【導入事例:日本大学医学部附属板橋病院】医療DXに向けた基盤づくりをネットワーク統合とサーバー仮想化で支援

アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 サチエ オオシマ)は、日本大学医学部附属板橋病院(東京都板橋区 病院長 髙橋 悟 以下、日大板橋病院)において、仮想サーバー基盤をはじめとする当社のネットワークソリューションや製品が採用され、同病院の医療の質の向上と職員の働き方改革などの実現と医療DXへの基盤づくりに寄与したことを発表します。

また、本導入に関する事例を当社ホームページで公開しました。
▶導入事例記事 日本大学医学部附属板橋病院 様
https://www.allied-telesis.co.jp/case-list/itabashi-hosp/


導入の経緯
日大板橋病院は、昭和10年の開院から東京都区西北部の特定機能病院として高度先進医療を提供すると同時に、地域医療に貢献する中核病院としての役割を担っています。また、「シニアフレンドリーホスピタル」の構想のもと、バリアフリー化など高齢者に配慮した取り組みを行い、更なる改善と向上に日々努めています。

近年、多くの医療機関ではデジタル化を推進し、職員の働き方改革、サービスの効率化と向上を図り最適な医療を提供する医療DXを進めています。日大板橋病院も勤怠管理のシステム化などを積極的に行い、今後のさらなるDXの取り組みには、ネットワーク全体の更新と複雑化したネットワーク環境の改善が必要と考えられていました。

病院ネットワーク更新における要件
・職員の働き方改革と患者へのサービス向上を促進するためのネットワーク全体の更新
・各部門で独立したシステムの構築と増設がなされ複雑化したネットワークの利用環境と管理範囲の改善

患者と地域医療に注力する病院だからこそ、医療DXを加速させる提案を採用
そこで、アライドテレシスは病院ネットワークの現状と方針を考慮し、「統合ネットワーク」と「サーバー仮想化」を提案。要件をみたしながら今後の病院の動向を見据えた医療DXの基盤づくりとなることが評価され採用に至りました。

導入のポイントと効果
病院LAN(HIS系)と学校LAN(情報系)を共存させる「統合ネットワーク」
部門ごとに独立して設置されたシステムをコア・スイッチ「AT-SBx908 GEN2」に統合することでシステム全体の運用・管理を可能とし、通信の安定性や安全性、利便性の向上を支援しています。
・有線・無線ネットワークを管理する「AMF Cloud」により、早期の障害検知が可能に
・ネットワークマネージメントソフトウェア「AT-Vista Manager EX」により、リアルタイムに有線・無線ネットワークを可視化でき、ネットワーク全体の管理が容易に
・セキュリティポリシーの統一でシステム全体の安全性が向上
・院内のネットワーク接続ができる場所からインターネットやメールなどへのアクセスが可能に

医療DXを進めやすいHCIを利用した「サーバー仮想化」
HCI(Hyper Converged Infrastructure)技術を利用した仮想サーバー基盤は、システムのアップデートや移行、サーバー拡張を、システムを停止することなく実施できるため、医療DXで必要となるシステムの導入も病院業務に支障なく進めることが可能。他にも、システムの運用・管理にかかるコストの大幅削減やセキュリティ強化の実現を支援しました。
・システムごとにCPU、メモリ、HDDなどのリソース割り当てができ、柔軟なリソース配分が可能
・万が一の障害時にも、影響を受けたシステムだけ停止でき、病院業務に支障をきたさず継続が可能
・サーバーメンテナンスやストレージ拡張の際も、サーバーを稼働したまま実施が可能
・ノード台数を増やすことでサーバーを拡張でき、新システムの導入が容易
・スイッチなどのネットワーク機器の設置数が減りサーバー・ラックが4列から1列になり利用スペース、機器による消費電力や空調などの維持費を削減
・ランサムウェア攻撃への対策として、HCIの機能を活用し、保存されたバックアップデータは読み取り専用になるように構築

また、上記に加えて当社の監視サービスや無線LAN環境を導入し、安定運用と利便性の向上も実現されています。
・24時間365日システムをリモート監視する「Net.Monitor」で万一障害・異常が起きても素早く検知し、迅速な対応が可能
・無線LAN環境を更新し、入院患者のオンライン面会や、医師・病院職員がWeb会議・eラーニング研修などへ参加が出来る体制を実現

