日本製鉄 スチールハウス工法による省エネ・高断熱(住宅断熱等級6相当)事務所が竣工

日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)およびNSハイパーツ株式会社(以下、NSハイパーツ)が共同で開発した独自のスチールハウス工法である「NSスーパーフレーム工法®」について、日鉄テックスエンジ株式会社(以下、日鉄テックスエンジ)が和歌山県内で建設を進めていた省エネ・高断熱事務所が、このたび竣工しました。当該事務所は、業界トップ水準の断熱材を用いたハイブリッド断熱手法(外張り断熱+充填断熱)を採用することで、鉄骨造で品確法住宅の断熱等級6相当(*1)を実現するとともに、Nearly ZEB(*2)の認証を取得しています。
(*1)断熱等級6:建築物省エネ法で2025 年に義務付けられる省エネ基準に対応する断熱等級4、2030 年までに義務付けが予定されているZEH・ZEB 基準に対応する断熱等級5を更に上回る断熱性能。
(*2)Nearly ZEB:年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロまたはマイナスであるZEB に限りなく近い建築物として、外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備え、再生可能エネルギーにより年間の一次エネルギー消費量をゼロに近付けた建築物。

日本製鉄は2022 年11 月、社会におけるCO2 排出量削減に寄与する高機能製品・ソリューション技術を総称するブランドとして「NSCarbolex® Solution」を立ち上げました。
「NSスーパーフレーム工法」は、「NSCarbolex Solution」の対象商品であり、外張り断熱・通気工法を標準採用する事で、高い省エネ性を実現しており、使用時に排出するCO2 を削減することができます。また、高耐食めっき鋼板「スーパーダイマ®」の使用により、品確法の劣化対策等級最高ランク(*3)の長寿命化に対応すると共に、構造躯体が軽く基礎を簡易にすることで、使用する建設資材の削減によるCO2の削減が可能です。
(*3)劣化対策等級3:3 世代対応の耐用年数75~90 年
省エネ基準、ZEH・ZEB 基準への適合義務化の動きを受け、「NSスーパーフレーム工法®」への注目が集まっており、社宅・寮・事務所・保育所・賃貸住宅・高齢者施設等さまざまな用途での採用実績が増えています。

日本製鉄、日鉄テックスエンジ、およびNSハイパーツは、「NSスーパーフレーム工法」を通じて、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していきます。

(参考)NSCarbolex Solution
NSCarbolex Solution は、社会におけるCO2排出量削減に寄与する高機能製品・ソリューション技術を総称する日本製鉄のブランドです。
 https://www.nipponsteel.com/product/nscarbolex/solution/
  


【物件概要】
・物件名  :株式会社スミエイ 本事務所(和歌山市)
・施主   :株式会社スミエイ
・設計施工 :日鉄テックスエンジ
・工期   :2023 年1 月着工、同年7 月竣工
・工法   :NSスーパーフレーム工法(薄板軽量形構造)3階建
・延床面積 :597.45平方メートル
・省エネ性能:高効率設備(BEI:0.47)、創エネ(太陽光400W×49 枚)、外皮性能(BPI:0.78)
       Nearly ZEB を実現した省エネ事務所
・断熱仕様 :ハイブリッド断熱=外断熱(スタイロフォームTMHP)+充填断熱(グラスウール)品確
       法住宅の断熱等級6相当を実現

 
以 上

(お問い合わせ先)
プレスリリースに関して      日本製鉄 広報センター      TEL:03-6867-2146
                 日鉄テックスエンジ 広報グループ TEL:03-6860-6612
NSスーパーフレーム工法に関して 日本製鉄 薄板営業部       TEL:03-6867-5323
                 NSハイパーツ          TEL:0574-42-8802



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この企業の情報

組織名
日本製鉄株式会社
ホームページ
http://www.nipponsteel.com
代表者
橋本 英二
資本金
41,952,497 万円
上場
(旧)東証1部,名証1部,札証,福証
所在地
〒100-8071 東京都千代田区丸の内2-6-1丸の内パークビルディング
連絡先
03-6867-4111

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