LGBTQ等の性的マイノリティ支援に取り組む 認定NPO法人 虹色ダイバーシティ(大阪市)村木 真紀、特定非営利活動法人グッド・エージング・エールズ(東京都)松中 権、にじいろかぞく(東京都)小野 春の3者は、アメリカ国務省の主催するIVLP(International Visitor Leadership Program)のアラムナイとして、共同で「US-Japanレインボーキャンプ」と題して、子育てするLGBTQとLGBTQユースの交流会を実施しました。実際に本イベントに参加された方たちの声も含め、報告会を2021年12月15日(水)19:00より、オンラインにて実施いたします。
10月に大阪、11月に東京で開催したイベントは、新型コロナウイルスの感染対策のため予約制で人数制限を設けて実施しましたが、約50名が集まり、子どもは0歳から30代まで、ユースは大学生や20代の方が参加し、お絵かきやグループトークを通じて交流を楽しみました。
SNSなどではLGBTQが少子化の原因等という誤解を招く議論もあり、子育てするLGBTQは日本社会の中でカミングアウトが難しく、ほとんど可視化されていません。実際には多くのLGBTQが子育てをしているにも関わらず、お互いに交流する機会も少ないのが現状です。また、LGBTQユースにとっては、同性婚ができない日本において、子どものいる家庭を持つイメージを持つのは本当に難しいことです。今回のイベントは、子どものいるLGBTQとユースがお互いに交流する良い機会になり、参加者からはまたこうしたイベントを開催して欲しいという声が多く、非常にニーズが高いことが分かりました。
イベントに先立ち、子どもを持つ日米のLGBTQからのメッセージ動画を日英字幕付きで作成し、YouTubeで公開したところ、講演や研修に使いたいというお声をいただき、非常に好評でした。
https://www.youtube.com/watch?v=eGWgnXY6xMU&list=PLyTx6gfi7FSTKkQtMZK9gUH1olFa2RASn
本イベントの報告会をオンラインで実施いたします。どなたでもご参加いただけますので、是非ご視聴ください。
<報告会概要>
■日程(YouTubeにてライブ配信)
2021年12月15日(水)19:00〜20:00
■参加URL
https://youtu.be/2OPYpxGZ83s
■詳細
https://nijiirodiversity.jp/3472/
■参加者の声(抜粋)
実際にセクシャルマイノリティの家族に会えたことだけで、私たち家族には心強い体験になりました。また、色んな方の経験談を聞くことで、これから経験するであろうことに備えることができると安心材料になりました。
実際に子どもを育てている同性カップルの方々に直接お話を聞くことができ、もちろん同性カップルならではの課題や悩みはあるとは思うが、同時に普通の家族と何ら変わらない部分もちゃんと目にすることができました。
自分はまだ大学生で、自身の周りの当事者も同じ年代の人が多く、将来の漠然とした不安を人生の先輩方との交流を通して具体的なイメージをすることができました。
■当日の模様
※このリリースは虹色PRパートナーが配信しています。
■虹色PRパートナーについて
虹色PRパートナーは、特定非営利法人虹色ダイバーシティと株式会社プラップジャパンによる共同プロジェクトです。LGBTなどの性的マイノリティがいきいきと働ける職場づくりのための調査・講演・コンサルティングなどを行う虹色ダイバーシティと、広報・PRの支援・コンサルティング事業を通して社会・文化の発展に寄与するプラップジャパンの強みを生かし、様々な企業や団体の、LGBTなどの性的マイノリティに関連するコミュニケーション上の課題を解決することで、よりよい社会づくりに貢献することを目指します。