AIとアナリティクスのリーディング・カンパニーであるSAS Institute Inc.(以下、SAS)は、企業の社会的責任(
https://www.sas.com/ja_jp/company-information/corporate-social-responsibility.html)やイノベーションに対する強固なコミットメントを維持し、常に企業市民活動を最優先に考えてビジネスや気候変動に関する戦略を進めています。信頼できるテクノロジーの力によって、革新的なソリューションを顧客に提供することで世界をより良いものにしていくことは、SASの企業ビジョンの一部となっています。
SASは、お客様のグリーン・ビジネス・イニシアティブやサステナビリティ・ニーズをサポートするだけでなく、クリーンエネルギーや国連の持続可能な開発目標(UN SDGs)を支援し、さらにソフトウェアを使用して経済、社会、環境問題に対応することで、長年にわたって高い評価を得てきました。SASは、人工知能(AI)と野球を活用した革新的な社会貢献活動でも数々の賞も受賞しており、Batting Lab(
https://www.sas.com/ja_jp/curiosity/battinglab.html)を通じて、子供たちのスイングの上達を支援すると同時に、データリテラシーの向上も支援しています。
SASのCEOであるジム・グッドナイト(Jim Goodnight)は、次のように述べています。「SASはリーダーとして企業の社会的責任に取り組んでおり、地域社会やお客様の環境、社会、ガバナンス(ESG)への取り組みを支援しています。環境保護や健康状態の改善、偏見への対処をはじめとするさまざまな世界的優先課題に取り組む上で、自分たちのテクノロジーがもたらすインパクトを目の当たりにしてきました」
優れた環境を通じたリーダーシップ
SASにとって、環境に優しい職場環境とは、パリ協定を支持し、社員の好奇心と創造性を育む、持続可能なビジネスモデルを取り入れたものです。SASは、企業のサステナビリティのリーダーおよび提唱者として、社員、サプライヤー、お客様と緊密に協力し、省エネルギー、排出物管理、汚染緩和、節水、グリーンビルディングなどのイニシアチブに重点を置いたプログラムによって環境フットプリントを削減しています。SASは、定評あるアナリティクスの専門知識と強力なソフトウェアソリューションの両方を活かして、よりスマートで効率的なオペレーションを開発すると同時に、お客様が事業戦略に活かせるよう、インサイトやツールを提供しています。
2022年のSASの環境面での、主な成果は次のとおりです。
- 2018年を基準年とした再計算および2022年の年間の温室効果ガスインベントリにおいてISO 14064-3限定的保証を取得
- SAS Building Qが既存建物の再認証でLEEDプラチナ認証を取得。SASにとって、米国グリーンビルディング協議会による、最高ランクの性能評価を受けた3番目の建物に
- SASの事業活動にとって重要なスコープ3の全カテゴリーにおける排出量含むようGHGインベントリのベースラインを拡大
- SBTiの目標の再検証の一環として、2030年までの目標達成率を50%から52.6%に引き上げ
- 2050年のCO2排出量実質ゼロ(ネットゼロ)の削減目標について、Science Based Targetsイニシアティブ(SBTi)の検証を受ける
- 2022年は、コロナ後の事業活動において前スコープを通じて排出量が増加したものの、依然として2018基準年と比較して41.7%削減
- コロナ後に出張の増加が予想されたにもかかわらず、CO2総排出量は2018基準年と比較して79.8%削減
- 炭素使用原単位で基準年の60%を達成、前年からは19%の削減
- 全世界で、業務上発生する廃棄物の68.3%、建設時に発生する廃棄物については実に99.9%を埋立地から転用
- 屋上と地上に設置された太陽光発電システムによって340万kWhのクリーンな再生可能エネルギーを生成