佐賀県と丸善＆ジュンク堂書店は、本日８月５日（火）、丸善＆ジュンク堂書店の都内３店舗、及び　丸善＆ジュンク堂ネットストアの特設サイトにて、「読書の時間をギフトする」をテーマとした、女性書店員が選んだ県の名産品と本を組み合わせたギフトセット、「ほんのひととき　～本と、半径１mの、おくりもの。」を発売開始しました。

　佐賀県にとって、書店との商品共同開発、販売は初めての取り組みであり、また、丸善＆ジュンク堂　書店にとっても、自治体と共同での商品開発、販売事業は初めてです。

　ジュンク堂書店池袋本店など、都内３店舗の店頭に、「ほんのひととき」の特設コーナーを設置。お菓子やお茶、器、小物などの佐賀県の名産品と本１冊を組み合わせた１１種類のギフトセットが、商品をセレクトした女性書店員による手書きＰＯＰ風のメッセージカードと共にディスプレイされ、来店されたお客様の目を引いていました。

　また、本日１１時からは、池袋のサンシャインシティにて、発売を記念したＰＲイベントを開催しました。丸善＆ジュンク堂書店を代表し、丸善＆ジュンク堂ネットストアを運営する株式会社HONの代表取締役社長 工藤淳也が登壇。「出版事業は約２０年間で１兆円も売上を失っています。特に、電子書籍やスマートフォンなどにより、生活のなかで本を読む時間が減っていることが原因だと考えています」と語り、本商品の魅力について、「本のキュレーターである書店員の、『お客さまにこういう気持ちで読んでもらいたい』という想いを詰め込んだ、贅沢なセットだと思います」とアピールしました。

　佐賀県知事の古川康は、「一人の本好きとして、本を読む素敵な場所や時間などをつくれないかと思っていました。それが今回のコラボレーションとして実現しました。佐賀県がお勧めしたい県産品と、書店員の方が選んだ本を組み合わせることで、今あまり本を読まなくなった人にも、本を読む時間の魅力をお伝えできると思います」と、発売にあたっての抱負を語りました。

　また、読書好きの著名人として、女優・タレント・ニュースキャスターとして活躍するホラン千秋さんがゲスト出演しました。「浴衣を着る機会がなかなかないので、このまま花火大会に行きたいです。今日は行けないので、浴衣を着ているこのひとときを楽しみたい」と、白地にブルーグリーンの鉄線縞糸の涼やかな浴衣姿で登場。「贈りたい人に、贈りたいものが見つかるギフトセットだと思います。遠くに住んでいる友人や、おばあちゃんはもちろん、普段半径１ｍにいる人たちに、なかなか伝えられない感謝の言葉を添えて、この夏に贈って欲しいと思います」と、商品に対する感想を語りました。


＜『ほんのひととき　～本と、半径１mの、おくりもの。』　商品概要＞
発売日　：　2014年8月5日（火）
発売場所　：　
◇都内3店舗　ジュンク堂書店　池袋本店、丸善　丸の内本店、ジュンク堂書店　吉祥寺店
◇丸善＆ジュンク堂ネットストア特設サイト　http://hon-no-hitotoki.jp
価格帯 　： 4,849円（税込）～7,074円（税込）
商品概要 ：
「読書の時間をギフトする」のテーマのもと、丸善＆ジュンク堂書店の女性書店員が、読書の時間を届けたい相手や本を読んでもらいたいシーンを想定し、お菓子からお茶、器、小物などの佐賀県の名産品と本１冊を独自の視点でセレクト。いわば、「本を読むひととき」をプレゼントするためのギフトセットをつくりました。

ネーミングやパッケージデザイン等のクリエイティブ・ディレクションは、カンヌ国際広告祭をはじめ、国内外の数々のアワードを受賞している渡辺潤平氏が担当しています。

購入ターゲットは、東京エリアに住む世の中の情報に敏感な、こだわりを持つ３０代女性が中心。彼女たちから、友達や家族など大切なひとへ、また自分自身に、ささやかだけど特別な読書の時間を贈る商品として活用頂くことを見込みます。