株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村吉弘)が編集する資格情報専門誌『稼げる資格』(編集長:乾喜一郎)は、社会人の資格活用における満足度や自己効用感についてアンケートを実施しましたので、その結果をご報告いたします。
なお、結果については『稼げる資格』2014年下半期版でも紹介しています。
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「メンタル面での社会人の資格の活用に関する調査」結果概要
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<調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査対象:20~49歳の現在仕事についている男女のうち、資格取得者を対象
調査時期:2014年7月25日~8月1日
有効回答数:300名
■資格と「自己効用感」の関係
資格を活用している人は、78%が「自分は役立っている」と認識。
調査は資格取得者のうち、「資格を活用している人(以下、資格活用者)」「資格を持っているが役立っていないと考えている人(同、非活用者)」および「資格を持っていない人(同、非取得者)」の3者に対して同じ設問を問いたものです。「あなたは社会や誰かのために役に立っていると思うか」という自己効用感についての設問では、資格活用者は「思う」「どちらかといえば思う」が78%と多くを占めたのに対し、非活用者では49%、非取得者では31%にとどまり、大きな差が見られました。
■資格と「キャリア満足度」の関係
資格活用者の「仕事・人生への満足度」は約2倍高い。
さらに大きな違いとなったのはキャリアへの満足度。「自分の仕事や人生における満足感を感じているか」という設問に対し、資格活用者の64%が「思う」「どちらかといえば思う」と回答しました。一方、非取得者は34%、非活用者はさらにそれよりも低い29%にとどまりました。資格の勉強の過程で、視野や知識の広がり、合格による他者からの評価だけではなく、自己投資により現在の仕事や、これまでの経験に対する意義付けが促されていることが要因ではないかと考察しています。
■『稼げる資格』編集長 乾喜一郎が読み解く、資格選びに大切なことは自分の「主観的な評価」!
アンケート結果より、資格活用者・非活用者・非取得者間において、ストレスや将来性への不安という点ではなく、「自己評価」の点において大きな違いが出ており、資格で重要なのは「取得」よりも「活用」であるということがわかりました。そのため資格選びの際には、求人データや将来性といった客観的な指標にばかり左右されるのではなく、自らの興味・やりがいなど、自分が活用できると思えるような「主観的な評価」を重視することが必要と考えられます。
※『稼げる資格』2014年下半期版
本誌内では、当該記事「資格を取るとメンタルが強くなるって本当?」をはじめ資格活用者47人への「永く稼げる秘訣」実態インタビューや、653資格の稼げる度・学び方の最新データなどにより、業界・職種未経験者にとって有用な資格活用を提案しています。
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