)』を、合唱団「エクス・カテドラ(Ex Cathedra)」と「ザ・シティ・ミュージック(The City Musick)」が演奏します。また、桂冠詩人のキャロル・アン・ダフィーが作詩、サリー・ビーミッシュが作曲、俳優サム・ウェストが朗読を手がけ、本イベントのために書き下ろされた『ア・シェイクスピア・マスク(A Shakespeare Masque)』が初披露されます。プレゼンターはサラ・モーア=ピーチ。BBC Radio 3との協働による放送。


<4月23日(土)>

●BREAKFAST WITH THE BARD: LIVE BROADCAST(ブレックファースト・ウィズ・ザ・バード 生中継)
英国夏時間08:00~09:00(日本時間16:00~17:00)
シェイクスピアズ・ニュー・プレイス、ストラトフォード・アポン・エイボン

「シェイクスピア・デイ・ライブ」では、シェイクスピアが没するまで晩年を過ごした家「ニュー・プレイス」への独占アクセスを獲得。当地は現在、コンテンポラリー・ガーデンとして改装されており、シェイクスピアの孫娘夫婦が暮らした隣接する「ナッシュの家」と合わせた展示などが行われています。プレゼンターのスージー・クラインとゲストが、シェイクスピアの人物像や、家の歴史について語ります。本プログラムのために新しく制作されたアートワークや、23日にストラトフォード・アポン・エイボンで行われるイベントの紹介も予定。


●BBC BIRMINGHAM: LIVE BROADCASTS(BBCバーミンガム 生中継)
終日
メイルボックス、バーミンガム 

BBCバーミンガムから終日、プレゼンターのアンディ・アキンウォレレとゲストが、シェイクスピアに関するさまざまな事実や雑学などを映像と共にお送りします。インタラクティブな映像やバーミンガム大学と共同で開発したタッチスクリーンパネルを駆使して、アンディが私たちのシェイクスピアに関する先入観に挑戦します。BBCのイノベーションの要である「ブルー・ルーム(Blue Room)」から中継。


●THE COMPLETE WALK: LIVE BROADCAST(ザ・コンプリート・ウォーク 生中継)
英国夏時間11:00~11:30(日本時間19:00~19:30)
シェイクスピア・グローブ座、バンクサイド、ロンドン

シェイクスピアの全37戯曲をモチーフにした各10分の新作映像を、シェイクスピア・グローブ座が制作。特別なこの日、ウェストミンスター・ブリッジからタワー・ブリッジに至るテムズ川沿いに設置される37のスクリーンで上映します。そのオープニングを、プレゼンターのケイティ・ダーハムと共に祝います。


●HAMLET RETURNS: LIVE BROADCAST(ハムレット・リターンズ 生中継)
英国夏時間12:30~13:00(日本時間20:30~21:00)
シェイクスピア・グローブ座、バンクサイド、ロンドン

日本を含む世界のほぼ全ての国での2年に及ぶワールドツアーを経て、シェイクスピア・グローブ座制作の『ハムレット』が本拠地に帰ってきます。グローブ座のステージに凱旋するキャストとクルーを、ケイティ・ダーハムと芸術監督のドミニク・ドロムグールと共に迎えましょう。


●THE LATE PLAYS: LIVE BROADCAST(ザ・レイト・プレイズ 生中継)
英国夏時間17:30~18:30(日本時間24日01:30~02:30)
シェイクスピア・グローブ座、バンクサイド、ロンドン

キャンドルの灯りに照らされたサム・ワナメイカー・プレイハウスから、シェイクスピア後期のロマンス劇の特別パフォーマンスをケイティ・ダーハムと共にお送りします。ロマンス劇は、シェイクスピアの没後400年に向けて芸術監督のドミニク・ドロムグールが上演してきたものです。


●LIVE FROM MAILBOX: SILENT SHAKESPEARE WITH BFI (BFIのサイレント・シェイクスピア)
英国夏時間11:30~12:00(日本時間19:30~20:00)

BBCバーミンガム、メイルボックスからの2度目の中継では、アンディ・アキンウォレレが、英国映画協会(BFI)の無声映画担当キュレーターのブライオニー・ディクソンと共にBFIの『サイレント・シェイクスピア(Silent Shakespeare)』コレクションについて意見を交わします。また、シェイクスピア・グローブ座の作曲家とミュージシャンが音楽を手がけたシェイクスピア作品の無声映画コンピレーションとなる新作『プレイ・オン!シェイクスピア・イン・サイレント・シネマ(Play On! Shakespeare in Silent Cinema)』について、最近のソーシャルメディア活動についても語ります。


