株式会社サンクチュアリ・パブリッシング（本社：東京都文京区　代表取締役：鶴巻謙介）は、2022年8月9日より、書籍『都会を出て田舎で0円生活はじめました』（田村余一、田村ゆに 著）を全国の書店にて発売開始します。
発売に先駆け簡易製本を制作いたしましたので、ご希望のメディア関係者さまに無料で配布いたします。
ぜひ取材などご検討ください。


https://sanctuarybooks.jp/book-details/cate00054/book1332.html

■「バンキシャ」「ノブなかなんなん」「ナゼそこ！？」などで話題沸騰！
青森で3人で暮らす自給自足家族の日常を綴った、ほのぼの＆爆笑エッセイ

電気・水道・ガスの契約なし！電源はソーラーパネル、自宅は廃材で建築、トイレットペーパーは
キウイの葉っぱ！青森の僻地で3人で暮らす自給自足家族の日常を一冊の本にしました。
電源を求めて太陽を追いかけてみたり、どんどん増えるミントハーブと戦ったり、
御用聞屋の仕事で幸せな人生について考えたり、突然知らんオッサンが訪ねてきたり。
都会の喧騒から離れた田舎暮しが疑似体験できる本です。
かといって原始的な生活をしているわけでもなく、車を乗り回し、スマホやタブレットを持ち、SNSを使いこなしているまさにハイブリットな自給自足生活は、暮らしや生き方のヒントが沢山詰まった一冊となっています。

■はじめに（書籍より抜粋）

みなさん、ようこそ！僕はこの一家の大黒柱田村余一です。大黒柱と大袈裟に見栄を張ったものの、重い責任を背負ってこの家を支えているわけじゃない。
あんまりお金を稼ぐ必要がないもんだから、だいたい家にいて、嫁さんと一緒に子育てしながらチョコマカと暮らしの作業をしてるだけ。あとは周辺住民の御用聞きをして、お小遣いや不用品をもらったりして生活している。
雨風がしのげて腹を空かせてなきゃ安泰。周りの目も気にしない。困ったときはスマホで検索。文明の利器もちゃっかり利用しつつ、できるだけ低支出＆低負荷に「生きてるだけ」だ。
チマタじゃ、こういうのを「スローライフ」とか言うけど、ぶっちゃけ、スローなんてとんでもない！畑の管理や薪割り、日常のトラブル解決などなど……日々やることだらけ！
おかげで夫婦ゲンカをするヒマもなし！「悠々自適なスローライフ」なって言ったヤツを調べ上げてちょっと謝らせたいくらいだけど、そんな時間もなし。
そんなことを言ってると、「じゃあなんでそんな生活してんの？」と聞かれることもある。たしかに万事何事も便利になった今の世の中でわざわざこんな暮らしをしているなんて、一般的な感覚からすればかなりの変人か……もっといえば異常者かだろう（笑）。
でも、その当事者から言わせてもらうと、この暮らしはホントに充実している。自由気ままに「生きる」を味わえて、日々のあれやこれやを、自分の課題や喜びとして実際に身を持って体験できる。これ以上ない「生きてるなぁ」と言う感覚を毎日味わえるのだ。（中略）
間違いなく言えるのは、暮らしを変えれば、人生が変わると言うこと。人生の価値みたいなものって、ある一瞬の爆発的な喜怒哀楽とかじゃなくて、命の灯火がゆらめき続ける暮らし時間そのものだなぁって、僕は思うんです。この本は僕ら家族のユラユラ、フラフラした命のゆらめきが、ほんのちょっとですが、キュキュッと詰まっています。

■田村家に「リアルな8つの質問」に答えていただきました。

1.　0円生活での子育ては？
2.　「印税」の使い道は？
3.　貯金はしてるの？
4.　幼稚園に預けず自分たちで子育てしている理由は？
5.　お子さんが小学生になったときの不安はある？
6.　メディアで積極的に発信する理由は？
7.　自給自足生活で体調面の変化はある？
8.　正直ジャンクフード食べたくない？

