-顧客ニーズに迅速に対応し、応用評価結果を伴うトータルソリューション型提案を可能に-
DIC株式会社(社長執行役員:池田尚志)の子会社であるDIC South Asia Private Limited(本社:インド・ムンバイ、以下「DSA社」)とIDEAL CHEMI PLAST PRIVATE LTD. (本社:インド・バドラプール、以下「IDEAL社」)は、共同で自動車用塗料やインフラ建設に使用するコーティング用樹脂などの応用評価施設として「DIC South Asia Private Limited Application Lab」(以下「DSAアプリケーションラボ」)を24年2月に開設しました。
インドに開所した「DSAアプリケーションラボ」の外観と開所式の様子
当社は年率9%近い成長を誇るインドのコーティング用樹脂市場を有望市場と捉え、2019年に買収を完了したIDEAL社の第二工場の新設(2024年2月生産開始)など、インドにおけるコーティング用樹脂事業を積極的に展開しています。
今後、現地の顧客ニーズにいち早く応え、樹脂製品の提供・提案のみならず、配合処方、加工見本の提供を含むトータルソリューション型提案を実現するため、このたびコーティング用樹脂などの応用評価施設として「DSAアプリケーションラボ」を開設しました。同施設はIDEAL社の管理する工業エリア内にDSA社が設備を提供する形で共同運営し、オープンラボとして運用します。今後、顧客のオープンラボ来訪も想定し、更なる顧客サービスの向上を目指します。
<施設概要>
施設名称:DIC South Asia Private Limited Application Lab
所在地 :Plot No -W96(A), MIDC Mankivali, Badlapur (E), Dist. -Thane Maharashtra -421503
運用開始日:2024年2月5日(月)より
保有設備:スプレーブース、サンドミル、塩水噴霧試験機、他コーティング用樹脂関連応用評価装置全般
施設内観
以上
-DIC株式会社について
DICは日本で有数のファインケミカルメーカーのひとつであり、DICグループの中核企業です。DICグループは、世界全体でSun Chemical Corporationを含む約190の子会社によって構成され、60を超える国と地域で事業を展開しています。グループ全体として、人々の生活に欠かせない包装材料 、テレビやPC等のディスプレイに代表される表示材料 、スマートフォンなどのデジタル機器や自動車に使用される高機能材料を提供するグローバルリーディングカンパニーと認知されています。これらの製品を通じて、社会に安全・安心、彩り、快適を提供しています。DICグループは持続可能な社会を実現するため、社会変革に対応した製品や社会課題の解決に貢献する製品の開発にグループ一丸で取り組んでいます。連結売上高1兆円を超え、世界全体で2.2万人以上の従業員を有するなか、DICグループはグローバルで様々なお客様に寄り添っていきます。詳しい情報は、
https://www.dic-global.com/ をご覧下さい。