iGAイスタンブール空港、SAS Customer Intelligence 360の導入により増収を達成

コンデナスト・トラベラー誌の「2022年世界のベスト空港」に選ばれたiGAイスタンブール空港は、
アナリティクスを活用した新しいデジタル・エクスペリエンスを提供し、
旅客にとって魅力的で効率的な、楽しめる環境を整備

データとAIのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、世界最大級の空港であるiGAイスタンブール空港が、SAS® Customer Intelligence 360( https://www.sas.com/ja_jp/solutions/customer-intelligence/marketing.html )を導入したと発表しました。同空港では、空港での滞在時間をより快適なものに向上させる革新的な方法を常に模索していました。SAS Cutomer Intelligence 360の導入により、同空港では、専用のモバイル・アプリを変革し、タイムリーで高度にパーソナライズされたコミュニケーションと、空港利用者の滞在を最適化する環境を整備しました。その結果、顧客満足度の向上と収益の大幅な増加が実現し、 会員制サービスである「iGA Passサービス」の登録者数は2桁増となりました。

SASとの提携以前、iGAイスタンブール空港のモバイル・アプリは主に情報ハブとして機能し、旅客が操作することでトランザクション処理が発生していました。iGAのビジョンは、顧客それぞれのユニークなニーズにミクロレベルで対応し、高度にパーソナライズされたコミュニケーションを実現するためにアプリを変革することでした。SASとPartner Republic(SASがカスタマー・エクスペリエンス設計で提携するパートナー企業)の技術を利用して、膨大な量の行動・取引・申告データを分析することで、iGAイスタンブール空港は、旅客ごとにパーソナライズされたオファーや情報を個別に提供できるようになりました。それにより、受動的なカスタマー・エクスペリエンス・ツールであったアプリを能動的なツールに変え、強力な収益源に変革することに成功しました。

SASおよびPartner Republicが連携することで、iGAイスタンブール空港は利用者とのコミュニケーションの方法だけでなく、顧客とやりとりする際のエクスペリエンス全体をモダナイズしました。SASが提供するアナリティクスと自動化の機能を活用することで、同空港は合理的な報告メカニズムによって顧客への理解を深め、大幅な効率改善に成功しています。

アナリティクスがカスタマー・エクスペリエンス(CX)を再構築

iGAイスタンブール空港は、アナリティクスを以下のように活用することでCXを強化しています。
  • AR (Augmented Reality: 拡張現実) :空港内の小売・飲食エリアを利用する際に、ARショッピングテクノロジーによるアプリ内のガイダンスを利用して、興味ある場所にスムーズに移動できるようになりました。ユーザーは買い物中に、SAS Customer Intelligence 360により利用可能となったWhatsAppサービスやバーチャル・アシスタンス・サービスによるサポートを受けることができます。です。
  • カスタマージャーニーの最適化:ストレス度合いに応じて空港でのカスタマージャーニーをパーソナライズできるようになりました。空港内の複数のポイントでガイダンス・コミュニケーションが提供され、iGA Pasサービスにより旅の時間を短縮できます。ストレス・レベルの高いポイントでは、iGA Passサービスを利用して時間短縮が可能なポイントへと誘導されるようになっています。
  • モバイル決済:駐車場での支払いで、モバイル決済を選択できるようになりました。
  • ビーコン技術:ビーコン技術は、iGA Fast Trackサービスを提供するターミナル・ゲートなどの主要な場所では、旅客のモバイル・デバイスにリアルタイムで通知を行い、入国プロセスを効率化して、空港内を移動する旅行者の貴重な時間を節約します。
  • iGA Pass:空港ラウンジ、ファスト・トラック、バギーなど、快適さを重視したサービスを提供する会員制サービスです。SASソリューションおよびPartner Republicとの連携により、旅程の適切なタイミングで、利用者に合ったオファーとパーソナライズされた情報をiGA Pass会員に提供しています。

SAS Customer Intelligence 360について
SAS Customer Intelligence 360は、市場をリードする高度なオーディエンス創出、ターゲティング、アクティベーションにより、マーケティング担当者を従来の顧客データ・プラットフォームの枠を超えた、マルチチャネルのマーケティング・ハブに変革しています。これにより、リアルタイムで、高度にパーソナライズされた、AI主導の意思決定、オファー、コミュニケーションの提供が可能になります。

SASマーテック・ソリューションを活用している企業の詳細は、こちら( https://www.sas.com/en_us/customers.html#filterlist=cbo130 )で紹介しています。


*2024年6月20日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリース( https://www.sas.com/en_us/news/press-releases/2024/june/iga-istanbul-airport-ci360.html )の抄訳です。
本プレスリリースの正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。

SASについて
​​SASはデータとAIのグローバルリーダーです。SASのソフトウェアと各業界に特化したソリューションが、データを信頼できる意思決定に変換します。SASは「The Power to Know®(知る力)」をお届けしています。 ​

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

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この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

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