オランダ・ハーグに拠点を置くウェットスキルズ財団は、駐日オランダ王国大使館協力のもと、水問題に特化したプログラム、「ウェットスキルズ ウォーター チャレンジ」を日本で初開催いたします。このプログラムは2010年に始まり、アメリカやインド、南アフリカを含む23ヵ国で計40回以上開催されている国際イベントです。東京オリンピック開催に合わせ、オランダのナショナルハウスを担うデジタルプラットフォーム、『TeamNL Tokyo Expo』*を拠点に、この度日本でのオンライン開催が決定いたしました。日本からは、東京大学や国際連合大学等、オランダからはライデン大学やデルフト工科大学等の学生らが参加します。多分野にわたる国際的なチームを結成し、2週間かけて企業や政府組織から与えられる、洪水、都市用水、海上風等の実課題に取り組みます。既成概念にとらわれない革新的なアイデアで、持続可能な社会のための具体的な解決策立案を目標にしています。8月5日には『TeamNL Tokyo Expo』にて最終発表を行います。
【ウェットスキルズ ウォーターチャレンジ Japan 2021】 ※オンライン
期間:2021年6月29日(火)~8月5日(木)
最終発表
:2021年8月5日(木)『TeamNL Tokyo Expo』にて一般公開
https://teamnlexpo.com
※メールアドレスご登録の上、ご参加いただけます。
特設サイト
:
https://wetskills.com/event/wetskills-japan-2021/
【プログラム日程】 ※変更が発生する可能性がございます
6月29日(火) 1日目: プラットフォーム『TeamNL Tokyo Expo』にて挨拶・顔合わせ
7月1日(木) 2日目: チームでの活動スタート、ウェットスキルズからのワークショップ
7月6日(火) 3日目: 専門家との座談会やチーム内でのブレインストーミングと行動計画の作成
7月8日(木) 4日目: 振り返りや行動計画の議論、専門家による相談会や講演
7月13日(火) 5日目: コミュニケーションの講習会、トレーニング
7月15日(木) 6日目: チームでの活動、コーチセッション、専門家との相談会や講演
7月20日(火) 7日目: チーム活動、水/エネルギー/食糧のイノベーションについて専門家との相談会等
7月23日(金) 8日目: オリンピック開始、社会活動
7月27日(火) 9日目: チームでの活動、コーチセッション、専門家との相談会や講演
7月29日(木) 10日目: プレゼンテーションの事前練習、参加者とのフィードバックセッション
8月3日(火) 11日目: ポスター・論文等の締め切り日
8月5日(木) 12日目: 決勝戦・表彰式
【ウェットスキルズ アンバサダー】
ウェットスキルズ アンバサダーは、ウィンドサーフィン世界選手権3連覇中であるオランダのキラン・バドロウ選手が務めています。東京オリンピックの出場も決定しているバドロウ選手から、今イベントの紹介です:
https://youtu.be/r14zaLyRol0
キラン・バドロウ選手のコメント
水問題は世界中で起きています。専門家たちと共に、国境を越えた協力関係を築いていける、才能と好奇心にあふれた若者たちを必要としています。
*『TeamNLTokyo Expo』とは
オランダオリンピック委員会・スポーツ連合(NOC*NSF)とオランダ国立スポーツセンター・パーペンダル(Papendal)が、オランダ外務省と駐日オランダ王国大使館協力の元、作り上げたデジタルイベント空間。スポーツは社会的発展の動力であるというオリンピックの価値に基づき開設されたこのプラットフォームでは、「食料・水・エネルギーの連環(ネクサス)」、「ハイテク・イノベーション」、「バイタリティ」の3つを主題として、 日蘭間のマッチングイベントやオンラインプレゼンテーション、オランダ人アスリートに関する情報共有などを行っています。
https://teamnlexpo.com ※メールアドレスご登録の上、ご参加いただけます。
【駐日オランダ王国大使館】
長い日蘭交流の歴史を基礎とし、オランダは現在においてもローカル・グローバル規模の課題解決や、ビジネス活動を促進するためのパートナーでありたいと思っております。オープンで創意に富み、包括的なオランダならではの活動を通して、社会・経済・文化におけるスポーツの力を、この夏皆さまにご紹介していきます。