ポストコロナ時代、客家の美を台日共同で発信

台湾、台北 - Media OutReach - 2021年3月15日 - 台湾と日本は長年にわたり歴史的、文化的、経済的に深い関係にあります。かつて多くの台湾客家が日本を移住先として根を下ろし、現在、特に東京や大阪に集中して生活しています。2018年4月には客家委員会の楊長鎮現主任委員が客家の人々の住むこの2都市の懇親会に出席するため、代表団を率いて訪日しました。この際、当時の畠利行福島県副知事を訪問し、東日本大震災で被災した福島の人々へのお見舞いの言葉も伝えられました。また福島の人々を台湾の台三線沿線の客家のふるさとへの慰安旅行に招待しました。

早速同年12月には福島県南相馬市の中学生を台三線沿線への旅に招待しました。四日間の日程の中、日本からの生徒たちは桃園、新竹、苗栗で客家文化に間近に触れ、客家の人々のもてなしや料理は忘れられない思い出となりました。

台日のさらなる友好交流を図るため、客家委員会が招聘した著名な日本人イラストレーター、小池アミイゴさんが来台し、アーティスト・イン・レジデンスとして2019年8月から9月にかけ、台三線沿線の客家のふるさとで創作活動を行いました。2カ月の滞在期間中に、客家の風景、食、感性を描いた多くのドローイング作品が誕生しました。

現在、客家委員会では、小池さんの豊かな発想が詰まった作品と客家のふるさとでの体験をつづった文章を合わせてまとめています。今年末に出版予定の作品集は台湾と日本の書店店頭とオンラインで販売します。

客家委員会は日本人の眼差しで描かれた小池アミイゴさんの作品集により、さらに多くの日本の人々に客家の文化に興味を持っていただきたいと考えています。また、新型コロナウイルス感染症の終息後には皆さんに台湾を訪れ、台三線沿いの客家のふるさとに足を運んでもらいたいと願っています。
本件に関するお問合わせ先
Sophia Wu
メール:ha0377@mail.hakka.gov.tw

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組織名
Hakka Affairs Councils
ホームページ
https://english.hakka.gov.tw/

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