東日本電信電話株式会社 神奈川事業部(執行役員 神奈川事業部長:中西 裕信、以下「NTT東日本 神奈川事業部」)は、小田原市内にある学校法人 みちひろ学園 れんげ幼稚園(以下、「れんげ幼稚園」)の園児に対して、「公衆電話の使い方教室」をオンラインで実施しました。
1.取り組み背景
NTT東日本は、社会生活上の安全及び戸外における最低限の通信手段を確保する観点から、第一種公衆電話機を設置基準(市街地:概ね500メートル四方に1台、それ以外の地域:概ね1キロメートル四方に1台)に基づき、利用状況を勘案しつつ業務区域全体で約58千台設置しています。<*1>
NTT東日本 神奈川事業部では、災害時等に有効な情報伝達手段である公衆電話の使い方を知らない方が増えている状況を踏まえ、自治体主催の防災訓練や防災イベント等の機会を通じて、地域住民に対して公衆電話の使い方を紹介しています。
このたび、多彩な体験学習を教育に取り入れているれんげ幼稚園<*2>からの要望を受けて、園児に対して「公衆電話の使い方教室」を公益財団法人・日本公衆電話会<*3>と連携して開催することになりました。
当初の予定では、幼稚園現地での開催を予定していましたが、新型コロナウィルス感染拡大を考慮して、オンラインで実施しました。
<*1>NTT東日本HP「第一種公衆電話機の設置の状況」
https://www.ntt-east.co.jp/univs/univ-sub1.html
<*2>れんげ幼稚園HP「園の紹介」
https://renge-youtien.net/#introduction
<*3>日本公衆電話会HP「活動内容の紹介」
https://www.pcom.or.jp/activity/csr
2.「公衆電話の使い方教室」内容
(1)日時:
2022年2月21日(月)10:45~11:30
(2)実施方法:
れんげ幼稚園教室(小田原市内)とNTT東日本ショールーム(横浜市内)をZoomにて接続
(3)内容:
・公衆電話の基本知識
・園児からの質問に対する回答
「どうやって使うの?」「使うのにお金がいるの?」「どんな場所にあるの?」「公衆電話の中はど
うなっているの?」
・昔の公衆電話や電話機の紹介
3.SDGsとの関わり
NTT東日本では、2015年9月に国連で採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)」の達成に向け、ICTを通じた付加価値の高いサービスをさまざまな分野で提供し、社会的課題の解決に貢献しております。
すべての人に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
NTT東日本 神奈川事業部では、文部科学省が推進するGIGAスクール構想(子供たち一人ひとりに個別最適化され、創造性を育む教育ICT環境の実現)を推進するお手伝いをするとともに、各自治体・地域が開催する防災訓練やイベント等の地域住民の皆さまとのリアルな接点を最大限活用して、質の高い教育の提供に貢献していきます。