デロイト、NVIDIAとの戦略提携を拡大、エンタープライズソフトウェアプラットフォーム全般で生成AIの価値を活用

連携によって生成AIの力を引き出し、業界のトランスフォーメーションやビジネスの改革を促す

本ページに掲載されている情報は2023年8月16日に、デロイトが米国ニューヨークで配信した内容を翻訳したものです。なお、この翻訳文と原文に相違がある場合は、原文の記載事項を優先します。
https://www2.deloitte.com/us/en/pages/about-deloitte/articles/press-releases/strategic-alliance-with-nvidia-expanded-to-unlock-generative-ai-value-across-enterprise-software-platforms.html


デロイトは本日、世界中の企業によるビジネス推進の改革に生成AIを利用していくことを目的に、NVIDIAとの戦略提携の発表を拡大を発表しました。デロイトはNVIDIA AIテクノロジーや専門性を活かし、エンタープライズソフトウェアプラットフォーム向けに高性能の生成AIソリューションを構築し、大きな事業価値を引き出していく計画です。

「生成AIに関する熱量の高さは、事業運営を強化し仕事のやり方を改革していけるというAIの潜在性の証左です」とデロイト グローバルのCEOであるJoe Ucuzogluは述べています。「NVIDIAとの素晴らしい関係を土台に、AIに関するデロイトの幅広いサービスや人材、掘り下げた業界経験を生かしていくことで、クライアントや当社の人材によるこのディスラプティブな新しいテクノロジーの活用を支援し、クライアントや当社の人材が潜在能力を存分に発揮していくお手伝いをすることができます」

デロイトは、NVIDIAのハードウェアとソフトウェアのフルスタックを搭載している生成AIビジネスソリューションを、主要なエンタープライズプラットフォーム全般について実現すべく努めており、こういったシステムからビジネスが得られる価値の向上を目指しています。こういった生成AIビジネスソリューションには、自動コーディング、自己構成、ワークフローの自動化、業界固有の洞察を含む複数のユースケースにまたがります。最終的にはエンタープライズシステム全般にわたって、生成AIの利用や適用を一般的なものにし、人間の潜在能力を大幅に引き上げていくことがデロイトの目標です。

エンタープライズソフトウェアプラットフォーム全般において生成AIの価値を引き出していこうというこの戦略提携拡大の一貫として、デロイトとNVIDIAはアンバサダーAIプログラムを立ち上げ、NVIDIA AI FoundationsやNVIDIA NeMo™LLMソフトウェアを利用したクライアントによるAIの取り組み向上を支援します。

「あらゆる企業が生成AIを利用して自社のビジネスのトランスフォーメーションを達成しようとしています」とNVIDIAの創業者/CEOであるJensen Huangは述べています。「当社はNVIDIAの生成AIテクノロジーをデロイトの幅広い業界の専門性やサービスを組み合わせてデロイトとの戦略提携を深め、AIアンバサダープログラムを立ち上げます。このプログラムによって企業はより迅速にAIを採用していくことができるようになるでしょう」

デロイトのAIに関するサービス、人材、業界の専門性には、NVIDIADGX™AIスーパーコンピューティングやNVIDIA DGX Cloudから得られるパワー、パフォーマンス、拡張性が活かされています。

デロイトのソリューションやサービスには、エンタープライズソフトウェアパッケージ、税務、規制関連の助言、セクターごとのユースケースなど、あらゆる業界や分野が網羅されています。NVIDIA AI FoundationsやNVIDIA NeMo LLMソフトウェアを基盤に、新たな適用ではデロイトのサービスと生成AIマーケットインキュベーターが活かされ、迅速なPoCの実装、AI ファクトリーの立ち上げ、クライアントによる企業トランスフォーメーションの取り組みの加速化が進められることになります。AI関連の広範かつ高い能力や専門性とあわせて、デロイトの事業と業界随一の監査・保証業務、税務・法務、コンサルティング、リスクアドバイザリー、ファイナンシャルアドバイザリーといったサービスもクライアントにとってはメリットになります。

生成AIの将来性を全面的に発揮していくために、企業は社内の知識や占有データを生かし、コスト削減、生産性の向上、イノベーションの加速、新たな収益源や成長分野の特定に活用していく必要があります。デロイトはNVIDIA AIプラットフォームやツールを活用して、カスタマイズされた企業独自のLLMを設計し、ビジネスの進め方改革や今まで把握できていなかった新たな成長機会の特定についてクライアントを支援していきます。

クライアント向けの業務に加えて、デロイトでは組織全体に生成AIのツールや機能を取り込み、プロフェッショナルの生産性向上を支援します。また、NVIDIA AIプラットフォームを生かしてクライアントへのサービス提供のやり方に変革をもたらします。デロイトに在籍している500名を超えるAIの専門家はNVIDIA Deep Learning Institute (DLI) のトレーニングを修了しています。さらに、デロイトではDeloitte AI Academyを通じてAIに対する専門性を高め、次世代AIのプロフェッショナルを育成するとともに、世界中のテクノロジー学習と開発の取り組みに2億ドル以上を投資して、AIなどの重要なテクノロジー分野におけるスキル向上に努めています。

NVIDIAとの今般の提携拡大は、NVIDIAプラットフォーム上に構築された一連のAIサービスであるQuartz AIの立ち上げ、デロイトによるGenerative AIプラクティスの導入など、デロイトによるAIに関する一連の発表に続くものです。AIのプラクティスは対話や市場の見方を通じた責任あるAIの成長と開発をサポートするDeloitte AI Instituteと連携しています。生成AIの進化に伴い、AIの商業利用には新たな倫理や法務、政策の規範といった信頼にかかるさまざまな要素が影響を及ぼしています。デロイトは、ユーザーによる必要な安全対策の策定や、開発・運用期間中のリスク低減を支援するTrustworthy AI™の枠組みを指針とし、安全かつ責任ある生成AIの利用に務めています。

デロイトとNVIDIAの協働についての詳細はこちらをご確認ください。
https://www2.deloitte.com/us/en/pages/consulting/solutions/nvidia-alliance.html
本件に関するお問合わせ先
<報道機関の方からの問い合わせ先>
デロイト トーマツ グループ広報担当 菊池、内山
Tel: 03-6213-3210 Email: press-release@tohmatsu.co.jp

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この企業の情報

組織名
デロイト トーマツ グループ
ホームページ
https://www2.deloitte.com/jp/ja.html
代表者
木村 研一
資本金
100,000 万円
上場
非上場
所在地
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-2-3丸の内二重橋ビルディング
連絡先
03-6213-3210

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