SAS、「人間中心」の考え方に基づいて「責任あるイノベーション」を推進

データ倫理に関する組織横断的チーム”SAS Data Ethics Practice”が、強力なテクノロジーの利用にむけた協力的な取組みを牽引

アナリティクスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、世の中におけるデータの活用方法を一変させてきた数多くの進歩を支えています。強力なデータ分析技術の市場への浸透が進む中、責任あるイノベーションの重要性が、かつてないほど高まっています。SASは、公正性と人間中心主義に対する長年のコミットメントを正式に表明し、SAS Data Ethics Practiceによって主導される、「責任あるイノベーション」に関する取り組みを開始します。

SASの最高技術責任者であるブライアン・ハリス(Bryan Harris)は、次のように述べています。「SASは、人間中心の考え方に基づいてイノベーションプロセスを設計することで、データが生活の質を向上し、人々に力を与える世界の構築に向けて尽力しています。当社はデータサイエンス(https://www.sas.com/ja_jp/insights/analytics/data-science.html.html)の進化の中心に位置しており、責任あるイノベーションに向けた世界的取り組みに大きく貢献するための専門知識と経験を有しています」

AIや機械学習などのテクノロジーは、数多くの分野で人間の能力を向上させる絶好の機会を提供します。しかし、適切な制御と人間の関与なしで開発、展開された場合、それらのテクノロジーは利益よりもむしろ害をもたらす可能性があります。

責任あるイノベーションには、責任あるAI、アルゴリズム (英文)(https://www.sas.com/en_us/insights/analytics/algorithms.html)、バイアスなどの重要なトピックが含まれますが、そうした個別のトピック以上にイノベーションプロセス全体を考慮する必要があります。責任あるイノベーションのアプローチでは、アイディアの発想から開発、実装に至るまで、すべての段階で公正性と公平性の観点も含めて検討します。

SAS Data Ethics Practice:責任あるイノベーションの手引き
SAS Data Ethics Practice(DEP)は、グローバルに連携した部門横断的なチームであり、従業員やお客様が、人間の幸福、主体性、公正性を促進するデータ駆動型システムを実装できるように支援します。DEPの責任者は、最近、米国商務省の国家人工知能諮問委員会(NAIAC)の委員に任命されたレジー・タウンゼンド(Reggie Townsend)が務めます。タウンゼンドは、AIの開発・利用に関する無意識の偏見を減らすことに取り組む米国NPO法人「EqualAI」の理事でもあります。

EqualAIの社長兼CEOであるミリアム・ボーゲル(Miriam Vogel)氏は、次のように述べています。「EqualAIは、公正性の高い手法で包括的なAIを開発・実装することに対して、タウンゼンド氏がもたらすインサイトと深いコミットメントから大きなメリットを得ることができるでしょう。EqualAIのミッションは、AIがより幅広い業界の人々の手によって、より多くの人々のために開発され、その可能性を最大限に発揮できるようにすることであり、タウンゼンド氏が重視することと完全に一致しています」

NAIACの議長を務めるボーゲル氏は、タウンゼンドだけでなく、NAIACに参加する他の著名な25人との連携も楽しみにしています。

タウンゼンドとDEPは、人間中心主義、包括性、透明性、説明責任、堅牢性、プライバシー、セキュリティといった責任あるイノベーションの原則を組み込むべく、SASの研究開発部門や社内の他のグループと協議、調整を行なっています。

責任あるイノベーションの協力者と貢献者
テクノロジーの責任ある利用の改善に努める、革新的で熱心な組織は数多く存在します。たとえば、SASはアメリカの多数の大手企業と協力し、Business Roundtableの「Roadmap for Responsible AI(責任あるAIのロードマップ)(英文)(https://www.businessroundtable.org/policy-perspectives/technology/ai)」を立ち上げました。
SASはこれからも、お客様、パートナー、研究者、学生、コミュニティ、NPOから学び、連携することで、自社の取り組みを伝え、データとアナリティクスによって人々の生活を向上させる新たな方法を探り続けます。

タウンゼンドは、次のように述べています。「我々は、この仕事に長く携わってきましたが、すべての答えが出たわけではありません。データとAIを作成、使用、規制する人々は、人々と地球のために、テクノロジーの信頼できる管理者となるリスク、報酬、責任を共に担っています」

SASの責任あるイノベーションの詳細については、こちら (英文)(https://www.sas.com/en_us/company-information/innovation/responsible-innovation.html)をご覧ください。

*2022年5月10日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリース (英文)の抄訳です。
https://www.sas.com/en_za/news/press-releases/2022/may/responsible-innovation.html
本原稿はSAS本社プレスリリースの原稿を抄訳したものです。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。

SASについて
SASは、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SASは、革新的なソフトウェアとサービスを通じて、世界中の顧客に対し、データをインテリジェンスに変換するためのパワーとインスピレーションを届けています。SASは「The Power to Know®(知る力)」をお届けします。

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

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この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

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