上賀茂神社（正式名：賀茂別雷神社）で10年ぶりに執り行われた神馬「神山号」の交代式「神馬奉献退任奉告祭」において、京都産業大学馬術部部員4人が神馬の馬引きの役割を担った。




京都産業大学馬術部は、大学の開学と同時に体育会第1号のクラブとして創部され、全日本学生馬術大会や関西学生馬術大会において、いくども団体優勝や個人優勝を飾るなど、歴史と実績のある団体で、卒業生の佐渡一毅さんは東京オリンピックへの出場が内定している。その一方で、日々の厩舎活動・試合活動だけでなく、さまざまな「社会貢献活動」も行っており、1974年から上賀茂神社の依頼を受け、祭典へのご奉仕や神馬舎で参拝者をお迎えする役割を担っている歴代神馬のお世話を本学厩舎で行っている。

このたび、上賀茂神社では神馬「神山号6世」が、高齢のため2011年からの奉仕を終えて引退し、「神山号7世」として10年ぶりに新たな神馬を迎えることとなり、2021年6月16日に「神馬奉献退任奉告祭」が執り行われた。本祭典において、馬術部部員4人が境内での現神馬と新神馬の馬引き役で携わった。馬引き役を担った学生は、「「神馬奉献退任奉告祭」に奉仕させていただき、貴重な体験ができた。神山号6世はこれまで多くの人々に親しまれており、神馬という役割を務めてくれたことに大変感謝している。今後は神山号7世が皆様に親しんでいただけるよう、私たち部員一同も精一杯お世話したいと思う。」と話した。
今後「神山号7世」は、本学馬術部の厩舎で過ごし、日曜祝日および上賀茂神社の祭典日には神社の神馬舎で参拝者を迎える。


むすんで、うみだす。　　上賀茂・神山　京都産業大学


関連リンク
・上賀茂神社の神馬「神山号」が10年ぶりに交代！京都産業大学馬術部が神馬の交代式で馬引きを担当
　https://www.kyoto-su.ac.jp/news/2021_release/20210614_345_release_ka02.html
・京都産業大学馬術部
　https://www.bajutubu.jp/
・賀茂別雷神社（上賀茂神社）
　https://www.kamigamojinja.jp/



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