この「根本的改革への道のり:デジタルイニシアティブの状況と期待される大きな成果(The Road to Reimagination: The State and High Stakes of Digital Initiatives)」と題されたレポートでは、800社を超えるグローバル企業*4を対象とし、これまでに実施したデジタル関連の投資、得られた成果、および将来の期待を調査しました。デジタル消費者経済を迎えようとする今、この調査ではグローバル2000企業が変革の原動力となる5つの技術、-すなわちビッグデータとアナリティクス、クラウドコンピューティング、モバイルおよびパーベイシブ・コンピューティング、ソーシャルメディア、ロボティクスと人工知能(AI)-をどのように使い、デジタルな根本的改革を進めると共に、コアとなるビジネスモデル、製品とサービス、ビジネスプロセス、および職場を変革しているかが検証されました。
■注釈
1. デジタルイニシアティブとは、デジタル化への取り組みあるいは新規構想戦略のことを指します。
2. リーダー企業とは、そのデジタルイニシアティブがフォロワー企業のデジタルイニシアティブと比較して10倍以上の売上増に繋がった企業であるとTCSは定義しています。
3. 2011年から開始したこの調査に先立ち、TCSは以下のデジタル技術に関して以下の4件のグローバル・トレンド・レポート(Global Trend Report)のための調査を実施しています。
- 大規模企業でのクラウド・アプリケーション導入状況(The State of Cloud Application Adoption in Large Enterprises)
- 新しいデジタル・モバイル消費者 - 大規模企業はこれにどのように対応しているか(The New Digital Mobile Consumer: How Large Companies are Responding)
- ビッグデータから得られ始めている大きなリターン(The Emerging Big Returns on Big Data)
- デジタル・フィードバックをマスターする:最良の消費者企業はソーシャルメディアをどのように使っているか(Mastering Digital Feedback: How the Best Consumer Companies Use Social Media)
4. 北米、欧州、中南米、およびアジア太平洋地域の13の産業に属する大規模企業から、820名のエグゼクティブが調査対象となりました。回答企業の平均年売上高は258億ドルです。