Mendix、「2023 Gartner(R) Magic Quadrant(TM) for Enterprise Low-Code Application Platforms」においてリーダーに選出

  • 17:40

実行能力とビジョンの完全性の両方で最高位を獲得

  • Gartnerは7年連続でMendixをリーダーに選定
  • Gartnerの評価の焦点は変革的テクノロジーとエンドユーザーの将来的なニーズ
シーメンスの傘下で、最先端エンタープライズアプリケーション開発のグローバルリーダーであるMendix(本社:オランダ ロッテルダム/CEO:ティム・スロック)は本日、Gartnerが新たに発表した「2023 Magic Quadrant for Enterprise Low-Code Application Platforms(LCAPs)」(2023年のエンタープライズ・ローコード・アプリケーション・プラットフォームのマジック・クアドラント)で再度、リーダーの評価を受けたことを発表しました。Mendixは実行能力とビジョンの完全性の指標で最高位に位置付けられました。Mendixは今回の2023年のレポートで、7年連続でGartnerからリーダーに選定されたことになります。

2023 Magic Quadrant for Enterprise Low-Code Application Platforms(LCAPs):https://www.mendix.com/resources/gartner-magic-quadrant-for-low-code-application-platforms/

テクノロジーは急速に変化しており、Mendixにとって今年、Gartnerから高い評価を受けたことは、非常に重要な意味があります。こうした状況は、企業が全社を挙げて、ビジネスのあらゆる分野やあらゆる形態で、どれほど複雑になろうとも、市場に対応したイノベーションを提供していく必要性をますます高めています。Mendixは、Gartnerのエンタープライズ・ローコード・アプリケーション・プラットフォームのマジック・クアドラントにおける市場評価は、まさにこうした課題への取り組みの核心を示していると考えています。Gartnerはマジック・クアドラントの定義の中で、「グラフィック処理と統一された評価基準を適用することで、テクノロジープロバイダーが掲げたビジョンをどれだけ実行できているか、Gartnerのマーケットビューに対してどれだけ成果を上げているかを素早く確認することができる」と述べています(※1)。

また、世界的なインフレの広がりやIT予算の縮小にもかかわらず、企業におけるローコードアプリケーション開発プラットフォームの需要は急激に高まり続けています。成熟したローコード市場にあって、この分野は依然として最も急速な成長を続けており、Gartnerの予測によると、今年中に市場規模が100億ドルに達する見通しです。
さらに、Gartnerは「2025年には、企業が開発する新規アプリケーションの70%にローコードまたはノーコード・テクノロジーが使用されるようになる」と予測していることも、企業にデジタルファーストのソリューションの開発へのプレッシャーがかかっていることを示しています。

Gartner Forecasts Worldwide Low-Code Development Technologies Market to Grow 20% in 2023:https://www.gartner.com/en/newsroom/press-releases/2022-12-13-gartner-forecasts-worldwide-low-code-development-technologies-market-to-grow-20-percent-in-2023#:~:text=Low%2Dcode%20application%20platforms%20(LCAPs,2023%20(see%20Table%201)

アジリティの再定義と変革のインパクト
今回のマジック・クアドラントにおいて、実行能力とビジョンの完全性の両軸で最高位に位置付けられたことは、Mendixのプラットフォームが今日の企業が変革によるビジネスインパクトを実現するための複雑性に対処できる固有の能力を備えていることを示すものです。何千もの先進的な企業がMendixのプラットフォームを幅広いユースケースで採用し、最高レベルのユーザーエクスペリエンスや大規模アーキテクチャ、柔軟なクラウドの導入、シングルベンダーの製品に限定されない全社的なIT環境の統合など、さまざまな要件に対処しています。


MendixのCEOであるティム・スロック(Tim Srock)は次のように述べています。
「当社のお客様は、素早い変化が求められていることを理解しています。しかし、そのためにはさまざまな課題を迅速に、うまく解決しなければならないこともわかっています。Mendixプラットフォームの能力は、独自に組み込まれた抽象化や自動化のレベルで発揮され、アプリケーションの開発プロセスのあらゆる局面を簡略化することで開発を加速します」

先ごろ、デジタルツイン製造現場アプリケーションでリーン生産賞を受賞したVolkswagen Autoeuropaのデジタライゼーションプロジェクトのリーダー、Martin Mikoleizig氏は、イベント後、次のように述べています。
「当社のプログラムでは、新規ソリューションをできるだけ早く構築して、短期間で継続的に改善を図ることに主眼が置かれています。Mendixが使いやすく安全で高パフォーマンスなプラットフォームを提供してくれるおかげで、特定のフェーズで無駄に時間をかけることなく、企業は独自ソリューションを現場で開発し、追求していくことができます」

