大学通信から中学・高校のニュースリリースをお送りします。
実際に世界を「見て」「聞いて」「感じて」ほしい。そんな思いから武蔵野学芸専門学校高等課程(武蔵野市)では、教室を飛び出して現場を見に行くフィールドワーク型の授業を多く実施している。よりリアルな世界を描くためだけでなく、卒業後の進路への視野を広げるためでもある。今回は、小学館が発行する月刊コロコロコミックにて「ゾイドワイルド」を連載中の森茶先生のアトリエを訪問し、プロの漫画家の生活に触れた。
2020年12月14日、武蔵野学芸専門学校高等課程生徒、専門課程学生が「ゾイドワイルド」の作者、森茶先生のアトリエを訪問した。自主参加型のフィールドワークとして開催したこのイベントは、密かにマンガ家に憧れを持ちながらも一歩を踏み出せない生徒、学生の背中を押すためだった。
「マンガ家になるということは、売れるまでどれだけの地獄が見れるか」
はじめに作業部屋に案内してもらい、先生は生徒たちが事前に考えた質問に丁寧に答えてくれた。「趣味が仕事になるとはどのようなことか」「マンガとイラストの違い」などについて、率直な意見を述べつつも、マンガ家の魅力を語った。全員が質問できるような和気藹々とした空気の中、アシスタントの作業スペースへと移動し、自由見学時間となった。作業を進めるアシスタントと交流しながら、学生たちは、職業としてのマンガ家を目指すことのイメージを形成した。最後に生徒、学生それぞれが森茶先生に自らの作品を見せ、貴重なアドバイスをもらった。
【参加した生徒の感想】
武蔵野学芸専門学校高等課程では、美術を専門とした進学の支援だけでなく、学生本人の夢や希望を優先した指導を行ってくれている。今回のフィールドワークも自分の夢をなかなか口にできない学生の背中を押すために、担任の先生主催で行ってくれた企画だった。少人数制の教育だからこそ、生徒の小さな興味まで注目し、二人三脚で卒業後のキャリアを設計してくれるのが魅力です。(高等課程2年生)
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
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