ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニー(本社: 東京都千代田区、代表取締役プレジデント: デイビッド・R・スミス)が主催する、第4回『ジョンソン・エンド・ジョンソン コンタクトレンズ リサーチ アワード』の受賞者が下記のとおり決定いたしました。
『ジョンソン・エンド・ジョンソン コンタクトレンズ リサーチ アワード』とは、優れたコンタクトレンズ関連の研究論文を発表された研究者に授与される賞で、コンタクトレンズに関連する眼科領域の研究と、それに携わる若手眼科医の支援を目的に2011年に創設いたしました。
第4回目となる今回も、全国の若手眼科医より多数の応募があり、木下茂先生(京都府立医科大学 眼科学 教授)をはじめとする医学専門家によって構成される選考委員会での厳正な審査の結果、大阪大学医学部眼科学教室 助教の高静花(こう しずか)先生が選ばれました。受賞論文は、コンタクトレンズの球面収差補正効果に 関する研究です。本研究は、異なるレンズ度数における球面および非球面ソフトコンタクトレンズの球面収差補正効果をテーマとした過去に報告がなかった研究であり、独創性の高い画期的な研究として、また、今後の臨床に おいても有用な内容であることが選考委員会で評価され、今回の受賞となりました。
2014年11月13日(木)に実施された第68回日本臨床眼科学会共催セミナーにおいて、本賞および記念品の贈呈と高先生による記念講演が行われました。また受賞とともに、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーより、高先生が所属する大阪大学医学部眼科学教室に、来年度以降の研究を助成するための 奨学寄付金を、授与いたします。
【第4回ジョンソン・エンド・ジョンソン コンタクトレンズ リサーチ アワード 受賞者】
高 静花(こう しずか) 先生 (大阪大学医学部眼科学教室 助教)
≪受賞論文≫
Efficacy of spherical aberration correction based on contact lens power
≪受賞者コメント≫
この度は、第4回ジョンソン・エンド・ジョンソン コンタクトレンズ リサーチ アワードという大変名誉ある賞を受賞することができまして大変光栄に存じます。私は、コンタクトレンズ装用眼の視機能に興味を持ち、研究に取り組んでまいりました。コンタクトレンズの開発は安全性、利便性の向上だけでなく、装用中の視機能にますます重点がおかれると考えられます。今後も「コンタクトレンズと視機能」というテーマを研究の大きな柱の一つと考えて、コンタクトレンズ装用者の視機能の向上に貢献できるような研究を展開したいと思います。今回の受賞を励みにして、コンタクトレンズ分野の研究の発展に少しでも貢献できるよう、また何より、一人でも多くのコンタクトレンズ装用者のお役に立てるよう尽力していきたいと思います。
2011年に創設された『ジョンソン・エンド・ジョンソン コンタクトレンズ リサーチアワード』は、本年度をもって終了させていただくこととなりました。これまで本アワードに多くの支援をいただき、御礼申し上げます。今後、ジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョンケアでは、日本にとどまらず、グローバルでの研究支援活動を行っていきます。現在、下記特定領域での研究提案を募集しています。詳しい募集内容については、以下をご確認ください。
■ジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョンケアでは、研究提案を募集しています
1.紫外線と人間の目に関する研究提案
紫外線による老化を始めとする目の健康に関する領域
(白内障発生、老視及び、角膜、網膜、結膜の縁部の変化など)
紫外線による眼障害で地理的、民族的、職業等の要素に基づく疫学研究
屋内及び屋外の紫外線や、若年層のUV被ばくによるリスクの増大に関する研究も対象範囲
UVカットコンタクトレンズの人間の眼組織の保護効果に関する分析及び、その方法、測定技術及び、臨床試験の評価項目。コンタクトレンズと眼鏡・サングラスの保護効果に関する比較
2.コンタクトレンズの装用に関連した涙液層安定及びマイボグラフィーに関する研究提案
マイボーム腺の画像分析や涙液層安定と相関関係のある臨床実験の結果
(眼瞼縁結膜上皮障害(Lid wiper Epitheliopathy)、自覚症状、生理学)
コンタクトレンズの種類や装用時間による、マイボーム腺の変化度合の分類
研究提案の応募は、ジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョンケアのIIS (研究者の発案に基づく研究)の申請手続きに沿って英語にてご提出頂きます。応募詳細は、下記リンクよりご覧下さい
http://www.acuvueprofessional.com/investigator-initiated-studies
申請に関するお問い合わせについては、臨床研究管理者に、メール(RA-VISUS-IISRequests@its.jnj.com)または、電話(+1-904-443-1525)で直接お問い合わせ下さい。
<ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーについて>
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーは、1991年に世界初の使い捨てコンタクトレンズ、 アキュビュー(R)を日本に導入して以来、常に使い捨てコンタクトレンズ市場をリードし続けてきました。 現在、様々なユーザーのニーズにお応えするため、13種類のタイプの異なる使い捨てコンタクトレンズをラインアップしています。
アキュビュー(R)はジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社の登録商標です。
- 本件に関するお問合わせ先
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ジョンソン・エンド・ジョンソン(株) ビジョンケア カンパニー
ジョンソン・エンド・ジョンソン(株) ビジョンケア カンパニー
101-0065:東京都千代田区西神田3-5-2
TEL:03-4411-6356 FAX:03-4411-7186