三井不動産レジデンシャル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:嘉村 徹)は、在宅勤務の定着化などによってニーズが高まる「収納スペース」に対する課題解決のトライアルとして、レンタル収納スペース専用建物「TRUNK Mi(トランクミー)勝どき店」(東京都中央区)を新築し、2022年4月1日に開業いたします。
「TRUNK Mi 勝どき店」は、当社初の一棟レンタル収納スペース専用建物で、勝どき駅徒歩3分に位置する3階建ての建物です。バリエーション豊富な174室※1の収納スペースを設けており、スマートキーの導入や温度・湿度の管理、専任スタッフによる有人対応など、品質と利便性の高さが特長です。当社が開発し、三井不動産レジデンシャルリース株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:疋田 武人)が運営します。
また、本施設は「ZEB Ready」を採用するほか、施設内で利用する電灯・動力部分の電気についても、再生可能エネルギー由来の非化石証書をもとにした実質再生可能エネルギー100%の電力プランを採用することにより、施設運営時のCO2排出量実質ゼロを実現します。
今後もブランドコンセプト「Life-styling × 経年優化」のもと、多様化するライフスタイルに応える商品・サービスを提供することで、持続可能な社会の実現・SDGsへ貢献してまいります。
「TRUNK Mi 勝どき店」のポイント
1.在宅勤務の定着化などで一層ニーズが高まる「収納スペース」のソリューションを提供
マンション供給が続く湾岸エリアの「勝どき」で開業
2.三井不動産レジデンシャルグループによる高品質で利便性の高い「レンタル収納スペース」
3.「ZEB Ready」採用
実質再生可能エネルギー100%の電気プランの採用により、施設運営時のCO2排出量を実質ゼロに
▲外観(夕景)
※1:室数は将来的に変更となる可能性がございます。
1.在宅勤務の定着化などで一層ニーズが高まる「収納スペース」のソリューションを提供
マンション供給が続く湾岸エリアの「勝どき」で開業
日本における2020 年度(令和2 年度)の収納サービス(レンタル収納・コンテナ収納・トランクルーム)全体の市場規模は、774.7 億円(前年度比2.3%増)の見込みです。2011年度の市場規模455億5,000万円から9年で約1.7倍に市場規模が拡大しており、拠点数も13,000ヶ所を超える水準に達したとみられます。※2
こうした背景に加えて、コロナ禍での在宅勤務の定着化等により、限られたスペースを有効活用するため、収納を見直す機会が増えており、使用頻度が高くない季節外の洋服や寝具・アウトドア用品・パーティーグッズ等を外部へ預ける「レンタル収納」などの収納サービスはニーズが一層高まっています。
今回開業する勝どきエリアでは当社がこれまでに約1.5万戸の分譲マンションを供給しており、お客様の快適なくらしをサポートするサービスとして、今般のトライアル開始に至りました。
※2:株式会社矢野経済研究所「レンタル収納・コンテナ収納・トランクルーム市場に関する調査(2020年)」(2021年4月8日発表)
2.三井不動産レジデンシャルグループによる高品質な「レンタル収納スペース」
長きにわたりすまいとくらしに向き合ってきた三井不動産レジデンシャルグループのノウハウを生かし、荷物を預ける空間も人が暮らす空間と同じ安心感・品質感・信頼感で提供します。
①セキュリティ・空調管理・有人対応など、安全・安心を追求した設備・サービス
監視カメラ等を備えた24時間365日対応のセキュリティシステムや、調温・調湿設備の室内完備などにより、大切な荷物を安全・安心に預けていただけます。また、店舗には専任のスタッフが常駐しており、見学やレンタルのお申込みはもちろん、収納に関するお客様の様々なお問い合わせやお悩みにお応えします。
②豊富な収納バリエーションや敷地内駐車場など行き届いた利便性
収納スペースは、お客様の荷物の量やサイズに応じてご利用いただけるよう、0.3畳のコンパクト収納タイプから法人の倉庫としても活用できる8.4畳の大型収納タイプ、0.5畳から0.8畳のロッカータイプの計31種類を取り揃えました。個人・法人問わず、幅広いニーズにお応えします。また荷物の積み下ろしに便利な敷地内駐車場もご用意。さらに、スマートキーの導入により、24時間365日自由に荷物の出し入れが可能です。
▲収納スペース内観 ▲収納スペース内観(ロッカータイプ)
③洗練された外観・エントランスデザイン
外観は、収納スペースの空間をイメージしたキューブによる凹凸模様をデザインし、夜にはそれぞれのキューブに組み込んだ照明が光の格子模様を浮かび上がらせ、街並みに彩りを創出します。エントランスには、大型モニターの映像と実際の荷物を模したオブジェのディスプレイを組み合わせ「TRUNK Mi」活用のイメージをわかりやすくお伝えします。
▲エントランスに設置するディスプレイ
3. 「ZEB Ready※3」採用、実質再生可能エネルギー100%の電気プランの採用により、施設運営時のCO2排出量を実質ゼロに
