主な展示製品と見どころ
「
“ハカル”からはじまる物流改革」をメインテーマに掲げ、計量器内蔵ピッキングカートや採寸計量器など、秤の技術を応用した最新の機器・システムを出展します。
また本展では、3つの
“ハカル(測る・計る・量る)”をキーワードに、新型「AMRピッキングカート」の自律走行デモンストレーションを交えた「物流課題解決プレゼンテーション」を実施します。AMRピッキングカートと自動出荷ラインの組み合わせで、出荷工程全体の作業時間短縮と精度向上を実現し、物流2024年問題対策をご提案します。
入荷から出荷までをトータルサポートし、物流DXを実現するTERAOKAの物流ソリューションを、ぜひ会場でご体感ください。
1.サイズを”測る” 入荷ソリューション
商品のサイズマスターを作成し、容積計算によって梱包箱サイズを最適化
採寸計量器「SIZEGATE(サイズゲート)」は、商品を計量台に載せてゲートをくぐらせるだけで誰でも簡単正確に計測を完了し、サイズ・重量・写真データをWMSなどのシステムに登録できる採寸計量器です。商品サイズを正しく把握することで最適な梱包箱を選択でき、棚の保管効率やトラックの積載効率向上に繋がります。
登録データを「計量器内蔵ピッキングカート」に連携すると、商品のサイズ情報とオーダー数に応じてオーダー単位での容積計算が可能。あらかじめ最適な梱包箱を選定してからピッキングすることで、ピッキング後の詰め替え作業が不要になります。
また、SIZEGATEで撮影した商品写真がカートのモニターに反映されるため、商品写真と実物を照合しながらピッキングでき、誤ピック防止に繋がります。
▲採寸計量器「SIZEGATE」
2.数量を”計る” ピッキングソリューション
重量検品機能を搭載した「AMR型※ピッキングカート」で生産性を向上
人とロボットの協働を実現するAMRに寺岡精工が長年培ってきた重量検品ピッキングのノウハウを融合した、新型「AMR型ピッキングカート」を初出展します。1台につき4件分の出荷データを受信すると、最適なルートで指定のロケーションまで自律走行。作業スタッフがピッキングを完了すると次のロケーションへ自律走行するため、作業者の無駄な移動を防ぎ、作業負荷軽減や人員配置の最適化を実現します。
また、カート本体に内蔵された秤で商品の重量をチェックしながらピッキングすることで、作業ミスを徹底的に撲滅します。ピッキングと同時に重量検品を行うことで、後工程の検品作業は不要。作業時間短縮にも貢献します。
※Autonomous Mobile Robot:自律走行が可能な搬送ロボット
▲AMR型ピッキングカート
さらに、業界最多のラインアップを誇る「計量器内蔵ピッキングカート」シリーズから最新機種を出展。大量少品種のオーダーに対応した低床2マルチ、少量多品種のオーダーに対応する8マルチ、通路幅の狭い環境で活躍する3マルチ、部品など小さくて細かいアイテムに対応したカウンティングの4タイプから、作業環境や取り扱いアイテム、出荷頻度に応じて最適なシステムを選択いただけます。
▲低床2マルチ
▲カウンティング
▲8マルチ
▲3マルチ
3.重量を”量る” 出荷ソリューション
送り状貼り付け・梱包箱の採寸計量・仕分け作業を自動化
出荷ラインのコンベヤー上で、オートラベラーによる送り状の自動貼付、自動採寸計量器「SMART QBING」による荷物の重量・サイズの採寸計量、そして重量・サイズ・行き先などの情報に応じた仕分けまで、一連の作業を自動化する、出荷の自動化ソリューションです。ヒューマンエラーを防止し、出荷作業を大幅に効率化します。さらに、SMART QBINGで計測した荷物の情報を運送会社にデータ連携でき、荷確定にかかる作業を削減。荷主と運送会社の連携を強化し、2024年問題解決に貢献します。
▲自動採寸計量器「SMART QBING」
『16回 国際物流総合展 Logis-Tech Tokyo 2024』 概要
■会期:2024年9月10日(火)~13日(金) 10:00~17:00
■会場:東京ビッグサイト(東京国際展示場)東1~8ホール
■ブース番号:東5ホール 5-502