ティム・スロックはさらに、次のように付け加えています。
「Mendixプラットフォームを用いれば、問題の複雑さに関わらず、企業がソフトウェア開発を通じてアイデアを結果に変換可能です。企業のパラダイムシフトに必要な中核機能を提供するという点で、アーキテクチャとして他社に先行しています」

変革のインパクトをもたらす「Village」
Mendixはデジタルファーストなソリューションで影響力のあるビジネストランスフォーメーションを支援するというミッションの一環として、優良企業とのパートナーシップによる強固なエコシステムの構築に取り組み続けています。AWSやSAPを始め、アクセンチュア、キャップジェミニ、デロイトなど、グローバルなシステムプロバイダーのほか、Mendix ISVプログラムで独立系のチャネルパートナーとも戦略提携関係を構築しています。Mendixのエコシステムの強みを結集することで、パートナーは俊敏性や応答性を強化して世界中の顧客に変革による価値を提供できるようになります。

Mendixとの緊密なパートナーシップについて、Siemens AGのCIOであるハンナ・ヘニッヒ(Hanna Hennig)は次のように述べています。
「Mendix on AWSは、当社のデジタルトランスフォーメーションの重要な推進力です。シーメンスのあらゆるビジネスラインや部門を通じて、ビジネスとITのエキスパートがクリエイティブな才能を発揮して、500を超える稼働中のアプリケーションに加えて、Mendixの持つスピードや革新性と、AWSの持つセキュリティやスケーラビリティ、信頼性、可用性という双方の利点を結集した数百のアプリケーションを提供しようとしています」

Mendix on AWS:https://www.mendix.com/aws/

先日開催されたMendix UK Manufacturing Forumにおいて、Rolls Royceのエンジニアリング・メソッドの責任者であるDavid Yazdani氏は次のように述べています。
「高度6万フィートから眺めると、「企業のソフトウェア」の全容が簡単に理解できます。当社ではMES(製造実行システム)にPLMシステムを組み込んでSAPにフィードし、命令を実行しています。しかし、例えば200フィートからもっとクローズアップしてみてみると、それはありとあらゆるソフトウェアと別注のコードが絡み合う恐ろしく込み入った状況になっています。これはでソフトウェアを素早く開発することなどできません。当社はこの構図を壊さなければならず、そこで見つけたのがローコードへの道でした」

Mendix UK Manufacturing Forum:https://www.mendix.com/customer-stories/delivering-connected-digital-solutions-with-rolls-royce/

長い間、デジタルトランスフォーメーションは多くの企業にとってあまりに大掛かりで困難な取り組みだと思われていました。Mendixはプラットフォームとプロセス、パートナーシップを組み合わせることで、企業が最も複雑で重要なニーズに対処できるよう、支援します。

ローコードの枠を超えたイノベーション
Mendixは創業以来20年近く、ローコードの可能性を切り開き、エンタープライズ向けテクノロジースタックにおける信頼性と強力さを確立してきました。Mendixは進化を続け、ベストインクラスのプラットフォームとパートナーエコシステム、テクノロジー統合、献身的な開発者コミュニティの総力を結集して、ビジネストランスフォーメーションのためのワールドクラスのイノベーションを実現するというビジョンの実行に取り組んでいます。

LCAP市場が次第に成熟し、数百の新たなクラウドベースのプラットフォームが登場するようになり、企業にとってはしっかりとした見極めが非常に重要になっています。Gartnerは、2027年までにクラウドが「あらゆる場所に導入され、ITやビジネスにおけるイノベーションのほぼすべての基盤になる」と予測(※2)しています。しかし一方で、「2025年には、戦略的なポートフォリオ管理のアプローチが欠けているために、企業のデジタル投資の70%が期待されたビジネス成果の実現に失敗する」と警鐘を鳴らしています(※3)。

大規模なデジタライゼーションはテクノロジースタックをシンプル化する必要があります。そして、ビジネスに適切な情報やガードレールを提供することが、プロジェクトを適切に組み合わせてROIを最大化するために役立ちます。つまり、Mendixは今日の最も複雑なエンタープライズレベルの課題に対応できるよう、設計されているということです。

