テンセントクラウド、日本発ライブストリーミングプラットフォーム 「.yell Live」をサポート インフルエンサーのライブストリーミングやファン交流を強化




全世界のライブストリーミングプラットフォームを支援するため多様なシナリオを提供

【2021年7月2日 東京発】 – 中国の大手テクノロジー企業Tencent(本社:中国深セン、CEO馬化騰(ポニー・マー)、以下テンセント)のクラウド事業部門として付加価値の高いサービスを提供するテンセントクラウドは、インターネット上で活動するインフルエンサーや著名人による影響力が国内で拡大していることを認識するなか、このたびライブストリーミングアプリ「.yell Live」をサポートすることを発表しました。


.yell Liveは、アイドルやアーティスト、インターネット上の著名人などの配信側と、ファンとの距離を縮めることで、ファンからの支援獲得を容易にするプラットフォームとして利用されています。テンセント・リアルタイム・コミュニケーション(https://intl.cloud.tencent.com/jp/product/trtc?lang=jp&pg=)(TRTC)および美肌フィルターSDKを搭載した.yell Liveが保有するオンラインショップインフルエンサー管理などのサービスとシームレスに統合され、プロセスにおけるビジネスの整合性と成長を促進することで、より多くの個人が自分を表現できる世界の拡張を支援しています。

ライブストリーミングを通じたインフルエンサーマーケティング
このたびの協業は、インフルエンサーによるライブストリーミング件数の急増に対応するものであると同時に、世界規模のeコマース動向とも連動するものです。継続するパンデミックの状況下において、実店舗での購買が制限される一方、ライブストリーミングが2021年の最大のトレンドであるという報告もあり、今年度の市場規模が60億米ドル、2023年までには250億米ドルに達するものと予測されています。さらに、米国の47.9%の消費者がソーシャルメディアプラットフォーム上のインフルエンサーをフォローしていることから(※1) 、企業ではマーケティング戦略として著名人の活用を検討する動きも活発化しています。

アジアならびに日本も同様の市場動向が見られ、著名人の活用が上昇傾向にあります。グローバル市場でのインフルエンサーマーケティングへの支出は、2022年までに最大150億米ドルへと増加することが見込まれています。2020年に東京在住の20~35歳の女性ユーザーのうちの65%が、インフルエンサーの投稿を見た後で、商品やサービスを購入するために検索を行ったことが明らかになっています(※2)。

ファンとアーティストの交流を促進させている.yell Liveは、テンセントクラウドを活用することで、ライブ・ブロードキャスト・プラットフォームとして低遅延性と安定性を獲得するだけでなく、高品質のビューティフィルターなどの機能提供も実現させました。また、テンセントクラウドは、SDK(Software Development Kit)としてビューティー機能を提供することで、著名人、インフルエンサー、主催者などの間で必要とされるプレゼンテーションやストリーミングにおける高品質な機能の強化を容易に開発できる体制も支援しています。

TRTCが提供可能な機能に含まれる品質、セキュリティ、信頼性は、全世界に数多くの受益者がいることからも実証済みであり、データベース管理とインフラストラクチャに関するプレミアムなサポートと応答サービスを提供するソリューションプロバイダーのbravesoft(https://intl.cloud.tencent.com/jp/customer/detail/684)や、クラウドゲーミングプラットフォーム「OOParts」を開発運用しているプラットフォーム企業のBlack Inc.(https://intl.cloud.tencent.com/jp/customer/detail/683)、オンラインデートおよびマッチングサービスプラットフォームのWith(https://intl.cloud.tencent.com/jp/customer/detail/682)といった日本企業にも活用されています。

テンセントクラウド・インターナショナルのシニアバイスプレジデントであるPoshu Yeung(ポシュー・イェン)は、「私たちは.yell Liveが、オンラインインフルエンサーや著名人、さらには企業やサービスに対して、ファンやターゲットオーディエンスと交流するための信頼性の高い安全なプラットフォームの提供をサポートできることを嬉しく思います。テンセントクラウドの数多くのパートナーが、複数の地域において既に成功を収めていることからも、.yell Liveに効果的にメリットを提供できることをお約束できます。さらに、当社ではライブストリーミングの需要がかつてないほどの高まりを見せる中、信頼性と品質の高いサービスを全世界のより多くのプラットフォームに提供できることに期待しています」と述べています。

yell株式会社の代表取締役 岩崎氏は、「.yell Liveは、多くのライブ配信がサービス提供するレッドオーシャンに参入するわけではありません。でんぱ組.incやバンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHIなど、多くのアイドルが所属するプロダクション2社をグループ企業に持ち、媒体会社ではなくアイドルビジネスのプロフェッショナルとして、アイドル/アーティストなどのプロの表現者とファンの方々とのコミュニケーション、応援の仕組み、形を、より双方の満足度を高めたいという想いから、独創的で先進的な手段として.yell Liveを開発しました。
.yell Liveの開発は続いており、ライブ配信/デジタルコンテンツ販売中心のサービスから将来的にはVOD、ライブコマースの搭載も視野に入れております。
このデジタル時代に加え、新型感染症の影響がある今の時代において、テクノロジーによって誰もが気軽にフォロワーにとってプラスの影響を与え、新しいトレンドを誘発できます。.yell Liveは、テンセントクラウドからの支援を通じて、アーティストやエンターテイナーのスムーズなライブストリーミングを支える一員となれることを、大変嬉しく思っています」と述べています。

テンセントクラウドは、テンセントのインフラ構築機能と大規模なユーザープラットフォームとエコシステムの利点を融合させることで、信頼性に優れた高パフォーマンスを実現させているパブリッククラウド・サービスプロバイダーです。テンセントクラウドは、高度なインフラやレジリエントな環境を必要とする公的機関やオンラインゲーム、ライブブロードキャスト、金融サービス分野などの民間企業に対して、グローバルなアクセスと幅広いサービスを提供しています。

(※1)Marketing Dive. (https://www.marketingdive.com/news/livestreaming-popularity-set-to-grow-in-2021-coresight-research-forecasts/599288/)2021年4月28日
(※2)Japan Buzz. (https://www.japanbuzz.info/japanese-influencer-marketing-trends-for-2021/)2021年1月7日


テンセントクラウドについて
テンセントクラウドは、テンセントのクラウドサービス事業部門として、業界をリードするクラウド製品やサービスを世界中の組織や企業に提供しています。テンセントは世界各地に有する堅牢なデータセンターインフラストラクチャを活用し、クラウドコンピューティング、ビッグデータ分析、AI、IoT、セキュリティを始めとする高度なテクノロジーを統合し、スマートエンタープライズのシナリオに集約しています。また、業界向けの総合ソリューションとして、金融、教育、ヘルスケア、小売、産業、交通、エネルギー、ラジオおよびテレビ等の業界向けスマートエンタープライズソリューションを提供しています。

【報道関係者からのお問合せ先】
テンセントPR事務局(旭エージェンシー内)
担当: 沖山
Email:Tencent@asahi-ag.co.jp

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組織名
テンセント
ホームページ
http://tencentjapan.com/

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