大学通信から中学・高校のニュースリリースをお送りします。
樟蔭中学校(大阪府東大阪市)では、情操教育の一環として、全生徒による「花育プロジェクト」の取り組みを行っております。
生徒の「長引くコロナ禍の中、少しでも地域の人たちに笑顔と元気を届けたい」という思いから、東大阪市立永和図書館大蓮分室や河内小阪駅周辺のお店の協力を得て、22個のお花のプランターが各場所に並んでいます。
7月13日(火)に、中学生3名が東大阪市立永和図書館大蓮分室に伺い、図書館の方々と交流を深めます。
【本件のポイント】
●情操教育の一環で、生徒全員が種から花を育て、優しさや美しさの気持ちを育む
●花や緑を通じて、地域の人とつながり、世代間交流を経験
●生徒同士が協力しながら花を育てることで、コミュニケーション能力を養う
【本件の内容】
■本校の教育目的につながる「花育」
「花育」とは、花や緑に親しみ・育てる機会を通して、子どもたちにやさしさや美しさを感じる気持ちを育む活動(農林水産省HPより)で、下記の3つを目的としています。
・やさしさや美しさを感じる情操面の向上
・花やみどりを介した地域活動のつながり、世代間交流を深める
・自然環境、生態系維持に貢献し、健全な環境づくりに関わる
本校は、この「花育」を実践することで、本校の教育目標の一つである「豊かな情操の育成」につなげ、この活動を通して健全な環境づくりの学習にも取り組んでいます。
■種から育てた花で地域の人たちに笑顔を届けたい
昨年度からスタートしたこの「花育プロジェクト」は、中学1年生~3年生が校内の畑の一部を花壇へ作り替え、株式会社竹中庭園緑化※の協力・指導を受けながら「除草」「土づくり」「植え付け」の工程を行い、花を育てていく半年間のプロジェクトです。2021年度前期は、夏の花として、「ミニヒマワリ」、「キバナコスモス」、「ケイトウ」、「ニチニチソウ」の4種類を水やりしながら大切に育てました。今回、長引くコロナ禍の中、育てた花を楽しんでいただき、多くの地域の方々に笑顔と元気を届けたいという思いから企画しました。
※株式会社竹中庭園緑化HP
https://www.takenaka-teienryokka.com/
■図書館での交流会
・開催日時:7月13日(火) 14:00~(1時間程度)
・開催場所:東大阪市立永和図書館大蓮分室
(JRおおさか東線「衣摺加美北駅」から徒歩約12分)
・内容:中学生3名が永和図書館大蓮分室の館長にお礼を伝え、交流を深めます。
■生徒のコメント
〇樟蔭中学校 2年生 K・Mさん
育てている花の花言葉が今の中2の私たちにピッタリなので、どんな花が咲くのかとても楽しみでした。雑草抜きが意外と大変でしたが、抜き終わった後、達成感があって楽しかったです。私たちの愛情を込めて育てたお花がしっかり咲いて、そのお花で癒される人が1人でもいたら嬉しいです。この取り組みを通じて花への興味がわき、自分で花を買って部屋に飾ってみたりもしました。
〇樟蔭中学校 2年生 U・Nさん
綺麗に花が咲くといいなと思いながら取り組みました。昨年、雑草まみれだった畑を綺麗にした時は、とても嬉しかったです。水やりでは日差しが厳しかったですが、一生懸命育てました。花が綺麗に咲いた時は嬉しかったです。昨年からこの活動に取り組んで、環境への意識が変わりました。家でもコスモスやビオラを育ててみたいです。
〇樟蔭中学校 2年生 H・Sさん
クラス全員で取り組むことによってコミュニケーションが生まれ、前より一層仲良くなれました。草むしりは大変でしたが、雑草に栄養が取られないように、定期的に草むしりをしました。私たちの育てた花で季節感を感じてもらい、地域の皆さんがゆったりとした明るい気持ちを持ってもらえれば嬉しいです。身の周りに花があるだけで明るい気分になるので、私も家で花を育ててみようと思いました。
※当日にお越しいただけない場合は、写真提供も可能です。
生徒への取材についても対応可能です。
つきましては、ご多忙のところ恐縮ですが、
是非、取材・掲載のご検討をよろしくお願いいたします。
▼本件の詳細
・樟蔭学園プレスリリース
https://www.osaka-shoin.ac.jp/files/2216/2545/9407/2021.No.5_.docx.pdf
▼本件に関する問い合わせ先
学園広報課
梶田・康原・江田
住所:大阪府東大阪市菱屋西4-2-26
TEL:06-6723-8152(平日9時~17時)
FAX:06-6723-8263
メール:gakuen-pr@osaka-shoin.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/