新潟県は、佐渡市の「佐渡島(さど)の金山」の世界文化遺産登録の国内推薦を見据え、佐渡の各地域に根付く伝統芸能「鬼太鼓(おんでこ)」集団の協力のもと、佐渡金銀山の魅力とともに、自然や歴史、文化を紹介する佐渡の
PR動画「鬼が滅んでいない島 佐渡島」を3月12日(金)にYoutubeで公開し、公開後10日間で23万回再生を達成しました。
新潟県では、400年以上の歴史を持つ佐渡金銀山を人類共通の財産として未来に伝えていくため 「佐渡島(さど) の金山」として世界文化遺産の登録を目指しています。
この度公開した「鬼が滅んでいない島 佐渡島」では、佐渡島の自然や文化・歴史を紡ぐ伝統芸能「鬼太鼓」集団の協力のもと、佐渡金山の「道遊の割戸」をはじめ、江戸時代の町並みを色濃く残す「宿根木」や佐渡屈指の景勝地「尖閣湾」などの人気の観光地や、SNSでも話題の「北沢浮遊選鉱場」など、佐渡の自然や歴史、文化を象徴する場所で、神の化身とされる「鬼」が五穀豊穣を願って舞う動画となっています。
新潟県では、これからも「佐渡島(さど)の金山」を人類共通の財産として未来に伝えていくために、世界文化遺産の登録および国内推薦に向けて、佐渡島の自然や文化などの魅力の普及啓発や情報発信、登録推進、保存整備・活用の活動を続けてまいります。
【参考資料】
鬼太鼓(おんでこ)について
鬼太鼓とは、鬼や獅子、笛、太鼓などがチームとなり五穀豊穣、大漁、家内安全などを祈りながら「門付け(かどづけ)」といって集落の家々すべてを回って悪魔を払う、佐渡地域で伝承されている神事です。現在は島内の125前後の集落で行われていますが、それぞれが独自に発展し、継承も口伝のため“同じ鬼太鼓がふたつとない”ほどです。例祭日は、田植え前の4月15日を中心とする「春祭り」と、収穫前の9月15日を中心とする「秋祭り」に大別されています。
鬼太鼓が見られる佐渡のイベント
■佐渡國鬼太鼓どっとこむ
「鬼太鼓」や「佐渡おけさ」を代表とする佐渡の郷土芸能が一堂に会し、毎年25組前後の芸能団体が参加、観客は1万人を超える人気イベントです。佐渡島内で伝承されてきた各地域の芸能を居ながらにして鑑賞できます。特産品を味わえる屋台も出店、新鮮な佐渡沖の魚介類、佐渡地酒などが楽しめます。
【2021年の開催詳細】
開催日: 2021年5月23日(日)
開催時間: 午前9時~午後4時
開催場所: 両津港おんでこドーム(新潟県佐渡市両津湊64−1)
主催: 佐渡國鬼太鼓どっとこむ実行委員会
URL:
http://www.sadokoku-ondeko.com/
問い合わせ先: 両津商工会 TEL 0259-27-5128
ご来場の注意事項: マスク着用をお願いいたします。
体温の確認(37.5℃以上の方の入場はお断りいたします。)
※新型コロナウィルス感染症の対策を実施の上開催予定ですが
感染拡大の状況によってイベント自体が中止・延期になる可能性がございます。