SAS、データ・ビジュアライゼーション・ソフトウェアの最新版「SAS(R) Visual Analytics 7.1」を国内提供開始

~企業のビジネス課題を解決するためのアナリティクス機能、ビジュアライゼーション機能、Hadoop対応などを強化~

SAS Institute Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉田 仁志、以下 SAS)は、ユーザーのフィードバックをもとにした、データ探索とデータ・ビジュアライゼーションの最新アップデートである「SAS(R) Visual Analytics 7.1」を国内で提供開始しました。小規模なデータからビッグデータまで、柔軟に対応するデータディスカバリ型のインメモリ・アナリティクスとして、大幅な改善を行っています。

SAS Visual Analytics 7.1における機能拡張では、顧客からのフィードバックに基づき、アクセス対象データソースの拡張やデータ探索とビジュアライゼーション機能、レポーティングやモバイル機能、そして環境管理機能など広範囲において拡張が施されています。企業は顧客との関係性強化や離反防止、営業効率向上やリスクの低減などさまざまな課題解決に役立てることができます。また、新たにSAP HANAからの高速データ・ローディングを可能とし、各種Hadoopのサポートも強化しています。

SAS Visual Analytics最新版の主な新機能
■ゴール探索:
従来から提供されている時系列予測(シナリオ分析)の拡張機能。目標を設定すると、目標を達成するために取るべきアクションを示唆してくれる機能です。例えば、売上や利益等の将来目標値を設定すると、この目標を達成するためには広告費や材料費などの要因データ値をどうすれば良いのか、つまりどのようなアクションをとれば目標を達成できるのかを自動的に教えてくれる最適化機能です。
■パス分析:
Sankeyダイアグラムを使って、物事の流れを可視化する機能です。代表的な活用例としては、小売業界における顧客の買い回り分析やWeb上のクリックストリームの導線分析、金融業界では、資金の流れを可視化したり、物流では、まさに物の流れと量を容易に捉え、早期の課題発見につなげることができます。
■レポーティング機能の拡張
 ・レポートレベル・プロンプト:複数セクションにまたがり適用されるフィルタの活用
 ・ポップアップで関連情報をビジュアルに表示:レポート内の気になる点をクリックするとポップアップで関連情報がビジュアルに表示
 ・利用可能チャートタイプの拡張:ベクトルプロット、バタフライ、株価(高値-安値)チャート、株式数とボラティリティ、バブルチェンジ・プロットなどを追加
 ・アニメーション可能なチャートタイプを拡張
 ・カテゴリー項目値を任意の順序で並び替え
 ・レポートのPDF出力と印刷
 ・Microsoft Officeアプリケーションとの連携強化:SAS Visual Analyticsのレポート内データを容易にExcel, Word, PowerPointなどに取り込み現場担当者の業務効率、生産性を向上など、数多くの機能が拡張されています。
■SAP HANAからの高速データ・ローディング:
従来から対応している、Oracle、Pivotal、Teradataの各クラスタからの並列高速データ・ローディングに加え、新たにSAP HANAからSAS Visual Analyticsのインメモリ分析エンジンへのデータ・ローディングが高速化しました。SAP HANAに蓄えられている大量のデータを高速に、取り込み、即座に集計・分析・ビジュライズが可能となり、業務効率の劇的な改善に貢献できます。
■モバイルアプリ:
SAS Visual Analyticsで作成されたレポートの共有を実現します。インターフェースを一新し、さらに使いやすくなりました。最新版OSにも対応しているため、iOSタブレットとAndroidタブレットの両方でレポートをインタラクティブに共有することができます。
■Hadoopのサポート強化:
SAS Visual Analyticsは、Hadoopオープンソース・ビッグデータ基盤のディストリビューションであるCloudera ImpalaとPivotal HDのサポートを開始しました。

SAS Visual Analyticsは、低価格な4コアの単一サーバー(SMP)機からHDFSを使った汎用PCサーバーの並列システム(MPP)をサポートし、高い拡張性を提供します。また、サーバー課金型で利用ユーザー数は柔軟に拡張可能です。

2012年にSASがSAS Visual Analyticsをリリースして以来、世界中のあらゆる規模の企業がデータ探索とデータ・ビジュアライゼーションの重要性を認識するようになりました。今では2,600社以上がSAS Visual Analyticsを導入し、新規導入企業は増え続けています。

SAS Visual Analyticsに関する詳細は、こちらをご参照ください。
http://www.sas.com/ja_jp/software/business-intelligence/visual-analytics.html

SAS Visual Analyticsがどのようにビジネスに貢献しているか、またITユーザーがセルフサービス型ビジネス・アナリティクスになぜ注目しているのか、その詳細については、「A new breed of BI(英文)」(http://www.sas.com/en_us/whitepapers/new-breed-of-bi-107246.html)をご覧ください。

<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、革新的なソリューションを通じて、70,000以上の顧客サイトに、パフォーマンスを向上し、より正確で迅速な意思決定を行う支援をしています。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万3千名、日本法人約250名(http://www.sas.com/

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

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この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

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