大阪工業大学(学長:井上晋)は本学の時代に先駆ける研究を広く発信したいと、「研究力」をテーマにした連載を本学ホームページの「研究室VOICE!」内で開始します。初回は8月5日、建築学科 河野良坪教授の「住みやすさを創造する『建築環境工学』」です。9月以降も研究者を1人ずつ取り上げ、毎月5日の発信を予定しています。
【本件のポイント】
● 本学ホームページの「研究室VOICE!」内に「研究力」の連載開始
● 文体は会話形式、図や動画を多用し、先端の研究を分かりやすく説明
● 時代をけん引する研究に取り組む200研究室から毎月1教員を紹介
本学は1922年の学園創立以来、最新の技術を常に研究・開発し、社会と共に歩んできました。あらゆる工学系分野を網羅し、最先端の施設・設備を使って時代をけん引する研究に取り組んでいます。巨大な設備や高性能な機器を有し、企業との共同研究も多数実施しています。現在は、文系、理系、文理融合の4学部17学科に総数200を超える研究室があります。この度、本学の研究力について中高生や一般の方にも分かりやすく伝えたいと、研究を紹介する連載を開始します。研究紹介は専門用語や理論など難解な表現が交じりがちですが、今回の連載では文体を会話形式にし、図や動画を多用することで理解しやすいように工夫しています。
1. 公 開 日 :2024年8月5日(月)14:00
2. 教 員:河野良坪教授(こうの・りょうへい)
3. 所 属:工学部建築学科
4. テ ー マ :住みやすさを創造する「建築環境工学」
5. U R L :
https://www.oit.ac.jp/japanese/voice/pickup/1_A-kono.html
【記事の概要】
「建築環境工学」とは、住みやすい空間を創造するための環境について、空気・熱・光・音の4側面から考える学問です。河野研究室では、主に空気環境と熱環境、その次に光環境に関する研究を進めています。風の流れや温度変化、光の分布などについてシミュレーション・実験・実測を元に分析することで、建物内が快適な住環境となるよう整えたり、街区や緑地など屋外での設計手法を考えたり、熱中症や火災などのリスク・災害への対策の実現を目指しています。
今回の記事では、風の流れを把握するためにコンピューターを使って流体の運動方程式を解く「CFD解析」の概要をはじめ、解析技術を使った研究として、街の歩行環境改善や音楽ホールの空調気流予想、火災発生時の避難行動予測などを図や動画も使って説明。更に、昨今活用の進んでいる深層学習を取り入れた研究も紹介しています。
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人常翔学園 広報室
石村、木下
住所:大阪市旭区大宮5丁目16番1号
TEL:06-6954-4026
メール:Koho@josho.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/