BASFとPragati、SuCCESSコードでバイオベースのフットウエアソリューションの透明性とトレーサビリティを強化

BASFとPragati、SuCCESSコードでバイオベースのフットウエアソリューションの透明性とトレーサビリティを強化
  • ​​​​​​SuCCESSコードは、ヒマシ油およびその誘導体(バイオベースのポリウレタンなど)を認証する世界初のグローバル基準

BASF (本社:ドイツルートヴィッヒスハーフェン)は、世界初のトウゴマ(caster bean)プログラム「Pragati」(プラガティ)と提携し、フットウエア業界向けのバイオベースソリューションに対する認証されたトレーサビリティを導入しました。Pragatiは、統一された基準であるSuCCESSコード(Sustainable Castor Caring for Environmental and Social Standards)に基づいて設立され、認証された持続可能なヒマシ油の基準を設定しています。

BASFパフォーマンスマテリアルズ事業本部 アジア太平洋地域のシニア・バイスプレジデントであるアンディ・ポスルスウェイトは次のように述べました。
「フットウエアセグメントは、BASFにおける持続可能なソリューションの実現の最前線にあります。認証済みのトレーサブルでバイオベースのポリウレタンソリューションの提供により、BASFはアジア市場におけるフットウエアビジネスの環境にやさしいソリューションに対する需要を満たすことが可能な良い立ち位置にいます。」
SuCCESSコードによるバイオベースのフットウエアソリューションの透明性とトレーサビリティ

持続可能なフットウエアソリューションに対する需要は、消費者の意識の高まりとともに着実に増加しています。フットウエアブランドやメーカーは、コスト、性能、品質を損なうことなく、製品の持続可能性を向上させることを明確な目標としています。バイオベースのソリューションは、化石資源の消費を削減することで持続可能性を向上させます。さらに、ヒマシ油は非食用のトウゴマの種子から得られ、乾燥した地域や半乾燥した地域でも栽培でき、水の必要量も少なくなります。乾燥豆も長期間の保存が可能です。

「また、このバイオベースのソリューションを他のセグメントでも適用拡大することを目指しています。」とポストルスウェイトは付け加えました。

BASFとPragati、SuCCESSコードでバイオベースのフットウエアソリューションの透明性とトレーサビリティを強化

Pragatiは2016年5月にインドのグジャラート州で立ち上げられ、この地域は世界のトウゴマ供給の約70%を生産しています。この地域では導入以来、7,000ヘクタール以上の一般的に半乾燥の土地がSuCCESS持続可能性コードに従って農業されています。7,000人以上の農家が訓練、監査、認証を受けています。74,500トン以上の認証トウゴマ量はこの地域の地方政府が公表した収量よりも36%高くなっています。

※この資料はBASFが2024年7月1日にシンガポールで発表した英語のプレスリリースをBASFジャパンが日本語に翻訳・編集したものです。
※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。


■BASFのパフォーマンスマテリアルズ事業本部について
BASFのパフォーマンスマテリアルズ事業本部は、プラスチックに求められる持続可能性への変革の最前線にいます。BASFの製品は、トランスポーテーション、消費財、インダストリアルアプリケーション、建築・建設という4つの主要産業分野にイノベーションをもたらすため、世界中のお客様と共同で開発をすすめています。私たちの研究開発は、プラスチックに関するすべての工程(プラスチックジャーニー)であるMAKE(製造)、USE(使用)、RECYCLE(リサイクル)に焦点を当てています。製造段階では、製品の設計から原材料の選択、製造工程に至るまで、プラスチックの製造方法を改善します。使用段階では、軽量性、堅牢性、耐熱性といったプラスチックの強みを強化します。製品のライフサイクルの終段には、循環型経済を実現するためにどのようにプラスチックジャーニーを終了させるかを検討する「リサイクル」段階があります。2023年、パフォーマンスマテリアルズ部門の世界売上高は72億ユーロを達成しました。詳しい情報は、https://www.performance-materials.basf.com をご覧ください。

■BASFについて
BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く総合化学会社です。持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、経済的な成功とともに環境保護と社会的責任を追及しています。また、全世界で約112,000人の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献しています。ポートフォリオは、6つの事業セグメント(ケミカル、マテリアル、インダストリアル・ソリューション、サーフェステクノロジー、ニュートリション&ケア、アグロソリューション)から成ります。2023年の BASFの売上高は689億ユーロでした。BASF株式はフランクフルト証券取引所(BAS)に上場しているほか、米国預託証券(BASFY)として取引されています。BASFの詳しい情報は、https://www.basf.com をご覧ください。


本件に関するお問合わせ先
BASFジャパン株式会社
広報事務局 (カーツメディアワークス内)
TEL:03-6427-1627
basf@kartz.co.jp

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組織名
BASFジャパン株式会社
ホームページ
https://www.basf.com/jp/
代表者
石田 博基
上場
非上場
所在地
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町3-4-4OVOL 日本橋ビル3階
連絡先
03-5290-3000

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