関西大学の文化会美術部「白鷲会」は、1924年(大正13年)に画家の鳥海青児氏(1902~72、本学経済学部卒)を中心に「関西大学洋画研究会」として創部されました。創部100年を機に、その歴史を振り返るとともに美術部が輩出した美術家や、美術部ゆかりの美術家の作品を展示する夏季企画展「関西大学の美術家たち」展を、6月24日(月)から7月26日(金)まで関西大学博物館特別展示室で開催します。
【本件のポイント】
・関西大学の美術部「白鷲会(はくしゅうかい)」が今年で創部100年を迎える
・6月24日(月)から関西大学博物館特別展示室で記念展覧会「関西大学の美術家たち」を開催
・100年の歴史を写真や資料などで振り返るとともに、関連の美術家の作品を展示
「関西大学の美術家たち」展における展示は約80点。鳥海氏の油彩画「埴輪」をはじめとするOB・OG画家の作品や、白鷲会のこれまでの歩みを物語る貴重な写真や資料などで構成されます。1924年に鳥海青児氏らが並んで撮影した展覧会場での記念写真をはじめ、年代ごとに実施した作品展の会場風景、アトリエでの制作風景、ライブペインティングやコロナ禍でのオンライン合評会など、これまでの「白鷲会」の長い歴史を振り返るものが集められています。
大正期に洋画研究会として活動をスタートさせた白鷲会は、絵画だけでなく、彫刻などを含めた幅広いアートを手掛けつつ100年の歴史を歩んできました。戦後は津高和一氏や須田剋太氏といった有名画家が指導に訪れていた時期もあり、大阪市立美術館が主舞台だった白鷲会展は、新聞に展評が掲載されるなど注目されました。その後場所を移しながら現在も展示を継続。1960年代にはエッセイ集「白鷲」を編むなど、部員の創作意欲が美術の枠を超える時期もありました。OBには大阪市の梅田芸術劇場前に設置された「交響―空へ―」などの作品で知られる彫刻家の森口宏一氏(1930~2011、本学経済学部卒)らがいます。
<関西大学美術部白鷲会 創部100周年記念「関西大学の美術家たち」の概要>
【期 間】 2024年6月24日(月)~7月26日(金)
【時 間】 10:00~16:00(入館は15:30まで)
【休館日】 日曜日・祝日 ※7月15日(月・祝)は開館
【場 所】 関西大学博物館 特別展示室(関西大学千里山キャンパス 簡文館内)
【観覧料】 無料
【主 催】 関西大学博物館、関西大学美術部白鷲会創部100周年記念事業実行委員会
▽イベント詳細
https://www.kansai-u.ac.jp/Museum/info/detail.php?i=446
▼本件の詳細▼
関西大学プレスリリース
https://www.kansai-u.ac.jp/ja/assets/pdf/about/pr/press_release/2024/No18.pdf
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