ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO:田中 潤、以下ウイングアーク1st)は、ファッションや雑貨などの通信販売事業を柱とする株式会社フェリシモ(以下フェリシモ)の財務部門が、紙で行っていた仕入先との受領書兼請求書のやり取りをWeb配信に切り替えるにあたり、電子取引サービス「invoiceAgent TransPrint(インボイスエージェント トランスプリント)」を導入したことをお知らせします。
【背景】
・約600社ある仕入先メーカー各社に、納品内容を記した受領書を郵送し間違いがなければ押印のうえ返送してもらうことで請求書に代える運用を行っていたため、受領書兼請求書を出力し郵送する業務に1.5日程度を要していました。
・仕入先への受領書兼請求書の印刷、郵送や回収業務にかかる作業工数やコストがかかっていたためデジタル化を検討していました。
そこで、フェリシモでは仕入先への支払いを滞りなく進めるために、受領書をデジタル化して仕入先取引先に一斉送信し、電子印を押して返送してもらう電子取引プラットフォームを検討し、ウイングアーク1stの「invoiceAgent TransPrint」を導入しました。
導入のポイントは、以下です。
・受領書兼請求書をワンクリックで配信できる
・基幹システムに手を入れることなく、既存帳票をPDFに変えるだけで配信が可能
・将来的に社内の承認業務などにも展開でき、幅広い効率化を実現できる
【導入効果】
フェリシモでは、導入決定から約3ヶ月後の2021年8月に本格的にWeb配信をスタートしました。フェリシモの基幹システムでは約600社分のデータが1つのPDFでまとまって生成されますが、「invoiceAgent TransPrint」は、取引先コードを伝票に書かれた手書き文字を読み取るOCRで読み取って自動で分割、仕入先取引先ごとにフォルダ分けできるほか、PDFとセットで明細をCSVファイルにして送付することもできるため、配信作業を効率化し、大幅な工数削減につながっています。
・1.5日かかっていた印刷・郵送作業工数が、3分の1に減少
・郵送料のほか紙や封筒も不要になり、月間10万円のコストが削減
・仕入先のリモートワーク推進や業務効率化にも貢献
フェリシモでは、紙帳票のデジタル化だけでなく、社内承認プロセスについてもデジタル化を視野に入れた業務フローのスピードアップと効率化の取り組みを始めています。
■事例紹介
https://www.wingarc.com/product/usecase/532.html
■invoiceAgent TransPrintについて
請求書、支払通知書、注文書、納品書などあらゆる企業間取引文書の電子化と配信・返信 を可能にし、取引に紐づく文書の一元管理や電帳法に対応する電子取引サービスです。
https://www.wingarc.com/product/ia/transprint/
【フェリシモについて】
「ともにしあわせになるしあわせ」を合言葉に、オリジナル商品を中心としたファッションや雑貨など自社企画商品を中心に、カタログやウェブサイトにて全国の生活者に販売するダイレクトマーケティング事業を展開。
https://www.felissimo.co.jp/
<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
ウイングアーク1st株式会社
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