●OPERA AND BALLET WITH THE BARD LIVE BROADCAST FROM THE ROYAL OPERA HOUSE
(オペラ・アンド・バレエ・ウィズ・ザ・バード ロイヤル・オペラ・ハウスから生中継) 
英国夏時間13:00~14:00(日本時間21:00~22:00)
コヴェント・ガーデン、ロンドン

オレ・オデュバをプレゼンターに迎え、バレエとオペラの世界から素晴らしい音楽とパフォーマンスをお届けします。まずは、クリストファー・ウィールドンによる全3幕のバレエ『冬物語』のリハーサルをするロイヤル・バレエ団プリンシパルのローレン・カスバートソンとエドワード・ワトソンに密着。加えて、ケネス・マクミラン振付の名作『ロミオとジュリエット』からジュリエットが薬を飲むシーンと、シェイクスピア原作のヴェルディの傑作オペラ『オテロ』と『ファルスタッフ』の音楽を、リハーサル現場からお送りします。


●NEW SHAKESPEARE SONGBOOK: LIVE BROADCAST(ニュー・シェイクスピア・ソングブック 生中継)
英国夏時間14:00~15:00(日本時間22:00~23:00)
メイルボックス、バーミンガム

シェイクスピアは優れたソングライターでもありました。戯曲の多くに、歌が登場しています。シェイクスピアの没後400年を記念して、BBCとヨーロッパ放送連合(EBU)は「ニュー・シェイクスピア・ソングブック」を作るべく、ヨーロッパ各地のミュージシャンにシェイクスピアの文章を基にした新曲の制作を依頼しました。プレゼンターのアンディ・アキンウォレレが、シェイクスピアのソネットや戯曲、その詩に応えた現代のソングライターたちの作品を通して、ヨーロッパの音楽の旅へと案内します。


●SOUND OF CINEMA: LIVE BROADCAST(サウンド・オブ・シネマ 生中継)
英国夏時間15:00~16:00(日本時間23:00~24:00)
キング・エドワード・スクール、ストラトフォード・アポン・エイボン

BBCコンサート・オーケストラが、シェイクスピア映画の音楽を演奏します。ローレンス・オリヴィエの『ヘンリー五世』、ピーター・グリーナウェイの『プロスペローの本』、ケネス・ブラナーの『から騒ぎ』のスコアをフルオーケストラで、シェイクスピアを愛してやまない首席指揮者キース・ロックハートの指揮でお送りします。プレゼンターはマシュー・スウィート。


●DREAM ON: LIVE BROADCAST(ドリーム・オン 生中継)
英国夏時間19:00~20:00(日本時間24日03:00~04:00)
ビュート・ホール、グラスゴー大学

王立スコットランド音楽院とグラスゴー大学、グラスゴー美術学校の学生たちとBBCスコティッシュ交響楽団のコラボレーションによる、音楽とダンス、デジタル・インスタレーションとイギリス手話(British Sign Language)の喜びに満ちたプログラム。『夏の夜の夢』にインスパイアされた、4つの互いにつながりあう作品から構成されたパフォーマンスで、デイヴィッド・テナントがこのために録音した朗読も披露されます。本プログラムのキュレーターは、ナショナル・シアター・オブ・スコットランドの現アソシエイトプロデューサー、グラハム・マクラーレン。歌手のジェイミー・マクドゥーガルがプレゼンターを務めます。

以上

ブリティッシュ・カウンシルについて
ブリティッシュ・カウンシルは、1934年に設立された英国の公的な国際文化交流機関です。世界100以上の国と地域で英国と諸外国の文化交流活動を推進しています。日本では60年以上の歴史を誇り、教育と文化を通じて、英国と日本を結ぶ架け橋になることを目指しています。ウェブサイト:www.britishcouncil.or.jp

本件に関するお問合わせ先
ブリティッシュ・カウンシル
広報・マーケティング部
162-0825:東京都新宿区神楽坂1-2
E-mail:pr@britishcouncil.or.jp

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組織名
ブリティッシュ・カウンシル
ホームページ
https://www.britishcouncil.jp/
代表者
ノウルズ マシュー
上場
非上場
所在地
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂1-2
連絡先
03-3235-8031

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