株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)が運営するギャラリー「ガーディアン・ガーデン(
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■第10回写真「1_WALL」 概要
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ガーディアン・ガーデンでは、個展開催の権利をかけた公募展、第10回写真「1_WALL」展を開催します。ポートフォリオ審査による一次審査と、1対1で審査員と対話をする二次審査を通過したファイナリスト6名が、1人1壁面を使って作品を発表するグループ展に挑みます。会期中の4月3日(木)には、グランプリを決定する公開最終審査が開催されます。一般見学者の目前でファイナリストによるプレゼンテーションが行われ、審査員による議論の後、グランプリが決定します。受賞者には1年後の個展開催とパンフレット制作の権利が贈られます。
第10回目の今回は、ひとつの対象やテーマにしっかりと対峙しながら撮影された作品が数多く選出されました。自身のセクシュアリティやジェンダーについて深く見つめた作品、原子力発電所の事故を受けて土壌の除染作業が行われる様を現代の地層を消去していく行為として捉えた作品、パソコンの液晶モニター上のイメージをピンホールカメラの手法を用いて「写真」に変換した作品、東京近郊の中途半端で曖昧な風景を撮り続けた作品など、様々な作品が集まりました。
一体誰がグランプリを獲得するのか、今後の活躍が期待される若手作家を、ぜひ皆さんの目でお確かめください。
<展覧会概要>
■企画展名:第10回写真「1_WALL」展
■会期:2014年3月24日(月)~4月17日(木)
11:00a.m.~7:00p.m. 日曜・祝日休館 入場無料
●アーティストプレゼンテーション 4月9日(水)19:10~21:00
●ポートフォリオレビュー 4月16日(水)19:10~21:00
■会場:ガーディアン・ガーデン
〒104-0061 東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビルB1F
TEL 03-5568-8818
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<公開最終審査>
2014年4月3日(木) 6:00p.m.~8:30p.m. 見学予約 TEL:03-5568-8818
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■ファイナリスト(五十音順・敬称略)
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阿部夏澄 Kazumi Abe
1981年生まれ。日本女子大学人間社会学部文化学科中退
「u」 (ユウ)
2009年の春夏、1人の女性に魅了され、写真を撮りました。「彼女」とも「彼」とも言いきれなかった人でした。
小池裕也 Yuya Koike
1987年生まれ。東京工芸大学芸術学部写真学科卒業
「pin HOLE」―4つの小さな穴―
「こちら側にあるカメラ」「向こう側にあるカメラ」「こちらと向こうを繋ぐ穴」「人間の瞳」
http://yuya-koike-pinhole.tumblr.com
茶谷真以 Mai Chaya
1982年生まれ。東京外国語大学卒業
「sample」 (サンプル)
バランスを崩すことを恐れない。誤解のユニークさを壁にかけ、居心地の悪さを愛す。混乱の影に遊び、違和感に身を浸そう。いつだって途方もない新しいイメージを見る為に。
水島貴大 Takahiro Mizushima
1988年生まれ。東京ビジュアルアーツ卒業
「未来SOUND」
わからなさに手をのばし進みたくなる、そんな迷子のような未来へ
山下達哉 Tatsuya Yamashita
1982年生まれ。福井県出身
「Decontamination ―(除染)」
人の手によって元に戻すことのできない地の存在や消すことのできない記録や記憶を写真によって深く意識しようとしている。
若山忠毅 Tadataka Wakayama
1980年生まれ。早稲田大学芸術学校空間映像科卒業
「透き間」(スキマ)
田園と都市のイメージの中間に位置する場所。自然と人工、公私の空間が曖昧に結びついている。壁でなく衝立のようでもある。そんな透き間みたいなところに関心がある。
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■審査員(五十音順・敬称略)
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鷹野隆大(写真家)
1963年生まれ。主な写真集に『IN MY ROOM』(蒼穹舎)、『男の乗り方』(Akio Nagasawa Publishing)、『カスババ』(大和プレス)、『α』(SUPER DELUXE)。2006年に第31回木村伊兵衛写真賞受賞。2014年5月に京都造形大学で開催する第3回写真分離派展に新作を出品予定。
土田ヒロミ(写真家)
1939年生まれ。主な作品に「俗神」「ヒロシマ」「砂を数える」「BERLIN」。太陽賞、伊奈信男賞、日本写真協会賞、土門拳賞受賞。作品コレクションは東京都写真美術館、ニューヨーク近代美術館、パリ・ポンピドーセンター等。東京綜合写真専門学校、大阪芸術大学等で写真教育に長年携わる。
姫野希美(赤々舎代表取締役、ディレクター)
青幻舎編集長を経て、2006 年に赤々舎を設立。写真集、美術書を中心に刊行。第33回木村伊兵衛写真賞の志賀理江子『CANARY』、岡田敦『I am』、第34回同賞の浅田政志『浅田家』、第35回同賞の高木こずえ『MID』『GROUND』、第38回同賞の百々新『対岸』などがある。
増田 玲(東京国立近代美術館主任研究員)
1968年生まれ。筑波大学大学院地域研究研究科修了。1992年より東京国立近代美術館に勤務。近年担当した主な展覧会に「高梨豊 光のフィールドノート」(2009年)、「鈴木清写真展 百の階梯、千の来歴」(2010年)、「ジョセフ・クーデルカ展」(2013年)など。
町口 覚(アートディレクター)
デザイン事務所「マッチアンドカンパニー」主宰。2005年に写真集レーベル「M」を立ち上げ、写真集販売会社「bookshop M」を設立。2008年より世界最大級の写真の祭典「PARIS PHOTO」に出展しつづける等、独自の姿勢でものづくりに取り組み、世界を視野に〝日本の写真集の可能性〟を追求している。
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■「1_WALL」とは
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「1_WALL」は、リクルートホールディングスが運営するギャラリー、ガーディアン・ガーデンでの個展開催の権利をかけた、グラフィック、写真の2部門からなる公募展です。グランプリに到達するまでに、ポートフォリオ審査に始まり、審査員と1対1で行うポートフォリオレビュー、ファイナリスト6名によるグループ展と会期中の公開最終プレゼンテーションに至るまで、何度も自分の作品と向き合うことになります。その過程こそが「1_WALL」というコンペティションなのです。
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■ギャラリーについて
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リクルートホールディングスは、メセナ活動の一環として、東京銀座に「クリエイションギャラリーG8」と「ガーディアン・ガーデン」の2つのギャラリーを運営しています。「クリエイションギャラリーG8」は、グラフィックデザインに焦点を当てたデザインギャラリー。「デザインとコミュニケーション」をテーマに、国内外を代表する作家から、先鋭的な送り手の作品をご紹介しています。展覧会ごとに「クリエイティブサロン」というトークショーを開催するなど、作品だけでなく送り手の発想や行動の背景・過程を分かりやすくお伝えできるスペースを目指しています。1985年に「G7ギャラリー」としてオープンして以来、広告・グラフィックデザイン・アートを通じて、来場者の方々に「コミュニケーション」の原点を考える場として親しんでいただいております。また、「ガーディアン・ガーデン」は若手クリエイターに表現する「機会」と「場所」を提供することを目的に1990年にオープン。グラフィック、写真を中心としたコンペティション・ギャラリーとして、公募展を中心に活動を展開しています。
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