6地域金融機関と連携、SDGsに貢献する企業の経済活動を後押し
オリックス銀行株式会社(本社:東京都港区、社長:錦織 雄一)は、このたび、株式会社And Doホールディングスに対し、サステナビリティ・リンク・ローン(以下、「SLL」)を実行しましたので、お知らせします。SLLの実行は、当社として初めての取り組みとなります。
SLLは、持続可能な社会実現につながる経済活動を借り手に促進することを目的に、その達成状況に応じて、金利などの条件を優遇する融資手法です。このたび、当社は全国6つの地域金融機関と協調し、当社の信託機能を活用して、And Doホールディングス向けにSLLを27億円実行しました。
And Doホールディングスは、ハウス・リースバック
※1事業やリバースモーゲージ保証
※2事業を展開しています。本SLLでは、高齢化に伴い高まる、老後の資金ニーズへの貢献を目標として設定し、仮に目標が未達となった場合には、And Doホールディングスは高齢者福祉などを目的とする団体に一定額を寄付します。
なお、本取組は、株式会社格付投資情報センター(R&I)より、SLLの原則・ガイドラインに適合している旨のセカンドオピニオンを取得
※3しています。
当社はサステナビリティ方針
※4において、「高齢化社会対策」を重要課題の一つとして特定し、社会や環境にプラスの影響をもたらす融資を推進しています。今後も、気候変動対策など、持続可能な社会の実現につながる企業活動を後押しすることで、社会課題の解決に貢献します。
※1 お客さまが所有されている不動産を買い取り、売却後は賃貸借契約を結び毎月賃料を支払うことで、そのまま住み続けることができる取り組み
※2 自宅に住み続けながら自宅を担保に借入を行うリバースモーゲージにおいて、お客さまの返済を保証する取り組み
※3 2023年6月30日付 R&Iによるセカンドオピニオン
※4 2021年7月30日付プレスリリース「オリックス銀行 サステナビリティ方針」を制定
(https://www.orix.co.jp/grp/company/newsroom/newsrelease/grp_pdf/210730_ORIXG.pdf)
■本サステナビリティ・リンク・ローン概要