住友林業株式会社(社長:光吉敏郎 本社:東京都千代田区)は、第71回日経広告賞(日本経済新聞社主催)において、「最優秀賞」を受賞しました。受賞作品は2021年10月28日から12月9日に掲載された企業広告『森が動くと、経済が動く。』シリーズ5点です。日本経済新聞紙上に掲載された全5段以上の広告作品(掲載期間:2021年10月1日~2022年9月30日)から7,663点を対象に審査が行われ、大賞をはじめ44点が選出されました。「最優秀賞」は、大賞1点に次ぐ日経広告賞の上位3賞となります。
■日経広告賞について
1952年にスタートした日本経済新聞社が主催する日本の代表的な広告賞です。これまで多くの優れた広告作品を表彰してきました。当社は過去に業種を超えて選出されるテーマ別部門賞において「環境部門 最優秀賞・環境大臣賞」を2度受賞しており、日経広告賞での受賞は今回で8回目となります。
■審査員講評
- カーボンニュートラルの実現に向けた森林と生活者のつながりを木の人形で表現した。脱炭素社会に向けた一貫した実直な広告で好感が持てる。
- とても骨太で、自社のあり方をこれほど明快で分かりやすく、具体的に表現できているものはないのではないだろうか。非常に説得力のある広告だ。
- 超高層ビルにも木材を使うことが世界的な潮流になってきたなかで、「木へのこだわり」を持つ同社が何を続けてきたかを端的に表現している。自分たちはずっと木に向き合ってきたけれど時代がそこに追いついてきたのだよ、と言いたげなメッセージの発し方にドキッとさせられた。
■『森が動くと、経済が動く』シリーズについて
当社は2022年2月、SDGsの目標年である2030年を見据え、脱炭素社会の実現に向けてあるべき姿を事業構想に落とし込んだ長期ビジョン「Mission TREEING 2030」を発表しました。今回の受賞作品は、木を植え育て活用する当社の事業そのものが脱炭素に貢献していることを伝え、2022年以降の事業取り組みへの期待感を込めたものです。脱炭素社会に貢献する森林や木材の価値を様々な切り口で伝えるため、長年にわたる森林経営で培った技術やデータ、IHIの宇宙開発で培った知見、両社の力を結集した熱帯泥炭地のコンサルティング事業を取り上げています。事業活動を通じ、脱炭素社会に貢献するという世界共通の課題に取り組む姿勢を表現するシリーズ広告です。