教育研究機関として地球社会の未来へ貢献するため、SDGsの推進を掲げる東洋大学(東京都文京区/学長:矢口悦子)は、SDGs活動の一層の活性化、充実および発展を図るために、本学の学生個人または学生団体に対して「東洋大学SDGsアンバサダー」の称号を付与する制度を設けました。2021年11月2日(火)に、学生49名が制度初の「東洋大学SDGsアンバサダー」として誕生しました。
SDGsに示されている地球規模の課題解決には、学際的な連携や協働が不可欠であり、教育研究を担う大学に期待されるものは大きいと捉えています。13学部15研究科の多様な「知」を有する総合大学である本学は、2021年6月に「学校法人東洋大学SDGs行動憲章」を制定しました。これに基づき、教育、研究、社会・国際貢献、環境貢献、ダイバーシティ&インクルージョンの多方面からSDGsに貢献する取り組みを加速させています。
■参考:学校法人東洋大学SDGs行動憲章(
https://www.toyo.ac.jp/sdgs/charter/ )
この度、SDGsが掲げる2030年の社会で中核を担う学生の力により、本学のSDGs 活動の一層の活性化、充実および発展を図るために、「学校法人東洋大学SDGs行動憲章」に賛同し推進する本学の学生個人または学生団体に対して「東洋大学 SDGs アンバサダー」の称号を付与する制度を設け、学生49名を認定しました。
SDGsアンバサダーの学生は、制度の目的や自身が担う役割、活動に必要な基礎知識や学内外の活動事例を学ぶスタートアップセミナーを経て、学内の関係委員会で推薦・承認され、学長から称号を付与されます。今後、「本学のSDGs活動への参画」「本学のSDGs活動の普及推進のための情報発信」を活動の軸とし、学生たちが自ら考え、企画等を検討し、SDGsへ貢献するために行動していきます。
今回認定された学生は、1年生13名、2年生11名、3年生24名、4年生1名の計49名です。それぞれが強い想いを持ってSDGsアンバサダーに応募しています(一部抜粋)。
「これからも、そして次世代も快適に過ごせる環境づくりに勤しんでいく、その上でSDGsが重要な役割を担っていると思ったからです。未来を担う1人の人間として、取り組んでみたいと思います。」
「近年SDGsはホットなワードですが、ゼミで触れた際、一時的なものではなく何十年先も意識し続ける必要があると感じました。しかし、自分には関係ないと思っている人、そもそも興味ない人が多いので、多くの人に認知してもらい行動に移して欲しいなと思いました。その為に個人よりも団体で行った方が影響力があると感じたからです。」
「私の大学生活での4年間の目標は、SDGsの達成に貢献し環境保全活動を主体的に行い、周囲の人々にSDGsを広めることです。」
「イベントや取り組みを通して、学生に対して、他人事ではなく自分ごととして、SDGsや自分自身、自分を取り巻く社会環境とその背景を知ってもらえるように活動し続けます。」
「詳しい知識があるわけではないけれど、何か行動を起こさなければいけないと思ったからです。」
「東洋大学のSDGsイベントに参加し、SDGsについて知ることはできたのですが、これまでなかなか行動に移せませんでした。『知る』で終わらせず、SDGsの問題解決に向けて自ら活動を行えるようになりたいと思い、このプロジェクトに参加しました。」
「日本は世界の中でもかなりのジェンダー平等後進国であるという事実に危機感を感じており、卒業論文のテーマ候補として本や論文から学んでいます。そのため、特にジェンダーの話に関してSDGsアンバサダーに参加して知見を深めたいと考えているため申し込みました。」
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
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