本施設では、施設の一次エネルギー消費量を69%削減し、BELS(建築物省エネルギー性能表⽰制度)において「ZEB Ready」の認証を取得しました。さらに、東京ガス株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長:内田 高史)が提供する実質再生可能エネルギー100%の電力プラン「さすてな電気ビジネス※4」を採用するとともに、屋上に設置した太陽光発電設備の発電電力の一部を施設内で自家消費することで、運営時のCO2排出量実質ゼロの施設となります。
※3:ZEB(ゼロ・エネルギー・ビルディング)とは「快適な室内環境を実現しながら、建物で消費するエネルギーをゼロにすることを目指した建物」のことです。ZEB Readyは、ZEBを見据えた先進建築物として、外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備えた建築物であり、再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から50%以上の一次エネルギー消費量削減に適合した建築物と定義されます。
※4:東京ガスの電源(LNG火力等)に再生可能エネルギー由来の非化石証書の持つ環境価値を付加した電気料金メニュー
■「TRUNK Mi 勝どき店」概要
所 在 地 :東京都中央区勝どき2丁目6番10号
アクセス :都営大江戸線「勝どき」駅徒歩3分
敷地面積 :269.74㎡
構造・規模 :鉄骨造・地上3階建
室 数 :174室(室数は将来的に変更となる可能性がございます)
竣 工 日 :2022年3月24日
開 業 日 :2022年4月1日
利用時間 :24時間
駐 車 場 :専用駐車場(2台)、駐輪場(2台)
設 備 :エアコン・除湿器・サーキュレータ・エレベーター・台車・脚立、週5日清掃
セキュリティ:防犯カメラ設置、24時間機械警備、スタッフ常駐
支払い方法 :クレジットカード決済可
スタッフ滞在時間:11:00~17:00(火・木休み)
随時ご見学を受け付けております。なお、巡回などのため不在の場合もございます。
収納タイプ・面積:0.3畳タイプ(0.46㎡、縦90㎝×横52㎝×高さ210㎝他)~
8.4畳タイプ(13.88㎡、縦最大388.4㎝×横最大441㎝×高さ210㎝)
U R L :
https://www.trunkmi.com/area/tokyo/kachidoki/
■位置図
■「三井不動産9BOX感染対策基準」について
三井不動産グループでは、これまでも施設ごとに新型コロナウイルス感染対策を徹底してまいりましたが、今後新たな変異株が流行した場合においても安心して当社グループの施設をご利用いただくために、医学的・工学的知見に基づくわかりやすい感染対策が必須と考え、グループ共通の「三井不動産9BOX感染対策基準」を策定しました。当社グループはオフィスビル、商業、ホテル、リゾート、ロジスティクス、住宅等、多様な施設を展開しており、当社グループだけでなく社会全体で共有しやすい項目として提示することで、社会共通の課題解決に貢献したいと考えています。
当社は引き続き、安心・安全な街づくりを通して持続可能な社会の実現に取り組んでまいります。
【参考リリース】
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1001_01/
■三井不動産グループのSDGsへの貢献について
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/esg_csr/
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわちESG経営を推進しております。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。また、2021年11月には「脱炭素社会の実現」、「ダイバーシティ&インクルージョン推進」に関し、下記の通りグループ指針を策定しました。今後も、当社グループは街づくりを通じた社会課題の解決に向けて取り組んでまいります。
【参考】
・「脱炭素社会実現に向けグループ行動計画を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1124/
・「ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言および取り組み方針を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1129_02/
■三井不動産レジデンシャル「カーボンニュートラルデザイン推進計画」について
https://www.mfr.co.jp/content/dam/mfrcojp/company/news/2022/0315_01.pdf
すまいの高性能・高耐久化による省エネルギーの実現や、再生可能エネルギーの導入を促進するとともに、ご入居後のくらしにおいても、楽しみながら省エネルギー行動等の環境貢献に取り組んでいただけるようなサービスの提供を推進し、すまいとくらしの両面からカーボンニュートラルの実現を目指していきます。
*なお、本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における1つの目標に貢献しています。
目標7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
目標11 住み続けられるまちづくりを