京王プラザホテルチェーン(新宿、多摩、八王子)は、2021年9月10日(金)に観光庁による「観光施設における心のバリアフリー認定制度」で、東京都で唯一認定を受けました。これは、SDGsの目標の一つである「人や国の不平等をなくそう」につながるもので、宿泊施設として健常者を含め障害者や高齢者などが安全・快適にお過ごしいただける設備を有していること、そしてコミュニケーションを円滑に図る為にツールを導入するだけでなく、従業員による接遇研修など社内教育を含めた意識啓発などに積極的に取り組む企業として認定を受けたものです。
京王プラザホテル(新宿)は、1988年にリハビリテーション世界会議が開催されたのを機に、長年に亘り様々な形でユニバーサルサービス推進を業界に先駆け行ってまいりました。3ホテル全てにおいてユニバーサルマナー検定やサービス介助士の取得に向けた社内研修を実施し、ユニバーサルサービスの質の向上に努めております。また2002年に設立した社内横断プロジェクトチーム「バーズアイ」は、社員が主体的にバリアフリーを推進していく社内風土を醸成しており、これまでに 延べ300人以上が参加しています。
「バーズアイ」メンバーの“より積極的に社会貢献をしたい”との思いから毎年開催しているチャリティイベント『ボランティアプラザ』では、駅やホテルのユニバーサルサポート体験など「心のバリアフリー」に関する理解を深めるための一般向けの活動もしています。さらに、補助犬ユーザーの参加による社内防災訓練を実施し、障害ごとの避難誘導の検証も進めております。施設や設備としては、2004年には磁気ループシステム等の視覚や聴覚に障害のある方とのコミュニケーションツールを導入し、2007年には補助犬専用トイレの設置し、2018年には、既存の10室をより多くの方に使いやすく改装するとともに、新たにより広い部屋を3室増室し合計13室のユニバーサルルームをご用意いたしました。
京王プラザホテルでは開業当時より基本理念である「生き生きとしたヒューマンスペース=広場(プラザ)の創造」のもとに、バリアフリーやエコロジーへ取り組みを推進しております。
※京王プラザホテル(新宿)では、2019年4月に東京都による「平成30年度『心のバリアフリー』 サポート企業』に登録され、その中からさらに優れた取り組みをしている企業11社の1つとしてホテル業界で初めて「平成30年度 東京都『心のバリアフリー』好事例企業」に選定されております。
■本件に関するお問合せ先 : 株式会社京王プラザホテル
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