神田外語グループ(東京都千代田区/理事長 佐野元泰)の専門学校である神田外語学院(東京都千代田区/学院長 糟谷幸徳)は、海外の提携大学と連携し、【社会課題×異文化理解×国際交流】をテーマに探究学習をする「オンライン国際交流プログラム」を共催しています。2021年度より始まった本プログラムは今回で第3回目の開催となり、2022年4月から約3か月間、全10週で実施します。学生は5つの教室に分かれ、更に各教室内でSDGsのテーマ毎に5つのグループに分かれて学習します。各教室の学生と海外6カ国(インド、インドネシア、韓国、タイ、台湾、ベトナム)の提携大学の学生たちは、オンラインでのグループワークを通して、SDGsと異文化について探究し、議論を深めます。プログラムの後半では、各教室でSDGs達成に向けた探究成果について英語でオンライン発表をし、各教室の最優秀/優秀グループを決定します。最終週の7月5日(火)には、各教室の最優秀/優秀グループがオンライン上に集まり、参加者全体に向けた発表を予定しています。
◆ これまでのオンライン国際交流プログラムについて
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、留学など海外への渡航が制限されている昨今。神田外語学院では、2021年度より、海外の提携大学と連携し、【社会課題×異文化理解×国際交流】をテーマに探究学習をする「オンライン国際交流プログラム」をスタートしました。
<第1回オンライン国際交流プログラム(2021年4月~7月)>
ブディルフール大学(インドネシア)の学生たちと、社会課題、アニメや漫画などのポップカルチャーをテーマに、文化背景の異なる相手と同じ課題に取り組み、意見交換しました。プログラムの最終週では、学生たちはグループ毎に「日本とインドネシアの文化」「日本とインドネシアの所得格差」「日本とインドネシアの出生率」「環境問題」などについての探究成果を発表しました。
<第2回オンライン国際交流プログラム(2021年9月~12月)>
ブディルフール大学(インドネシア)に加え、青島濱海学院(中国)、崇実大学校(韓国)、ハノイ大学(ベトナム)の3大学も参加。5ヶ国の学生たちによる国際交流が実現しました。「気候変動」「所得格差」「出生率低下」「結婚」といったさまざまな社会課題が取り上げられ、意見交換しました。プログラムの最終週では、学生たちはグループ毎に「教育」「ジェンダー」「健康」「貧困」についての探究成果を発表しました。
<第3回オンライン国際交流プログラム(2022年4月~7月)>
この度の交流大学は、アチャリヤ工科大学(インド)、ブディルフール大学(インドネシア)、崇実大学校(韓国)、明知大学校(韓国)、ブラパー大学インターナショナルカレッジ(タイ)、国立成功大学(台湾)、ハノイ大学(ベトナム)の7大学。学生は、5つの教室、またそれぞれの教室でSDGsのテーマ毎に5グループに分かれて、オンラインでのグループワークを通して、SDGsと異文化について探究し、議論を深めます。プログラムの後半では、各教室でSDGs達成に向けた探究成果について英語でオンライン発表をし、最優秀/優秀グループを決定します。最終週の7月5日(火)には、各教室の最優秀/優秀グループがオンライン上に集まり、参加者全体に向けた発表とクロージングを予定しています。
◆ 第3回オンライン国際交流プログラムに参加している学生のコメント
・「国境を越えて海外の学生と関わることで多様な視点を身につけるきっかけになると思ったこと、またSDGsに取り組んでいくためには自分の国だけでなく世界について知る必要があると思い、本プログラムに参加しました。英語を母国語としない海外の学生との交流では、国ごとに英語のアクセントが異なることから、スピーキング力だけではなく、リスニング力も磨くことができています。また、私のグループは「教育」をテーマにしていますが、日本と海外の教育機会や教育環境の違いを実感しています。卒業後は国際物流に携わるので、このプログラムを通じて海外の価値観や文化について理解を深めることで、その国々やお客様にあった物流を提供していきたいです。」
・「自分と同年代の海外の友人をつくりたいという気持ちと、SDGsに身近なことから取り組むきっかけにしたいと思い、参加しました。私のグループは「ジェンダー平等」をテーマにしていますが、海外の学生と議論をする中で、日本と海外の価値観の違いや共通点を知り、たくさんの学びと発見に繋がっています。卒業後はホテルへの就職が決まっているので、色んな国々から来日する外国人にホスピタリティのある対応ができるよう、このプログラムで異文化理解力と英語力を磨いていきたいです。」
◆ 担当講師のキーラン ジュリアン先生よりコメント
グローバル化の進展に伴い、語学力だけではなく、異文化間の違いや共通点を理解していくことが今、求められています。また、協働力、創造力、コミュニケーション能力、批判的思考力など、21世紀社会で活躍するための力を身につける機会を学生に提供することが、私たちの役目だと感じています。この「オンライン国際交流プログラム」を通じて、学生が平和と異文化理解を軸にした、未来の社会を築いていくきっかけにしていただけたら幸いです。
EIC(※1)スーパーバイザー キーラン ジュリアン
※1 EIC(English for International Communication):
神田外語学院が1957年の創立以降、長年研究してきたコミュニケーションをとるための英語運用能力を育てる授業。
◆ 参考リンク
【第1回オンライン国際交流プログラムの様子】
(1)インドネシア・ブディルフール大学とのオンライン国際交流プログラムが始まりました】
https://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/news/38355/
(2)インドネシア・ブディルフール大学とのオンライン国際交流プログラム-Final Presentation-が実施されました
https://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/news/41811/
【第2回オンライン国際交流プログラムの様子】
(1)5カ国の学生によるオンライン国際交流プログラムがスタートしました
https://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/news/47270/
(2)神田外語学院×海外提携大学による「オンライン国際交流プログラム」
https://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/news/54083/
(3)海外提携大学とのオンライン国際交流プログラムが終了しました
https://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/news/54421/
◆ 取材受付
取材可能日は7月5日(火)SDGs探究成果の発表2(※プログラム概要参照)です。
当日は、学生がSDGs達成に向けた探究成果について、英語でオンライン発表します(17時10分よりプログラム開始)。
ご希望の場合は、以下問い合わせ先へ7月1日(金)までにお問い合わせください。
※新型コロナウイルス感染防止対策の都合上、定員に限りがございます。定員に達し次第、締め切らせていただきますのでご了承下さい。
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人佐野学園(神田外語グループ) グループコミュニケーション部
三上山 雄亮
住所:東京都千代田区内神田2-13-10
TEL:03-3258-5837
FAX:03-5298-4123
メール:media@kandagaigo.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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