地球環境をめぐる様々な課題に新たな発想で挑む人材を育成するため、武庫川女子大学は2025年4月、女子大初の環境共生学部を開設します。新学部開設に先立ち、フィールドワークを起点とする教育の内容や魅力、開設の意義を広く発信するため、7月21日(日)13時から、中央キャンパス公江記念講堂で、環境共生学部開設記念シンポジウム「地球がよろこぶ明日をつくる―”環境共生”という約束―」を開催します。
武庫川女子大学は理系、文系、音楽からスポーツまで12学部20学科の幅広い学びの領域を持ち、近年は建築学部、経営学部などを次々に開設して女性活躍のフィールドを広げています。学生数は全国女子大で最多の約1万人。その武庫川女子大学が、13番目の学部、21番目の学科として新たに挑むのが2025年4月に開設する環境共生学部環境共生学科です。文部科学省の「大学・高専機能強化支援事業」に選定。自然科学系学部の拠点・浜甲子園キャンパスで、温室効果ガスの排出や生物多様性の減少、海洋・土壌汚染など、地球が抱える様々な課題に迫ります。
環境共生学部では、1年前期から始まる「フィールド・環境施設実習」、4年間の学びを貫く「実践型社会連携プロジェクト」、環境保全系、環境共生系、環境資源応用系の3つの領域から興味に応じて自在に科目が選べる自由度の高いカリキュラムなど、特色ある学びを予定。1年後期の基礎実験、複数の研究室を巡る2年次のラボローテーション、3年次の環境技術実験、4年次の卒業研究と、段階的に研究者としての知識とスキルを高めます。
シンポジウムでは新学部の魅力を伝えるとともに、人と地球の持続可能な未来について考えます。
第1部では「体当たりフィールドワークで気づいたこと」と題し、株式会社TOKIO副社長の国分太一さんが特別講演。
第2部では「環境と共生~人は地球のために何ができるのか~」と題し、国分さんをはじめ、国立環境研究所 生物多様性領域 副領域長で武庫川女子大学環境共生学部長就任予定の青野光子さん、同環境共生学部 環境共生学科長就任予定の來海徹太郎さん、株式会社モンベル代表取締役会長兼CEOの辰野勇さんによるパネルディスカッションを行います。コーディネーターはフリーアナウンサーの八木早希さん。
国分さんはTOKIOのメンバーとして1994年にデビュー。アーティスト、タレント、MCなど様々な顔を持ち、グループとして日本テレビ「ザ!鉄腕!DASH!!」や、個人としても数多くの番組にレギュラー出演中。2021年より株式会社TOKIO副社長としても活動の幅を広げ、2022年から福島県西郷村で「TOKIO-BA」というフィールド開拓事業も行っています。
参加者2000人を募集中(小学生は保護者同伴)。参加無料。お申し込み多数の場合は抽選となります。
お申し込みはこちら(
https://yab.yomiuri.co.jp/article/mukojosympo )から。
▼本件に関する問い合わせ先
武庫川女子大学
広報室
住所:西宮市池開町6-46
TEL:0798453533
メール:kohos@mukogawa-u.ac.jp
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