発電技術「TOPY GREEN WHEEL TECHNOLOGY」で新たなホイールの価値を提案
トピー工業株式会社(本社:東京都品川区、社長:石井博美、以下「トピー工業」)は、10月26日(木)から11月5日(日)に東京ビッグサイトで開催されるジャパンモビリティショー 2023において「Regeneration(リジェネレーション) Circle(サークル)~明るい未来へ向けて、繋がり広がるTOPYの輪~」をテーマに、新開発したホイール発電技術やトピー工業独自の技術を盛り込んだホイールを16製品出展します。
現在のモビリティ社会は、CASE(Connected、Autonomous、Shared & Service、Electric)
をキーワードに、さまざまな分野で競争が始まっており、トピー工業もサステナブルな社会に貢献する高付加価値ホイールの開発を検討してきました。トピー工業ブースでは、未来に向けて新たなホイールの可能性、イノベーションを提案いたします。
【主な展示内容】
1.新技術「TOPY GREEN WHEEL TECHNOLOGY」
「TOPY GREEN WHEEL TECHNOLOGY」は、ホイールで発電することができる技術であり、ホイールを知り尽くしたトピー工業が環境と安全社会に貢献する革新的ホイールの提案です。
自動車が走行する際、タイヤの変形に伴いホイールにひずみが発生します。「TOPY GREEN WHEEL TECHNOLOGY」とは、そのひずみを電圧に変換する圧電素子を活用したトピー工業が独自に開発したホイール発電技術です。発生させた電気とセンサー技術を融合させ、TPMS(タイヤ空気圧監視システム)の電池レス化や、ホイールやタイヤの異常をドライバーに知らせるなど、環境保護や事故抑制の実現を目指します。また、発生させた電気を用いてホイールのIoT化に取り組むことでエネルギーの効率改善や自動運転化などにも寄与し、未来のモビリティ社会に貢献します。
トピー工業ブースでは回転するホイールが発電する様子を実際にご覧いただけます。また、「TOPY GREEN WHEEL TECHNOLOGY」の紹介ムービーの放映も行います。
2.乗用車用アルミホイール「TOPY Sustainable Wheel」
持続可能な社会の実現に向けて、「原料」、「製造」、「使用」、「廃棄」の製品のライフサイクル全体を通した環境負荷低減を目指したアルミホイールです。
トピー工業の独自工法による軽量化に加えて、空気抵抗が減少する表面加工を施すことで自動車の燃費が向上し、CO2の排出量削減に貢献します。さらに再生可能エネルギーを使用して製造されたグリーンアルミニウムや揮発性有機化合物(VOC)の排出を抑制した塗料を使用した、環境に優しいホイールです。
3.乗用車用スチールホイール「低炭素排出鋼適用ホイール」
電気炉で製造された鋼材(電炉材)を使用した環境対応型のスチールホイールです。鉄スクラップを原料とする電炉材は、鉄鉱石や石炭を用いて高炉で製造される鋼材よりも製造工程におけるCO2排出量が少ないため、ホイールの原材料として用いることで脱炭素に貢献することができます。
4.商用車用スチールホイール「Brilliant Wheel®」
商用車用スチールホイールの分野では、日本で初めて3層塗膜構造を採用したホイールです。多様化する顧客ニーズに応え「選ぶ喜び、乗る喜び、見る喜び」を提供します。3層塗膜構造により従来品比で耐食性能が2倍に向上し、車両の安全性と外観向上に貢献するホイールとなります。
※「TOPY GREEN WHEEL TECHNOLOGY」および「TOPY Sustainable Wheel」は商品名ではなく、開発名称です。
<ジャパンモビリティショー2023開催概要>
開催期間
2023年10月26日(木)~11月5日(日)
※26日(木)はオフィシャルデー、27日(金)は特別招待日
28日(土)以降は一般公開されます。
会場
東京ビッグサイト
展示ブース
東1・2・3ホール(小間番号:E2102)