Magic Quadrant Capabilitiesの評価
Gartnerは今年度の調査レポートの作成にあたり、さまざまなユースケースからローコード開発ベンダーの評価を行い、「2023 Critical Capabilities for Enterprise Low-Code Application Platforms」をまとめました。この中では、主要なユースケースとして、バックオフィスおよびフロントオフィス・アプリケーションのための業務用ソフトウェア開発、レガシーのビジネスアプリケーションのモダナイゼーションと機能強化、社内プロセスやワークスペースの自動化を支援するためのアプリケーション開発の検討が行われています。

レポートの全文は下記より無料でお読みいただけます。
https://www.mendix.com/resources/gartner-magic-quadrant-for-low-code-application-platforms/

* Gartner, Magic Quadrant for Enterprise Low-Code Application Platforms, Oleksandr Matvitskyy, Kimihiko Iijima, Mike West, Kyle Davis, Akash Jain, Paul Vincent, 17 October 2023.
* 2018年以前のレポートタイトル「Magic Quadrant for Enterprise High-Productivity Application Platform as a Service」
Gartner, Critical Capabilities for Enterprise Low-Code Application Platforms, Paul Vincent, Kimihiko Iijima, Mike West, Oleksandr Matvitskyy, Kyle Davis, Akash Jain, 18 October 2023.
(※1)Gartner Research Methodologies, “Magic Quadrant”, 20 October 2023. [https://www.gartner.com/document/4843031?toggle=1]
(※2)Gartner, The Future of Cloud Computing in 2027: From Technology to Business Innovation, David Smith, Dennis Smith, 5 October 2023.
(※3)Gartner, Magic Quadrant for Strategic Portfolio Management,Anthony Henderson,Daniel Stang,John Spaeth,Shailesh Muvera,Woojin Choi, 25 April 2023.

Anthony Henderson https://www.gartner.com/analyst/bac001bc78 | Daniel Stang https://www.gartner.com/analyst/b9c807bb7b | John Spaeth https://www.gartner.com/analyst/b9c908b87aae | Shailesh Muvera https://www.gartner.com/analyst/bece09b872 | Woojin Choi https://www.gartner.com/analyst/bfcd01b578


Gartnerは、自社の調査出版物に記載されているいかなるベンダー、製品、サービスも推奨することはありません。また、技術の利用者に対して、最高の評価やその他の指定を得たベンダーのみを選択するよう助言することもありません。Gartner の調査出版物は、Gartner のリサーチ部門の見解を示すものであり、事実の記述として解釈されるべきではありません。Gartnerは、明示的か暗黙的かを問わず、商品性や特定目的に対する適合性を含め、本調査に関して一切の保証を負いません。
GARTNERは、米国ならびに世界各国におけるGartner, Inc.およびその関連会社の登録商標およびサービスマークであり、MAGIC QUADRANTは、Gartner, Inc.およびその関連会社の登録商標であり、許可を得てここで使用しています。無断転用禁止です。All rights reserved.


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Mendixについて
シーメンスの傘下で、最先端エンタープライズアプリケーション開発のグローバルリーダーであるMendix は、エンタープライズ ソフトウェア開発のあらゆる複雑な課題に対処するために設計された唯一のローコード プラットフォームです。
部門ごとの問題にポイントソリューションを導入すると、ミクロレベルで問題が解決されますが、ビジネスに大きなインパクトを与えたい場合は、より大規模で、持続的かつ戦略的に針を動かす強力なポートフォリオを構築する必要があります。

Mendixを利用することで、企業はソフトウェアポートフォリオのライフサイクル全体を通じて、要件の把握、アイデアの形成、価値評価の組み込みに全員を参加させることで、より複雑で変革的なイニシアティブを取ることができます。

不必要なリスクを回避するためにガバナンスとコントロールに依存しながら、適切な問題に集中することができます。組織を動かし、変化に備える力を鍛え、そして、次の大きなアイデアが浮かんだら、それを素早く成果につなげます。

Mendixエンタープライズ・ローコードプラットフォームは、46か国の4,000以上の先進企業に採用されています。また、300,000人を超える開発者からなる活発なコミュニティにより、950,000を超えるアプリケーションが作成され、その数は増え続けています。
本件に関するお問合わせ先
シーメンス株式会社シニアマーケティングマネージャー 東田
Email: dis_jpmarketing@mendix.com

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この企業の情報

組織名
Mendix
ホームページ
https://www.mendix.com/ja/
代表者
レイモンド コック
資本金
0 万円
上場
非上場
所在地
〒151-8583 東京都渋谷区代々木小田急サザンタワー9F
連絡先
03-5354-6700

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