ネットワーク構成イメージ図

日大板橋病院は、「統合ネットワーク」と「サーバー仮想化」の導入を医療DXに向けた第一歩と位置付け、電子カルテのクラウド化や医師や職員の業務の効率化・簡素化に繋がるシステムを導入していくことをすでに検討しています。アライドテレシスはこれからも製品やソリューション、サポートサービスなどを提供し、同病院を積極的に支援してまいります。

お客様の声
日本大学医学部附属板橋病院 医療情報課 課長 藤井 教智 様
アライドテレシスの提案がなければ、単なるネットワーク機器の更新にとどまっていただろうと思います。仮想サーバー基盤の稼働後も新しいシステムをいくつか導入しています。これも医療DXの一環になると思いますが、書類の電子化に必須のタイムスタンプを付与するシステムも導入予定です。物理サーバーやメンテナンス費用が不要で新しいシステムを導入できますので、仮想サーバー基盤を採用して本当に良かったと思います。

Net.Monitorはネットワークだけでなく、仮想サーバー基盤についても24時間365日監視してくれます。万が一何か起きた際にもメンテナンスや対応は容易です。

ひとまず現在の建屋でのネットワークについては整備できました。これからはその上で動くシステムで、先生方や職員の業務を効率化・簡素化できるようなものを導入して、それが医療サービスの向上に繋がり、先生方も働きやすい環境で良い診療ができればと思います。アライドテレシスにはそうした中で最新のソリューションやサービスを提案いただき、柔軟に対応できるようサポートしてもらえることを期待しています。

●日本大学医学部附属板橋病院 様の導入事例記事は下記URLよりご覧いただけます。
https://www.allied-telesis.co.jp/case-list/itabashi-hosp/
【日本大学医学部附属板橋病院 様について】
1935年に現在の地に開院。以来、現在まで東京都区西北部の特定機能病院として高度先進医療を提供すると同時に、地域医療に貢献する中核病院。医学の臨床教育研究にも注力。「人間愛に基づいて良質で高度な医療を実践します」を理念に、患者の安全を第一に考える姿勢を貫き、実践する。

所在地:東京都板橋区大谷口上町30番1号
病院長 :髙橋 悟
病床数 :990床
https://www.itabashi.med.nihon-u.ac.jp/


日経メディカル Onlineに掲載
本事例は日経メディカル Onlineに記事広告として掲載されました。ぜひ、こちらもご覧ください。
●記事タイトル『新時代に向けた医療DXの基盤を整備 院内ネットワーク統合からサーバー集約までアライドテレシスが支援』
(記事広告 2023年11月22日公開)
https://medical.nikkeibp.co.jp/all/special2/SF202357633/

医療機関に向けたアライドテレシスの取り組み
働き方改革や患者サービスの向上を推し進める医療DXの基盤となるネットワークの構築、ランサムウェアをはじめとするサイバー攻撃への対策、医療機器との連携などICT利活用を支える安定した無線LANの構築など、様々な課題に対して最適なソリューションをご用意しています。
医療機関向けソリューション
https://www.allied-telesis.co.jp/it-infra/industry/medical/

注)記載事項は2023年11月現在の内容です。
注)最新の情報は当社ホームページをご覧ください。
注)記載されている商品またはサービスの名称等はアライドテレシスホールディングス株式会社、アライドテレシス株式会社およびグループ各社、ならびに第三者や各社の商標または登録商標です。


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<<製品に関するお問合せ先>>
TEL:info@allied-telesis.co.jp
URL:https://www.allied-telesis.co.jp
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<< ニュースリリースに対するお問合せ先>>
アライドテレシス株式会社 マーケティングコミュニケーション部
E-mail: pr_mktg@allied-telesis.co.jp
TEL:03-5437-6042 URL:https://www.allied-telesis.co.jp
アライドテレシス株式会社 東京都品川区西五反田7-21-11第2TOCビル



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この企業の情報

組織名
アライドテレシスホールディングス株式会社
ホームページ
http://www.at-global.com/
代表者
サチエ オオシマ
資本金
1,001,900 万円
上場
東証スタンダード
所在地
〒141-0031 東京都品川区西五反田7-21-11 第2TOC ビル
連絡先
03-5437-6000

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