~ ビルトインコンロ「Orche(オルシェ)」は企画展「私の選んだ一品」にも選出 ~
湯まわり設備メーカーの㈱ノーリツ(本社:神戸市、代表取締役社長:腹巻知、資本金:201億円、東証プライム上場)は、中級価格帯のガスビルトインコンロの新シリーズ「Orche(オルシェ)」および、ノーリツ公式料理アプリ「つなぐレシピ」の2件で、2023年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞いたしました。
なお、ガスビルトインコンロの「Orche(オルシェ)」は、グッドデザイン賞審査委員が選んだお気に入りの一品を紹介する、企画展「私の選んだ一品」にも選出され、11月8日(水)~11月30日(木)まで、「GOOD DESIGN Marunouchi」にて展示されます。
今後も当社は、デザインの観点からも優れたものづくりに取り組んでまいります。
■ ガスビルトインコンロ 「Orche(オルシェ)」
ガラス面を極限まで広げたトッププレート 鍋底温度を操作パネルに表示 小径化により熱効率向上
調理中の鍋底温度を操作パネルに表示する独自の「温度クック機能」を搭載し、経験に頼ることなく安定した調理を可能にするガスビルトインコンロ
デザインのポイント
1.ガラス面を極限まで広げたトッププレートと、対面キッチンへの設置も想定した、背面から見ても美しいデザイン
2.炎の旋回設計、小径化により熱効率を向上、省エネ基準達成率101%を実現した「スマートエコバーナー」を搭載
3.水だけで汚れを浮かせて落とせる親水アクアコートを採用し、簡単なお手入れでキレイを保てる
審査委員による評価コメント
非常にシンプルでエレガントな外観のガスコンロ。視覚的な要素はシンプルなスクエアとラウンドだけだが、ガラス製トッププレート、コンロの位置、放熱カバーや操作パネルなど、部材間のピッチが大変適切。ガラストッププレートのカラーには従来のブラックをやめ、よりテクノロジー感あふれるメタリックシルバーを採用している。プッシュすると飛び出す点火ダイヤルボタンと折りたたみ式の温度調節スイッチには、製品使用時のクリック感を引き上げ、掃除頻度を引き下げたいというデザイナーの思いが込められている。また、ごとくのデザインには金属の軽量化と曲げ加工技術が採用されており、お手入れが簡単になるだけでなく、テクノロジー感も際立たせている。 |
◆企画展「私の選んだ一品」 審査委員 Carl Liu/デザインディレクターのコメント
私の美的嗜好にぴったりな製品。第一印象は、とても軽くてハイテク。3つのバーナーは、クックトップ上に余白が生まれるように配置されていて視覚的にもリラックスできる。シルバーのフロストガラスのワークトップは、汚れが決して隠せないかの様に感じさせる。操作パネルも左右対称で、プッシュ式のボタンノブで点火や火力調節が簡単かつ儀式的に行えるほか、プッシュオープン式の操作部や引き出し式のグリルなど、キッチン掃除の悩みのポイントを考慮したデザイナーの配慮が感じられる。実におおらかで調和のとれたデザインの作品。
※オルシェの製品リリースはこちらから(2023年5月9日発表)
https://www.noritz.co.jp/company/news/assets/20230509mak_1.pdf
■ ノーリツ公式料理アプリ 「つなぐレシピ」
データ転送や記録したレシピの振り返りが可能 グレー基調と強調部分に色を使用し、見やすいUI
1,700種類以上のレシピを閲覧できるスマートフォンアプリ。対応コンロはBluetooth接続、レンジフードはWi-Fi接続を行い、コンロへのレシピ転送やレンジフードの遠隔造作も可能。
デザインのポイント
1.グレーを基調とし強調部分に色を使用した配色と、角丸を用い柔らかな印象で、年代を問わず見やすいUIを実現
2.業界初、コンロの「調理中温度」を目安温度としてゲージで表示
3.コンロに転送したレシピをカレンダー機能で振り返りができ、レシピにはメモが残せます
審査委員による評価コメント
自社の強みであるガスコンロやレンジフードを核としながら、スマートフォンアプリとの連携を通じてユーザーの調理体験の可能性を広げている。家庭用調理設備も高機能化し、すべての機能を使いこなすことが難しくなっていく中で、アプリのユーザーインターフェイスもシンプルで親しみやすく洗練されており、プロダクトを通して調理という日常の行動を楽しくし、モチベーションを高めてくれる工夫が感じられる。ユーザーコミュニティ間でのおすすめレシピや活用方法の共有などを含めて、サービスとプロダクトの融合の試みとして評価に値する。 |
※「つなぐレシピ」情報サイト
https://tsunagu-recipe.app/
「グッドデザイン賞」とは
公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「グッドデザイン賞事業」としてスタートした総合的なデザイン評価制度で、「良いデザインであるか」、「優れたデザインであるか」、「未来を拓くデザインであるか」などを評価基準としています。また、本賞は形の美しさだけではなく「品質の良さ」「使いやすさ」「商品としてのバランスの良さ」が認められたものに授与される賞です。 |
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