城西大学(埼玉県坂戸市、藤野陽三学長)の経営学部・志田崇准教授のゼミ活動が令和5年度「彩の国埼玉環境大賞」の奨励賞を受賞。2月8日、表彰式が埼玉県さいたま市であり、大野元裕埼玉県知事より表彰を受けました。
「彩の国埼玉環境大賞」は、SDGsなど環境・社会・経済の統合や環境保全に取り組む事業者・個人・団体を表彰し、その功績をたたえています。受賞の対象となったのは、「坂戸市と連携したごみ分別動画作成」及び「環境ボランティア活動推進」。「坂戸市と連携したごみ分別動画作成」は環境経営が専門の志田准教授のゼミ生が、スマートフォンや電気シェーバーなどに使用されるリチウムイオン電池分別の啓発動画を作成。全国でリチウムイオン電池を原因とする火災が発生する中、市から発火事故の映像や廃棄物の分別一覧表などの提供を受けて取り組みました。
動画は1本5分ほど。ゼミ生が数名のグループごとにわかれて作成し、市の担当職員が審査員としてコンテスト形式のプレゼンテーションを実施しました。審査員からは「市が作成したアプリと自分たちの動画とを組み合わせて解説し、市民にわかりやすい内容となっていてとても良かった」と称賛されました。参加学生は「わかりやすさとテンポの良さを重視し、市マスコット(さかろん)の起用や子ども向けは関心を集めやすいよう、クイズを取り入れるなど工夫をこらしました」と手応えを語りました。コンテスト最優秀動画は、市の公式HP・YouTubeに掲載され、住民の環境意識の向上に貢献しました。また、「環境ボランティア活動推進」は坂戸市と連携した洗剤や石鹸の活用など環境学習講座支援などの活動となり、2019年より現在も継続して進めています。
こうした一連の活動が「社会課題に対し、生徒たち若者のアイデアを活かす、次世代の人材育成にもつながる取り組み」と評価されました。志田准教授は「彩の国埼玉環境大賞の奨励賞受賞ということで、長年のゼミナールとしての活動が評価され、大変励みになります。ゼミナールのテーマである『SDGs達成に向けた企業の経営戦略の研究』を引き続き進め、学生が体験的な学びを深めながら、地域貢献も行えるような活動を今後も行っていく所存です」と話しています。
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
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