N/S高等学校、Arubaソリューションを活用し、 エンタープライズクラスのスピードと可用性を実現するネットワークを実現

~KADOKAWA Connected社が構築開始からわずか2か月足らずで本稼働へ~



Aruba, a Hewlett Packard Enterprise company(NYSE: HPE、米国カリフォルニア州サンタクララ、以下「Aruba」)は本日、学校法人 角川ドワンゴ学園 N高等学校、S高等学校(https://nnn.ed.jp/ :以下「N/S高」)が4月に開校した通学コースの秋葉原キャンパス、渋谷キャンパスにArubaの各種ネットワーク製品が導入されたことを発表しました。

本導入は、KADOKAWAグループのITインフラや情報システムの設計、構築、運用管理を担う株式会社KADOKAWA Connected (https://kdx.co.jp/ ) のネットワーク設計、構築によるもので、150人が同時にインターネットを支障なく利用でき、Zoom、VR(仮想現実)、eスポーツも快適に動く無線LAN環境を実現しました。複数の生徒が同時に8K(8000x4000ピクセル程度の解像度)の高画質映像を視聴することもでき、遠隔地にいる生徒とのオンライン共同制作の場で、スムーズにコミュニケーションが取れるなど、生徒、教職員からも高い評価を得ています。
速度と可用性を高めつつ、コストを最大限抑制するとともに、ログ収集やチューニングによって、トラブル発生を未然に抑止しながら、運用を効率化しています。

また、KADOKAWA Connectedでは、KADOKAWAグループのポップカルチャー発信拠点である「ところざわサクラタウン」のITインフラ構築などを通じて蓄積、標準化された知見を活かすことで、2022年2月の構築開始からわずか2か月足らずの4月1日に本稼働させました(2022年2月構築開始、チューニングを繰り返し通信品質を設計目標に近づけ、3月より教職員による試運用、4月1日に本稼働)



Arubaソリューション選定の背景と構成
~コストを最大限抑制しつつ、エンタープライズ向けネットワークと同等以上のスピードと可用性~


N/S高では、授業や生徒と職員間のコミュニケーション、テスト、部活動などに至るまでオンラインを前提として実施されます。ネットワークの中断や速度低下はそのまま教育や業務に大きな支障をもたらすため、各キャンパスにも最大限のスピードと可用性が求められました。

特に、N/S高の授業では生徒がWeb会議サービスを使うため、ユーザーのストレスの原因となる映像や音声いずれも乱れることのないよう、端末ごとに十分な帯域を用意する必要がありました。
また、VRやeスポーツ用のアプリケーション、アドビのクリエイティブツール群「Adobe Creative Cloud (Adobe CC)」など、オンライン授業や生徒の交流に活用されるアプリケーションも、多人数が同時に使用するため遅延なく大量のデータを処理する必要があります。

これらを満たすには、エンタープライズ向けネットワークと同等以上の高速、低遅延かつ信頼性の高い性能を備えながら、管理負担やコストを最大限抑えることのできるソリューションが必要ですが、様々な検証や実績を通じてこうした条件を満たすものとして選ばれたのがArubaの各種製品です。

N/S高 秋葉原・渋谷キャンパスのネットワーク設計にあたり、KADOKAWA Connectedでは、ネットワーク構成要素を「インターネット回線」と「エッジ」(秋葉原・渋谷キャンパス内ネットワーク)に分け、最高のパフォーマンスが得られる設計構築がなされました。

エッジ側で選定されたAruba製品と構成は以下の通りです。本構成で1端末当たり400Mbps 以上の実測値を計測しています。
  1. Aruba AP-530シリーズ: Wi-Fi 6に準拠し、物理コントローラと仮想コントローラを一体化させたアクセス・ポイント(AP)を採用。可用性を高めるため、APへの電力供給はイーサネットの給電を担うPoEを活用し、かつ全てのAPをふたつのスイッチに接続するトポロジーを採用し、同時に2つのスイッチに障害が発生しない限りAPへの給電が絶たれることのない構成になっています。
    https://www.arubanetworks.com/ja/products/wireless/access-points/indoor-access-points/530-series/

  2. マルチベンダーネットワーク可視化、管理システム Aruba AirWave
    https://www.arubanetworks.com/ja/products/network-management-operations/airwave/

  3. イーサネットとAPをつなぐスイッチ Aruba 2930シリーズ
    https://www.arubanetworks.com/ja/products/switches/access/2930f-series/
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<関連資料>
*本件に関する導入事例ホワイトペーパーは、以下よりご参照下さい。
https://www.arubanetworks.com/ja/resources/case-studies/n-s-highschool/

※関連リリース 2021/1/18
Arubaの無線LANソリューション、「ところざわサクラタウン」に採用 ~KADOKAWAグループと所沢市の共同プロジェクト「COOL JAPAN FOREST構想」の拠点となる大規模複合施設で、高密度低遅延の無線LAN構築とネットワーク統合管理を実現~
https://www.arubanetworks.com/ja/press-release/kadokawa/

Aruba, a Hewlett Packard Enterprise companyについて
Aruba, a Hewlett Packard Enterprise companyは、全世界のあらゆる規模の企業に次世代ネットワーク・ソリューションを提供する主要プロバイダです。モバイルに精通し、仕事やプライベートのあらゆる場面でクラウドベースのビジネス・アプリを活用する新世代の能力を企業が最大に引き出せるよう支援するITソリューションを提供しています。Arubaについての詳細は、http://www.arubanetworks.com/ja/ をご覧ください。また、Airheads Social(http://community.arubanetworks.com)では、モビリティとAruba製品に関する最新の技術的討論を覧いただけます。

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その他の商標はすべて、それぞれの所有者の財産権です。

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この企業の情報

組織名
日本ヒューレット・パッカード合同会社
ホームページ
http://www.arubanetworks.co.jp/
代表者
望月 弘一
資本金
1,000,000 万円
上場
非上場
所在地
〒136-8711 東京都江東区大島2-2-1
連絡先
03-5749-8372

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