大学通信から中学・高校のニュースリリースをお送りします。
武蔵野学芸専門学校高等課程(武蔵野市)が設置している美術大学進学コースでは、今年度21名の美術大学合格者を輩出した。同校は入学定員40名の少人数制の学校だが、高い指導力で生徒たちの「美術大学に進学したい」という夢を達成させている。
同校はアート教育を軸とした「美術系高等専修学校」として成長を続けている。コース別の少人数制教育による授業は、徹底的に個性を伸ばし、生徒が持つ素養を大切にする指導をしている。2020年度の美術大学合格実績は多摩美術大学10名、武蔵野美術大学5名、東京造形大学1名、女子美術大学2名をはじめとした関東難関美術大学を中心に計21名が合格。人気の高いグラフィックデザイン学科へ5名の合格者を輩出した。生徒の中にはイラストレーターを目指すために本校の専門課程に進学する生徒もいる。
同校学校長の三上慎之介氏は「アートの世界は高校教育から美術大学に進学できるように道が繋がっていない」と語っている。つまり、多くの普通科の高校で学ぶ美術教育では美術大学進学を目指すことは不可能なのだ。この繋がらない道の代わりに多くの美術予備校がHub的な役割を持つ教育機関となっているが、本来は学校教育の中で高校から大学へとつながる道を提供できることが重要だと三上氏は語っている。次年度は美術大学進学コースの他にイラストコース、ファッションコースを新たに設置し、教育内容を拡充する。
三上氏は「これからは美術大学進学だけではなく、アート、デザインのさまざまな道を提供できる学校として、生徒の夢を全力でサポートするので、ぜひ入学してほしい」と語った。
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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