[5]2回目の緊急事態宣言宣言(2020/1/7)が発出されたときに、仕事内容に変化があると回答した割合は全体の15.3%だった。
[6]2回目の緊急事態宣言宣言(2020/1/7)が発出されたときに、仕事の量は「変わらない」と回答した割合が最も多く、全体の66.7%であった。
【調査概要】
対象者:障がい者総合研究所アンケートモニター
実施方法:インターネット調査
アンケート期間:2021/1/19~2021/1/22(有効回答者数:222名)
■障がい者総合研究所・所長の見解
回答者の障害手帳種別の割合は、身体56%、精神41%、知的 2%。これは日本の障害3区分割合の概数(身体45.3%、精神43.5%、知的11.2%)と比べて、知的障害者の回答が少なめとなりました。また、身体障害の割合をさらに細かく見ていくと、回答者の属性は、
・肢体不自由… 28%
・聴覚・言語障害… 14%
・内部障害… 12%
・視覚障害… 2% となりました。
アンケート結果によれば、1回目の緊急事態宣言でテレワークやローテーション勤務(以下テレワーク等とします)の導入率は62.2%でした。
また、2回目の緊急事態宣言でテレワーク等が導入される見込みと回答した割合は(前回から継続導入されているという回答と合わせ)57.2%と、1回目の62.2%より5ポイント低下しており、第1波のときと比べ新しい働き方の浸透具合はあまり進んでいない様子が伺えます。1回目の緊急事態宣言時よりもテレワーク等の導入率が下がっている点からみても、テレワーク等が持続的な導入に至らず、一時的な措置として実施された面も伺えます。