以下の答えは動画でお楽しみください↓





■書店員さまからの感想

・語りかけるような文体で読みやすく、次へ次へとページをめくる手が止まりませんでした。
作者やそのご家族については存じあげない状態でゲラを拝見しましたが、現代の日本でもや
ろうと思えばほとんどお金がかからない生活ができるものなのか、と驚きました。（岡山県
の書店員M様）

・都会から田舎で0円生活。。。いったいどんな。。。と興味深く読ませていただきました
。やはり0円生活なかなか簡単にはいきませんね。
フキノトウやキウイの葉っぱ、いったいどんな感触なのか気になります。カサカサ痛くない
の？と。（須原屋コルソ店　大瀧様）

・私も自給自足とまではいきませんが、自然が好きで自然の中で暮らしたい。
地球にやさしい物、エコなどについて、考えて暮らしていきたいと思いながらも今日までダ
ラダラとなにをするでもなくすごしていました。
本作を読ませていただき、私にも少しできることがはあるはず！とパワーをもらいました！
書店員として多くの方に本作を手にとってもらえるよう頑張ります！（BOOKSえみたすラ
スパ西大和店　浦野様）

■目次

PART1　ようこそ我が家へ
第１話　家族３人、総工費10万円、建築期間７年、断熱材はぬいぐるみの愛しい我が家
第２話　動くソーラーパネル
第３話　うちのコンロは、ロケットだ！
第４話　カミさんとは、カミサマのことだったのか
第５話　紙は買わない！　我が家のキング・オブ・オシリフキ
第５・５話　嫁日記その１　都会から、田舎で０円暮らしを始めた理由

PART2　我が家の食う、寝る、働く
第６話　嫁さんの料理が美味すぎる！
第７話　田舎のルンバは、ニワのニワトリ
第８話　果物も作ることになりました。商業畑と自給畑の違い
第９話　御用聞屋(ごようききや)というシゴト
第10話　突然来る、知らんオッサン
第11話　自然は最高の先生。自給自足的な子育て
第11・５話　嫁日記その２　カカの奮闘記

PART3　自然と生きる日常
第12話　最強の早炊き法。ヌカ釜で米を炊く
第13話　自家製ハーブと里山からの贈り物クロモジ茶の話
第14話　海水から塩を作る
第15話　ニワトリさんの命をいただいたときの話
第16話　我が家に風呂はない
第17話　手前のケツを手前で拭けるトイレ
第18話　ゴミのラビリンス　捨てるは無罪、拾うは有罪？
第19話　大切なのはサラリーよりカロリー
第20話　１日１食は、なかなかいい暮らし
第20・５話　　嫁日記その３　今日、トリさんをお肉にしました

PART4　僕らが家族になるまでの話
第21話　おどって生きる。僕が自給自足を始めたきっかけのようなもの
第22話　ジジイ、孫のために一肌脱ぐ
第23話　畑で過ごす時間
第24話　「お嫁さん探し」をしたときの話
第24・５話　嫁日記その４　私が嫁にいったときの話

PART5　家と未来の話
第25話　我が家はハイになる廃材といつも一緒
第26話　大工仕事の師匠は廃材。日本伝統工法ってスゴいぞ
第27話　廃材にありつくために
第28話　僕が考える我が家のこれから

■プロフィール
田村余一（たむら・よいち） 1977年青森県三戸郡南部町出身。
高校時代から環境問題に興味をもち「人間はどうしたら環境を壊さずに生きていけるか」を考える。
現代社会に絶望し、富士山で「冒険死」を決行しようとするも断念。
以後「おどるように生きる」をモットーに自給自足生活を模索。
100個ほどシゴト経験があるため、大抵のことは何でもできる。


田村ゆに（たむら・ゆに）
1987年札幌市出身。
東京に10年住みの元都会っ子。
着物が好きで、365日着物生活を2年半行う。
余一さんがSNSでお嫁さん募集をしたところ、ゆにさんが応募し
意気投合。「交際0日婚」を成し遂げる。田村家のご飯担当。