京急線は全線100%再生エネルギー由来の電力で運行!

京急線のご利用がカーボンニュートラルの実現に繋がります

京浜急行電鉄株式会社(本社:横浜市西区,社長:川俣 幸宏,以下 京急電鉄)は,2050年度末に京急グループ全体の温室効果ガス排出量実質ゼロを目指す長期環境目標「京急グループ 2050年カーボンニュートラル」に基づき,2024年4月1日(月)から京急線全線において運行に使用する全電力を再生可能エネルギー由来の電力(以下 再エネ電力)に置き換え,実質CO2排出量ゼロで運行します。
京急電鉄では,2021年8月の空港線における運転用電力をはじめとして,再エネ電力への置き換えに積極的に取り組んできました。今回,2023年6月から再エネ電力に切り替えた久里浜線6駅(京急久里浜~三崎口駅)における業務用電力(※1)を除く京急線全線の運転用電力および業務用電力に,東京電力エナジーパートナー株式会社の「グリーンベーシックプラン」(非化石証書を活用した電力)を導入することで,全路線再エネ100%で運行します。これにより年間約100,000t-CO₂,一般家庭に換算すると約39,000世帯分(※2)のCO2排出量が実質ゼロとなります。
「京急グループ 2050年カーボンニュートラル」では中間目標として,2030年度末において温室効果ガス排出量2019年度比30%削減を設定していますが,今回の取り組みにより2024年度には約55%削減(※3)と早期に大幅な目標達成を見込んでおり,今後もカーボンニュートラルの実現に向けた野心的な取り組みを進めてまいります。また,従業員の通勤や出張にともなう排出量(サプライチェーン排出量)の削減に取り組む企業も増加するなか,羽田空港や品川といった日本の玄関口をつなぐ鉄道路線として,カーボンニュートラルな路線の実現を通じて社会全体のCO2排出量削減にも寄与してまいります。
京急グループでは,今後もカーボンニュートラルへの取り組みを加速することで,サステナブルな社会の実現に貢献していきます。
※1 駅構内照明,空調,駅務機器,踏切,信号などが対象
※2 環境省「令和4年度家庭部門のCO2排出実態統計調査(速報値)」から算出
※3 2022年度の鉄道事業におけるエネルギー使用量等をもとに試算
京急線全線における再エネ電力を活用した運行について

1.開始日
2024年4月1日(月)
2.「グリーンベーシックプラン」のスキーム
非化石証書について:
太陽光発電や風力発電,水力発電など非化石電源により発電されたエネルギーの「環境価値」を証明書にして発行するものです。
3.対象路線
京急線全線における運転用電力および業務用電力
・営業キロ:87.0km
・駅数:72駅 ※泉岳寺駅の業務用電力は除く
・年間使用電力量:219,382,608kWh(2022年度実績)
※2023年6月から実施している,久里浜線6駅(京急久里浜~三崎口駅)の業務用電力に再エネ電力を導入する「エキトモでんき」の取り組みについては継続します。
4.削減相当量
CO2換算約100,038t(一般家庭 約38,925世帯分)

参  考

京急グループにおけるこれまでの取り組み実績について
1.京急グループにおける温室効果ガス排出量実績および削減目標
温室効果ガス排出量の実績と目標
2.鉄道事業以外における主な再エネ活用事例
3.公共交通機関へのモーダルシフトの推進:ノルエコ
 鉄道をはじめとする公共交通機関は,他の交通手段と比較して温室効果ガス排出量が少なく環境にやさしい交通手段であることから,京急電鉄ではかねてより公共交通機関へのモーダルシフトを推進するため,「ノルエコ(乗るだけでエコ)」としてさまざまな取り組みを推進してきました。このたびの京急線全線への再エネ電力導入にともない,さらに環境負荷が小さくなる京急線をはじめとする公共交通機関の利用促進を図り,社会全体の環境負荷低減にも寄与していきます。
4.その他
環境への取り組みについては,京急電鉄オフィシャルサイト「KEIKYU WEB」内 サステナビリティページをご覧ください。
URL:https://www.keikyu.co.jp/company/csr/environment.html

以 上



















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この企業の情報

組織名
京浜急行電鉄株式会社
ホームページ
https://www.keikyu.co.jp/
代表者
川俣 幸宏
資本金
4,370,000 万円
上場
東証プライム
所在地
〒220-8625 神奈川県横浜市西区高島1-2-8
連絡先
045-225-9696

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