英国サリー - Media OutReach - 2022年2月16日 - 放射線治療装置の市場におけるパラダイムシフトをけん引しているLeo Cancer Care社は、患者を直立姿勢にし、巨大で高額なガントリーを削減し、代わりに固定放射線の手法で患者を回転させる方法を研究開発しております。
Leo Cancer Care社は、未来の経済的期待に対応する設計で治療装置のシリーズ化を展開し、顧客の臨床治療と経済的ニーズを満たす事に注力しております。
Ruby(TM)は、小型な流線形の粒子線治療装置のソリューションです。準備時間を短縮して治療スループットを高める事が可能になり、結果的に医療機関のコスト削減につながります。セルフシールド方式で提供されるため、高価な放射線治療バンカーは不要になります。また、近い将来、Ruby(TM)を可搬型にし、放射線治療をまったく新しい世界に導くことを目指しています。
上述のテクノロジーがもたらす操作上・経済的なメリットの他に、本治療ソリューションは、世界中の研究成果を背景に開発されているため、例えば患者を直立姿勢にすることで臓器運動が低減するという臨床的なメリットも実証しています。
加えて、患者体験も設計要素に反映しているため、患者はより快適に治療を受けられると共に、自身の放射線療法の過程を適切に把握する事が出来ます。
Teledyne e2v社は、Leo Cancer Care社と協力し、革新的な小型化が実現出来る様支援してきました。実際、小型なRF(高周波)サブシステムユニットを設計する事によって実現に成功しております。このRFサブシステムは、同社の新設計のモジュレーター、マグネトロン製品シリーズを採用し、その他のRF周辺部品と共に一体型に集積化しております。
Teledyne e2v社は、今後も放射線治療向けの「RFパワー」を提供する世界的リーダーとしての地位を足掛かりに、70年以上の経験を活かし、この革新的な開発を支援するために最新のテクノロジーを提供していく計画です。
「Ruby(TM)を従来のテクノロジーよりも小型でコンパクトに設計するためには、全てのコンポーネントを見直して小型化する必要がありました。そしてTeledyne e2v社は当社のこの目標をサポートし、当社は見事にRuby(TM)を市場に導入する事が出来ました。私達は、放射線治療分野における革新的なテクノロジー、信頼あるRF高周波技術、そして互いの経験を共有し、粒子線治療装置の提案と患者の治療の受け方をそれぞれ変革させていきます。」とLeo Cancer Care社のCEOであるStephen Tow氏は述べています。
Leo Cancer Care::
https://www.leocancercare.com/